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2025年3月

5. 【幼少年消防クラブ】山口、広島、球磨

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 以下の内容は(一財)日本防火・防災協会が民間防火組織の拡充・強化を図るため、共催により事業費の一部を助成した行事を掲載しております。

「令和6年度山口県少年消防クラブ員夏期研修」を開催
山口県消防クラブ連合会
山口県消防学校

山口県消防クラブ連合会では、(一財)日本防火・防災協会との共催で、令和6年7月22日(月)から8月2日(金)までの間に、山口県消防クラブ会館において、「少年消防クラブ員夏期研修」を3回の日程で開催しました。

次代を担う少年・少女が、火災予防や防災に関する基礎的な知識の習得や消防活動などを通じて、家庭・学校・地域における防火・防災意識の普及につなげることを目的としたこの夏期研修は、日帰り研修と1泊2日研修が選択でき、参加しやすく、他のクラブとの交流も期待できるものです。


開講式

救命講習

防災士の指導による図上避難所運営と雨ガッパの作成、消火器の使い方や煙体験など、消防・防災に関する色々な学習・体験をしました。参加したクラブ員からは「来年も来たい。」という声があがり、指導者からも高い評価を受けました。

今後も、この研修に参加したクラブ員が「将来の地域防災の要」となることを期待して、内容の充実強化と参加者の増加に努めてまいります。


防災のお話

消防車体験搭乗・記念写真
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「令和6年度第1回少年消防クラブひろしま交流」を開催
広島県危機管理監消防保安課

結索教室

広島県内の他の地域の少年消防クラブ員と親交を深めるとともに、将来の地域防災の担い手育成を図ることを目的とした「令和6年度第一回少年消防クラブひろしま交流会」を令和6年8月22日(木)広島市総合防災センターで(一財)日本防火・防災協会共催で開催し、70名の少年消防クラブ員と30名の指導者が参加しました。

交流会では、救助活動において最も重要な技術の一つであるロープの使い方(結索)を学習したあと、水消火器や消火ホース、結索を使った障害物リレーなど、消防の用具を使ったアトラクションを通じて交流を深めました。

参加したクラブ員からは、「もっとたくさんの(結索の)結び方が知りたい」、「消火器がもっと使いたかった」。 また、指導者からは、「結索は大切なことなので(学べて)うれしい」、「他校との交流がないので、いい経験になった」という感想が聞かれました。


障害物リレー(水消火器)

障害物リレー(消火ホース)

応急手当

消防ヘリ見学
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「第24回上球磨地域幼年消防大会」を開催
熊本県 上球磨消防組合消防本部

上球磨消防組合は熊本県の南部、多良木町に位置しており、東には九州本土では数少ない標高1,700mを超える山の一つである市房山(1720.8m)がそびえ、温泉施設も多数営業する自然豊かな地域です。

上球磨消防組合は令和2年に本庁舎を新設。令和6年11月9日(土)に実施した上球磨地域幼年消防大会は、コロナ過もあり一同に介しての開催は6年ぶりとなります。

第24回(隔年開催)を迎える上球磨地域幼年消防大会は、幼年消防クラブが19園(2所含)、園児数は266人が参加する大きな大会です。この大会は、幼少期に正しい火の取扱いについて学び、消防の仕事を理解することにより、火遊び等による火災発生の減少を図ることを目的としています。

初めに式典が行われ、表彰(幼年消防クラブ設立30年以上のクラブ)や演技披露(園児らによる通常点検やダンス、太鼓演奏)といった元気溢れる発表が行われました。

式典が終わると、防火防災イベント体験があり、消防ポンプ車や救急車、救助工作車といった車両の展示と説明。ミニ消防車体験。消防車との綱引き、煙体験、防火ビデオ放映を行いました。帰りには(一財)日本防火・防災協会との共催でいただいた記念品を贈り、好評の中で終了しました。

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