今回で8回目となる「令和7年度全国少年消防クラブ交流大会」を、総務省消防庁主催のもと、令和7年9月13日(土)~14日(日)の2日間、広島県広島市において、(一財)日本防火・防災協会、(公財)日本消防協会の他、広島県、広島市、広島県消防協会共催で開催されました。
当日は北海道から鹿児島県までの少年消防クラブ、総勢50クラブが参加して行われました。
この交流会は、将来の地域防災の担い手(消防団員等)の育成を図るため、消防の実践的な活動を取り入れた訓練等を通じて地域の少年消防クラブと交流を深める目的で開催されました。
<1日目>
『交流会』

全国から50クラブが参加
広島市「リーガロイヤルホテル広島」に集合し、消防庁国民保護・防災部防災課地域防災室 籏野室長より開会の挨拶後、来賓の挨拶では広島県 湯﨑知事、広島市 松井市長より少年消防クラブに対する期待等について挨拶をいただきました。
その後、各参加クラブから趣向を凝らしたクラブ活動紹介が行われ、クラブ員の交流が実施されました。

湯﨑 広島県知事

松井 広島市長

クラブ員自己紹介の様子(1)

クラブ員自己紹介の様子(2)
<2日目>
会場となった「広島県立体育館 武道場」で、クラブ対抗競技を取り入れた合同訓練が行われました。
『開会式』
開会式では、消防庁地域防災室 籏野室長、少年消防クラブ活性化推進会議 秋本委員長より開会の挨拶を述べた後、クラブ員を代表して埼玉県三郷市少年消防クラブの代表者が「一人ひとりが日頃の訓練を十分に発揮し、正々堂々競技に挑戦することを誓います」と元気よく選手宣誓を行いました。

開会式の様子

籏野 地域防災室長

秋本 委員長

埼玉県三郷市少年消防クラブによる選手宣誓
『合同訓練(クラブ対抗障害物競争)』
クラブ対抗リレーでは、40mのトラックを使い、消防用ホースの筒先をバトン代わりに障害壁、ホースボウリング、トンネル、 水消火器、ホース延長の障害物をクリアしながらリレーを行い、 アンカーがゴールラインを通過するまでのタイムを競いました。

障害壁

二重巻きホースでボウリング

クラブ対抗障害物競争

ロープ結索

表彰式
【結果】
1位 広島県 府中町少年少女消防クラブ
2位 千葉県 浦安市少年消防団
3位 東京都 八王子消防少年団
4位 埼玉県 吉川松伏少年消防クラブ
5位 埼玉県 三郷市少年消防クラブ
広島市内少年消防クラブ4団体による
決意表明
【閉会式】
解散式では、クラブ員を代表して広島市内 4クラブの代表者が「ここで学んだことを活かして少年消防クラブを続けていきます」と決意表明をしました。
最後に広島県消防協会 濱井会長より閉会の挨拶があり2日間の交流会を終了しました。
【参加少年消防クラブ】
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今回参加いただいた少年消防クラブの皆様、指導者の皆様、さらには、ご協力をいただいた各関係機関、地元消防団の皆様、ありがとうございました。