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2015年8月

4.平成26年(1月~12月)における火災の状況(確定値)

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総務省消防庁

前年と比較すると、総出火件数は減少していますが、火災による死者数は増加しています。

1.総出火件数は43,741件、前年より4,354件の減少

 総出火件数は、43,741件で、前年より4,354件減少(-9.1%)しています。火災種別でみますと、建物火災が1,412件減少、車両火災が119件減少、林野火災が526件減少、船舶火災が5件減少、航空機火災が2件減少、その他火災が2,290件減少しています。

2.総死者数は1,678人、前年より53人の増加

 火災による総死者数は、1,678人で、前年より53人増加(3.3%)しています。負傷者数は、6,560人で、前年より298人減少(-4.3%)しています。

3.住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は1,006人、前年より9人の増加

 住宅火災よる死者(放火自殺者等を除く。)数は1,006人で、前年より9人増加(0.9%)しています。このうち65歳以上の高齢者は699人で、前年より4人減少(-0.6%)し、住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数の69.5%を占めています。

4.出火原因の第1位は「放火」、第2位は「たばこ」です。

 総出火件数の43,741件を出火原因別にみると、「放火」4,884件(11.2%)、「たばこ」4,088件(9.3%)、「こんろ」3,484件(8.0%)、「放火の疑い」3,154件(7.2%)、「たき火」2,913件(6.7%)、の順となっています。また、「放火」及び「放火の疑い」を合わせると8,038件(18.4%)となっています。

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