
7⽉25⽇(⽉)、27⽇(⽔)の午前10時から愛知県消防学校において、「少年消防クラブ消防学校⼀⽇⼊校」が開催されました。2⽇間で県内の尾張旭市や春⽇井市、豊橋市等の少年消防クラブ員ら1,724名が参加し、消防活動の⼤切さを学びました。
少年消防クラブ員達は愛知県消防学校の初任科⽣たちに教わりながら、⼈⼯呼吸、⼼臓マッサージなどの救急体験や、消防⾞からホースを引いての放⽔訓練、消防⾞試乗、地震体験、煙道体験などを⾏いました。
地震再現の体験をしたクラブ員は「震度7がこんなに揺れるなんて。本当の地震が来たら怖くてパニックになりそう」と話していました。
少年消防クラブ員が実際に各種訓練(放⽔訓練、地震訓練、煙道訓練等)を体験するため、講義形式の場合に⽐べて、より強い興味をもって、⽕災予防等について学ぶことができ、また、県内各地の少年消防クラブが参加するため、クラブ及びクラブ員間の情報収集、親睦を図ることができました。







管内の⼩学校4年⽣から6年⽣の少年少⼥で組織する伊賀南部少年消防クラブが8⽉4⽇・5⽇の1泊2⽇の⽇程で三重県消防学校において合宿訓練を実施しました。最初は間近で⾒る消防⾞に興奮気味だったクラブ員達も、訓練が始まると⼀転し真剣な表情で取り組んでいました。1⽇目は消防⾞の体験乗⾞、放⽔訓練、AFT(消⽕訓練装置)を使⽤しての消⽕訓練、救助訓練、プール⽔泳、⼣⾷の後には打上花⽕といったスケジュール。点呼を受け、消灯の後はさすがに疲れたようでぐっすりと眠っていました。2⽇目は6時15分に起床し、消防体操にランニング、寮内の清掃の後はしっかり朝⾷を取り、訓練開始。迷路避難体験、消⽕器を使った消⽕訓練、救助袋での避難体験、その後、感想⽂にそれぞれの想いを綴りました。
⾃分の⾷器は⾃分で⽚付け、⾃分の布団は⾃分で畳む。「⾃分のことは⾃分で」する。訓練をやり遂げるためには「互いに助け合い、協⼒し合う」。そうした集団⽣活の中でクラブ員達は規律や節度を⾝に付け、閉校式を迎える時には少し凛々しく感じられました。また、感想⽂の中の「消防⾞に乗れてよかった。」「違う学校の友達ができた。」「参加してよかった。来年もまた来たい。」そんな⾔葉に、指導に同⾏した指導者・事務局の疲れも吹き⾶んでしまいました。



⼋⼥消防本部では、8⽉28⽇、⽮部村の⽮部村⺠グラウンド⼀帯において、第5回⼋⼥地区総合防災訓練を実施しました。
⼤⾬が降り続く中、直下型の地震が発⽣し、家屋倒壊、地盤沈下、道路の寸断、⽕災などの被害が発⽣したという想定で、管内の住⺠や防災機関など約750名が参加しそれぞれ訓練を⾏いました。
この訓練は2年に1回実施しているものだが、今回初めてN写真提供︓(株)⽇刊県⺠福井BCテロ災害の訓練を実施しました。
⼟砂や風倒⽊に埋没した⾞両に2名の要救助者が閉じ込められているため、特別救助隊が出動、救助活動中に不審な煙が発⽣し要救助者のレベル低下を認めたという想定で⾏い、⾃衛隊の化学防護隊が出動し、物質の特定を⾏うとともに、化学防護服を着装した救助隊により要救助者を救出、除染を⾏った後、救急隊によりドクターヘリに引き継ぐという各防災機関の連携を深めることができました。
いつどこで発⽣するか分からない災害に備え、関係者⼀同真剣に取組んでいました。

写真提供︓(株)⽇刊県⺠福井 夏休みも終わりに近づいた8⽉29⽇、三国町少年防⽕クラブ夏期練成⼤会が当町にある浜地芝政ワールド内にて⾏われました。
当町内の5つの学校から、5年⽣の少年防⽕クラブ員200⼈が参加し、四つのグループに分かれ、初期消⽕、救急、救助、地震に対して正しい知識を持ってもらう意味で、防⽕教室を開催し初期消⽕では、消⽕器の取り扱い訓練、及び放⽔銃による放⽔体験。救急では実技を取り⼊れた○×クイズでの応急処置訓練、救助ではロープによる結索訓練、地震では起震⾞による震度7の揺れを実際に体感する等の訓練を⾏い、午後からはプールにて⽔泳訓練を⾏いました。
クラブ員にとっては、最後の夏休み期間中の⼀⽇でありましたが、貴重な防⽕知識を吸収して有意義な⼀⽇を過ごしたことと思います。

消⽕器の取り扱い訓練

放⽔訓練

起震⾞による地震体験

⽔泳訓練

1 ひがしまち保育園幼年消防クラブ(熊本県本渡市)
平成17年7⽉28⽇、本渡市の東町保育園において、ひがしまち保育園幼年消防クラブが発⾜しました。
園⻑先⽣や防⽕委員会会⻑の挨拶にちびっこクラブ員28名は、最初は何事が起こるのだろうかと緊張気味でしたが、消防署員による腹話術⼈形「消太くん」との腹話術が始まったころにはいつもの笑顔に戻り、⼩さな体に⼤きな法被がとてもかわいく、また、頼もしく映っていました。
2 ⼤⽮崎オレンジ幼年消防クラブ(熊本県本渡市)
平成17年9⽉12⽇、本渡市にある⼤⽮崎保育園において⼤⽮崎オレンジ幼年消防クラブの発⾜式が⾏われました。
発⾜式は、保育園関係者及び消防関係者臨席の中、31名のクラブ員がハッピを着⽤し、これから何が起こるのだろうかと緊張の様⼦で始まり、園⻑先⽣が「⼤⽮崎オレンジレンジャーとして頑張ってください。」と挨拶をされました。
また、発⾜式の最後に、クラブ員全員で「ぼうかのちかい」を⼤きな声で発表しました。
式典が終わると、グラウンドに出てミニ消防⾞への体験乗⾞があり、さっそくチビッコ消防隊員として乗⾞していました。

雲南消防本部並びに雲南防⽕委員会(会⻑ ⼩林敏雄 雲南消防本部消防⻑)では,少年期における防⽕教育の⼀環として,クラブ員と消防職員,また,クラブ員同⼠のふれ合いにより消防への理解と関⼼を深め,集団⾏動を通して⼒を合わせることの素晴らしさや⼤切さ,⼈に迷惑をかけないといった社会性,協調性を養うことを目的とした「第18回 少年消防クラブ員研修会」を実施しました。
研修会は,雲南消防署で7⽉28⽇に開催し,152名のクラブ員の参加者がありました。
研修内容は,昼⾷⽤のカレーライス作りからスタートし,⽔消⽕器を使⽤した消⽕訓練,バケツリレーによる消⽕競争,消⽕栓を使⽤しての放⽔体験や救急法,起震⾞による地震体験を⾏いました。
参加したクラブ員は,他の⼩学校の児童や,消防職員と楽しく過ごし,消防への関⼼を⾼め,お昼ご飯に,⾃分たちで作ったカレーライスを⾷べ,16時過ぎには修了証と参加記念品を⼿に,消防署を後にしました。

開会式の様⼦

消防訓練の様⼦

救助訓練体験の様⼦

修了証の交付