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2005年7月

7.地⽅からの便り

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新潟県 ⾒附市消防本部

「⼥性防⽕クラブ」が結成されました。
 新潟県の中央部に位置する⾒附市は、昨年7⽉の⽔害、10⽉の地震と⼆度の激甚災害に⾒舞われました。その際、全国の婦⼈防⽕クラブ等の皆様から、多⼤なご⽀援をいただきましたこと、⼼からお礼申し上げます。お蔭様で当市の災害復旧は順調 に進み、被害の⽖痕も少なくなってきました。
 そのような中で、このたび、地域の防⽕・防災のために⼀役買おうと、太⽥町に⼥性防⽕クラブ(通称「さくらクラブ」)が結成されました。平均年齢37歳の若いお⺟さんたちは、さくら⾊のポロシャツを揃え、防⽕・防災教育の普及はもちろんのこと、救急講習等にも積極的に取り組み、地域に溶け込んだ活動を図りたいと意欲を⾒せており、地域の住⺠からも、今後の活躍が期待されています。

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島根県 島根県消防学校

 去る5⽉23⽇(⽉)島根県消防学校において、初任教 育の学⽣43名と校⻑以下職員も対象にしたAED(⾃動体外式除細動器)講習会を実施しました。
 この講習会は、AEDの普及・啓発と救急現場での円滑な使⽤を目的に、消防学校の初任教育に初めて取り⼊れたものです。
 講習会では、まず教官がAEDの使⽤⽅法を説明した後、5、6⼈のグループに分かれて訓練⽤AEDとダミーを使って実習を⾏ いました。最後に想定を与え効果測定を⾏い、講習修了者には、修了証を交付しました。

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福岡県 ⼋⼥消防本部

 ⼋⼥地区防災協会(会⻑ 鶴 勝年)では、平成17年6⽉14⽇(⽕)、防災講演会を開催した。
 講演会は、⾏政情報化推進アドバイザーとして活躍中の狭間進⽒を講師に迎え「地域再⽣について」と題して防災協会員、⾏政関係者などを対象に⾏った。
 狭間⽒は、講演で地域再⽣とは、⾃主的・⾃発的な取り組みにより、地域経済の活性化、地域の雇⽤機会の創出及び地域活⼒の再⽣を推進する事ができる。
 個性豊かで活⼒に満ちたち地域社会を実現し、住⺠経済の健全な発展及び⽣活の向上に寄与することができると、地域再⽣事業に取り組んでいる団体の事例を紹介しながら講演を⾏った。


福岡県 ⼋⼥消防本部

 ⼋⼥消防本部では、平成16年7⽉から医師や救急救命⼠の専門職以外の⼀般市⺠でも救命処置のためであればAED(⾃動体外式除細動器)を使⽤することが可能となり、消防団員や⼀般事業所等を対象にAEDを⽤いた応急⼿当普及員講習を実施した。
 受講者は、突然⼼臓が⽌まった傷病者(⼼室細動)の命を救うために、いかに早く電気ショックを与えるか実際にAEDを操作し、救命率の向上を図るため真剣に取組んでいました。

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富⼭県 ⾼岡市消防本部

 「幼年消防クラブ」は、幼児教育期に正しい⽕の取扱いを教えながら、⽕遊びや⽕災の防⽌に努め、また消防の仕事に対する理解を深めて、社会⼈になってからも⽕災予防の考え⽅をしっかり持ってもらうことを目的としています。

(アンパンマンの防⽕寸劇)
 若⼿消防署員が、アンパンマンに扮しての防⽕寸劇。園児たちは歓声をあげ、夢中になってみていました。

(消防資機材の展⽰)
 消防署員が、実際の消防活動で使⽤する資機材を説明しながら展⽰しました。
 このつどいを通し、幼年クラブ員は、「⽕は怖いもの、でも⼤切なもの。上⼿に⽕を使うことが⼤切だね。」との声が聞かれました。

 今回学んだ⽕災予防の知識を今後も持ちつづけ、健全に成⻑して欲しいです。

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富⼭県 富⼭県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会

 本会は地域の県内のクラブ員相互の連絡提携の緊密化及び親睦を図り、もって⽕災予防思想の普及に寄与し,災害のない魅⼒ある郷⼟づくりに資することを目的として設置され、平成17年4⽉現在で206クラブ、4万3千⼈余りのクラブ員を擁する⼤きな広がりをもった組織となっています。
 17年度の総会には、各地域の代表者等延べ250名が出席し、消防学校1⽇体験⼊校の開催等の事業計画が承認されたほか、当協議会の発展に寄与し防⽕思想の普及に功績のあった個⼈や団体に感謝状、表彰状が贈呈されました。
 その後の記念講演では、富⼭県国際健康プラザ健康スタジアム館⻑で医学博⼠の永⽥晟(あきら)⽒に、地域のためアクティブに活動するクラブ員にとって重要な健康管理について講演していただきました。
 その他、住宅⽤⽕災警報器設置義務化の概要についての説明も⾏われました。

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熊本県 天草広域連合消防本部

 倉岳町の倉岳保育所・苓陽幼稚園幼年消防クラブでは5⽉31⽇⼊部式が⾏われた。式には春⽊消防団⻑をはじめ関係者ら多数が出席、クラブ員紹介の後、委員⻑が元気な声で防⽕の誓いを述べると、クラブ員たちは⼤きな声でひとつひとつ復唱し防⽕を誓った。また関係者から励ましの⾔葉をいただくとクラブ員たちは、真剣なまなざしで聞き⼊っていた。
 式終了後にはクラブ員たちが楽しみにしていた、倉岳分遣所職員扮する2⼈のマジシャンがペットのラッキー君と突如現れ、⾼度︖なマジックを披露、クラブ員たちは⼤歓声をあげて⼤喜びし、⼀役⼈気者となった2⼈のマジシャンとラッキー君、マジックが終了してもクラブ員たちが取り囲み、いつまでも別れを惜しんでいた。

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茨城県 ⽔海道市婦⼈防⽕クラブ連絡協議会

 ⽔海道市婦⼈防⽕クラブ連絡協議会(茨城県⽔海道市、吉⽥静江会⻑)は6⽉19⽇、設⽴20周年記念式典を開催しました。
 式典では特別表彰に続き遠藤市⻑、鈴⽊市議会議⻑の挨拶、更に婦⼈防⽕クラブ員の代表者から安全で安⼼な地域社会の実現を目指す決意宣⾔が読み上げられました。
 最後に「防⽕・防災 消防活動に携わって」をテーマに千葉県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会会⻑⽵内久⼦⽒の防災講演会を実施し式典を締めくくりました。
 ⽵内⽒は、先の新潟県中越地震の発災直後に⼩千⾕地域婦⼈防⽕クラブの要請に応え、炊き出しの⽀援にかけつけました。
 災害現場にたどりつくのも困難な中で早朝から昼⾷もとらずに1万個を越えるおにぎりの製作に携わった経験や避難所の状況など貴重な体験談をお話しされ、地域の防⽕・防災には、婦⼈防⽕クラブの果たす役割が重要であると訴え、会場のクラブ員代表者は熱⼼に聞き⼊っておりました。

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