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2023年1月

11. 【地方からの便り】柳川、静岡、三田、富士宮、宇城

目次

 以下の内容は(一財)日本防火・防災協会が民間防火組織の拡充・強化を図るため、共催により事業費の一部を助成した行事を掲載しております。

「令和4年度 防火教室」を開催
福岡県 柳川市消防本部


煙の話
 令和4年6月6日(月)から11月15日(火)までの期間中、柳川市内の16の幼年消防クラブを対象に、(一財)日本防火・防災協会との共催のもと「防火教室」を開催し、園児や保育士など約1,300名が参加しました。
 
 この「防火教室」は幼少期における防火思想の普及啓発、消防に対する理解を深めることを目的としています。内容は、防火や煙に関する話、煙体験、着衣着火の対処法(ストップ、ドロップ&ロール)、水消火器による放水体験、消防隊による車両展示などを行い、また感染症対策として、16クラブごとに実施しました。


煙体験

放水体験

 参加した園児たちは、見て、聞いて、感じて、身体を動かして、火災予防について、楽しく理解を深めているように思えました。
 
 最後に、防火教室で学んだことをクイズ形式でおさらいし、参加記念品を贈りました。園児たちの防火思想の普及啓発につながることができたと思います。


車両展示

記念品贈呈

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「令和4年度静岡県防火のつどい」を開催
静岡県 危機管理部消防保安課

 令和4年10月29日、(一財)日本防火・防災協会との共催により、三島市民文化会館小ホールにて「静岡県防火のつどい」が開催されました。当行事は、第1部 式典と第2部 アトラクションの2部構成となっています。

防火ポスター優秀作品
展示風景
 第1部では、防火功労者表彰及び防火ポスター優秀作品の表彰を行いました。当日、会場ホワイエには、佳作を含む防火ポスター作品38点が展示され、幼年・少年消防クラブの皆様が、防火への想いを筆にのせ表現した作品の数々に、御来場の皆様は目を惹かれていました。
 第2部では、地元の幼年消防クラブによる「芙蓉太鼓・鼓隊演奏」、日本大学演劇部による「紙芝居」といったパフォーマンスにより、ホール全体を元気なパワーで盛り上げました。
 県内の防火関係者一同、今後も力を合わせ防火・防災活動を盛り上げていくことを再確認し、今年度の防火のつどいも盛況のうちに幕を閉じました。


静岡県幼少年女性防火委員会会長表彰

第2部 アトラクション(鼓隊演奏)
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「広野地域防災訓練」を実施
兵庫県 三田市危機管理課


防災訓練会場(三田市立広野小学校)
 令和4年12月3日(土)三田市立広野小学校において「広野地域防災訓練」を実施しました。
 広野小学校区内の住民が自宅から避難を開始し、校内に設置の受付場所にて手指消毒及び検温を実施するとともに、避難者記録表に記入を行いました。
 校庭に集合して全員でシェイクアウト訓練、着衣着火消火訓練を実施しました。その後、地域ごとの班に分かれて、応急担架作成、消火器取扱(水消火器)、救命講習(AED・心肺蘇生)、車椅子取扱、防災グッズの展示と説明、防災倉庫内の防災資機材取扱等を約15分単位でローテーションし、実際に体験しながら訓練を行いました。
 このほか、小学生及び地域住民が協力し、水バケツリレーによる消火訓練を実施しました。また、防災ドローンを活用した避難広報を行うなど災害時の伝達手段としての役割を担いました。最後に、地元消防団によるはしご登り演技を見学しました。


救命講習

応急担架作成

 広野地域の防災訓練は、今年で8年目を迎えます。晴天の中での開催でしたが、実災害の際は、雨天等の悪天候であるかもしれません。いつ起こるか分からない災害に備えて、本日実施した様々な訓練を各地域で活かし役立てていただきたいと思います。
 また、地域住民の中で自助、共助の必要性を感じられ、防災への意識の高まりと、いざという時の備えについても考えていただける良い機会であったと思います。


消火器取扱い(水消火器)

水バケツリレー訓練
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「令和4年度 富士宮市火災予防フェスタ」を開催
静岡県 富士宮市幼少年婦人防火委員会

 令和4年11月6日(日)、富士宮市幼少年婦人防火委員会は、(一財)日本防火・防災協会及び富士宮市防火安全協会と共催し、市民と消防が触れ合いの場を持つことにより、防火防災思想の向上を目的とした富士宮市火災予防フェスタを開催しました。
 式典では、第33代ミス富士山グランプリである秋山さんを招待し、1日消防長委嘱式を行いました。その後、防火ポスター表彰が行われ、幼年・少年消防クラブ合わせて20人が1日消防長及び富士宮市消防長から表彰されました。


幼年・少年消防クラブの防火ポスター金賞受賞者

富士宮市消防長から幼年消防クラブ員へ賞状授与

 式典終了後、富士宮市防火安全協会や富士宮市婦人防火クラブ員により、火災予防啓発活動として、住宅防火に関するパンフレットや啓発品の配布を行いました。
 また、事前予約制の体験エリアでは、119番通報体験、水消火器体験、AR火災煙体験、起震車地震体験、はしご車のバスケット乗車体験を行いました。
 一般開放エリアでは、煙体験ハウス、消防車両・資機材展示、防災用品展示及び住警器設置状況アンケート、顔抜きパネル写真撮影、らくがきコーナーを設け、子どもだけでなく大人も楽しんでもらえるイベントとなりました。


はしご車のバスケットに乗車し、写真撮影

水消火器で消火体験
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「うき消防ふれあいフェア」を開催
熊本県 宇城広域連合消防本部

 令和4年11月12日(土)「うき消防ふれあいフェア」を開催しました。
 このフェアは、住民の防火・防災意識の高揚と住宅用火災警報器の普及啓発を図るためのフェアで、宇土シティモール屋外駐車場を会場とし宇城広域連合消防本部、宇城幼少年婦人防火委員会及び(一財)日本防火・防災協会の共催で実施しました。
 オープニングでは宇土市のゆるキャラ「うとん行長しゃん」と宇土エンゼル保育園幼年消防クラブ演技で盛り上げていただき、心肺蘇生、消火訓練、煙体験、ちびっこロープ渡り、ボルダリング、ホースボウリング、消防装備品試着体験、古い家庭用消火器回収、住宅用火災警報器設置推進、ペーパークラフト・消防キーホルダー作り、防火ぬりえ・建築相談コーナー及び消防車両の展示などの多彩な催しに大勢の御来場がありました。
 消防団員、少年消防クラブ員にお手伝いいただき、スタンプラリー方式で各コーナーを体験してもらい防火・防災の意識を充分に高めることができた有意義な一日となりました。

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