「幼年消防南丹船井地区大会」を開催
京都府 京都中部広域消防組合消防本部
幼年消防クラブ育成事業の一環として、令和元年11月8日(金)に「幼年消防南丹船井地区大会」を京都中部幼年婦人防火委員会、(一財)日本防火・防災協会及び京都中部広域消防組合の共催で開催しました。
この催しは、クラブ員相互の交流を深めるとともに、楽しみながら火に対する正しい知識を身に付けさせ、クラブ員の家族や地域住民の防火意識の高揚と「火事のない明るいまちづくり」を目的として開催しました。
大会当日は、南丹市及び京丹波町の幼年消防クラブ員455名が集まり、会場いっぱいに響く元気な声で、「絶対に火遊びはしません」と防火の誓いを行った後、みんなで火の用心の歌などの記念歌合唱をしました。
「歌はともだちコンサート」では、園児たちは歌のお姉さんと楽しんで歌を歌っていました。また、防火の内容が盛り込まれたミュージカル「ありとキリギリス」を鑑賞するなかで、楽しみながら火に対する正しい知識を身に付けさせることができました。
「令和元年度名護市幼年消防クラブ防火研修」を開催
沖縄県 名護市消防本部
名護市幼年消防クラブは平成24年に設立し、今年で7年目になります。
名護市の4・5歳児を対象に33保育園が加入し、現在1,090名の会員数で、主な活動内容は防火研修、火災予防広報活動、消防出初式防火演技となります。
令和元年11月12日(火)名護市消防本部と防災研修センターにて防火研修を開催しました。
この研修の目的は幼児期から火に対する正しい知識を理解させるとともに、消防に対する認識を深めることを目的としています。
今回の研修は6箇所にブースを設置、参加園を6班に分け引率者も参加、体験できるよう企画をおこないました。
第1ブースは、名護市防災研修センターでの防火ビデオ視聴。アニメ映像での火・煙の恐さを学び火遊び防止の教育を行いました。
第2ブースは、テント内でのスモークマシーンを使用し、煙の中では体を低くハンカチで口を押さえ、煙を吸わないように避難することを学びました。
第3ブースは、引率者を対象とし初期消火を目的とした水消火器の取り扱いを学び、職員による放水を見学しました。
第4ブースは、引率者を対象としたはしご車の乗車体験を行いました。
第5ブースでは、消防士さんのお仕事DVDを視聴し、普段、火事も含め日頃どのような仕事をしているか知ってもらいました。
第6ブースは、子供用の防火服を着て消防車輌前で記念撮影を行いました。
閉会式では、署長の「防火宣言」の合図後、園児全員で「火の用心私たちは火遊びをしません」と大きな声で宣言し防火研修を終了としました。
「第34回ちびっこ消防士防火運動会」を開催
大分県 臼杵市消防本部
秋の全国火災予防運動期間中の行事の一環として、「第34回ちびっこ消防士防火運動会」を令和元年11月12日(火)臼杵公園グラウンドにて実施しました。
この運動会は、臼杵市少年婦人防火委員会に所属する幼年消防クラブ員に、競技・体験を通じて防火に対する意識を養ってもらうと共に、クラブ員及び指導者の相互の親睦、及び市民の防火意識の高揚を図ることを目的としています。
ちびっこ消防士防火運動会は、市内の幼稚園・保育園の年間行事として定着しており、地元のケーブルテレビやNHKなど多くの報道機関に取材され、市民への防火広報にもつながっています。
Aゲーム(消火器神輿)
Bゲーム(消防車で出動)
運動会では幼年消防クラブ員が2チームに分かれ、Aゲームの消火器を載せた「みこし」やBゲームの「おもちゃ消防車」を使用するゲームや、組別対抗リレー、玉入れのほか、煙体験ハウス、放水体験、救助工作車との綱引きなどを行いました。今年は、(一社)日本火災報知機工業会から借用した住宅用火災警報器設置・取り替えイメージキャラクターの「とりカエルくん」により、火災の煙の怖さと住宅用火災警報器の大切さをアピールしました。子供達からは「面白かった」「煙の中は真っ白でとても怖かった」「水の勢いがすごかった」といった感想がありました。保護者の方からは「実際に体験することで、大人だけでなく子供達にも火災の恐怖を感じることができてよかった」と感想を頂きました。
みんなで玉入れ
放水体験
今後も、各行事や、訓練を通じて幼年消防クラブ員、市民が防火意識を高揚できる様に企画・運営に努力していきたいと思います。
救助工作車と綱引き
防火踊り
「第11回水俣芦北地域幼年消防大会」を開催
熊本県 水俣芦北広域行政事務組合消防本部
令和元年11月13日(水)水俣市中央公園にて「水俣芦北地域幼年消防大会」を開催しました。
この大会は、3年に1度開催し、今年で11回目の開催となります。家庭や地域への防火思想の普及を目的に結成された幼年消防クラブ員が一堂に会し、お互いの交流や友情を深め合う場となっており、管内のクラブ指導者や参加者はもとより、見学した保護者等への防火意識を広める一助となっています。
式典会場の様子
入場行進の様子
大会は3部構成となっており、第1部「式典」では、13クラブの園児達がそれぞれ消防ハッピに身を包み、元気に入場行進を行い開会しました。
第2部の「演技披露」では、8つの保育園・幼稚園が日頃練習した成果を披露し、会場内は大きな拍手に包まれました。また、サプライズとして水俣市のゆるキャラ「エコバラちゃん」が登場、クラブ員と一緒に楽しく歌とダンスを踊り、会場を盛り上げました。
演技披露(明光幼稚園)
演技披露(水俣幼稚園)
第3部「閉会式」は、クラブ員全員で「防火の誓い」を述べ、火の用心を約束しました。
その後、隣接するグラウンドに会場を移し、「わんぱく広場」と題し、消防職員とふれあいながらクラブ毎に消防車両の見学や、濃煙体験、水消火器による消火体験を通じ、身をもって防火の大切さを学びました。
防火の誓い
消防車両展示
「幼年消防フェスティバル」を開催
宮崎県 宮崎市消防局
秋季全国火災予防運動を前に、各消防署管内の幼年消防クラブを対象に令和元年11月15日(金)「幼年消防フェスティバル」を開催いたしました。
このフェスティバルは、火に対して興味を持ちはじめる幼年期に、防火・防災教育の一環として火の恐ろしさや火の正しい取り扱い方等を指導教育することにより、火遊び等による火災の減少を図ること。また、社会教育の一環として消防の仕事を理解してもらうことを目的に毎年開催しております。
今年も多くの園児や関係者に参加していただき、盛大に開催することができました。