群馬県幼年少年婦人防火委員会
平成17年度群馬県婦人防火クラブ指導者育成研修会が10月
25日(火)13時より、群馬県公社総合ビルにおいて、婦人防
火クラブ役員ら250名が参加し、開催されました。
第1部は住宅防火対策について、「火災調査から学ぶ(住宅
に潜む火災危険!)」と題して、伊勢崎市消防本部火災調査
課 毒島主幹より講演が行われ、伊勢崎市消防本部・署の皆さ
んによる住宅防火音楽コンサートでは、ギター演奏を通して、
楽しみながら家庭での火災予防の大切さや、住宅用火災警報器
を地域住民へ普及していくことの重要性について、参加者達は
改めて認識していました。
また、住宅用防災機器について、各種住宅用火災警報器の展示説明会が行われ、各団体、企業の協
力を得て、住宅用火災警報器の設置・維持について具体的な取扱方法を詳しく学ぶことができまし
た。
第2部では「阪神大震災から見えたもの」と題して、元群馬
県消防長会会長 武井壯惠氏を講師に迎え、基調講演が行われ
ました。
講演では、大規模災害における自助・共助の大切さ、婦人防
火クラブの日頃からの活動が被災地でどのように生かされるか
等について、理解を深めることができました。
研修会を通じて、参加の婦人防火クラブ指導者は地区の指導
者として必要な知識を習得し、婦人防火クラブの健全な育成、
活動の強化・促進を図り、また、住宅防火対策として、住宅防
火対策推進に重点を置き、各地区における住民への普及啓発活動に向けた意識の醸成が図られまし
た。
新居浜市婦人防火クラブ運営協議会では、11月18日(金)、同市一宮町にある消防本部庁舎4階消
防防災コミュニティーセンターにおいて、「第27回婦人防火のつどい」を開催しました。
今回は、婦人防火クラブ員をはじめとする約150人が参加し、AEDに関する救急講習、住宅用火災
警報器に関する講習及び地震等の各種防災訓練を実施しました。会場では、住宅用火災警報器の展示
も行われました。
参加された方の中には、熱心にメモをとる方や職員に質問をする姿が多く見受けられました。ま
た、訓練終了後には「また来年も防火のつどいに参加します。」という参加者の声を聞くことができ
ましたので、今回の講習及び訓練が比較的多くの方にご理解いただけたものと感じております。