今年も第19回幼年消防クラブ秩父地区大会が、10月21日(金)秩父市の長尾根丘陵にある秩父ミュ
ーズパーク屋外ステージを中心にして来賓者多数の御出席を賜り盛大に行われました。降りだしそう
な空模様もオープニングの頃には、青空も見え始め、第1部がスタート、園児達の元気な「防火の誓
い」から始まり、秩父消防音楽隊の演奏に合わせて「火の用心のうた」を大合唱し、音楽隊と遊ぼう
では「消防自動車のうた」など4曲を歌い、最後に「散歩」の曲に合わせて全員で歌い踊りました。
第2部の埼玉県防災ヘリによる救出訓練の頃には、空もすっかり晴れ渡り、青空の中に白と赤の機
体がまぶしい防災ヘリが現れると、園児たちは「ワッー」と歓声を上げ、防災ヘリから救出隊員が降
下すると驚きとともに大きな拍手がわき上がりました。2名を無事機体に収容し、現場を離れる防災
ヘリに「さようなら」と大きく手を振りフィナーレを迎えることが出来ました。
第20回山口県幼年消防クラブ大会が平成17年10月21日(金)、山口県下松市の下松市文化会館(ス
ターピアくだまつ)で開催されました。この大会は、財団法人日本防火協会、山口県消防クラブ連合
会、下松市消防本部、下松市防火委員会の共催、隣接市の周南市消防クラブ委員会の協賛、下松市危
険物安全協会の後援で開催され、第1部を式典、第2部をちびっこ防火まつりの2部構成で行い、第2
部では、下松市の幼年消防(防火)クラブ4園及び周南市の幼年消防クラブ4園、計8園が演技を行
い、合計410名が参加しました。
会場入口には、消防職員手作りのゲート及びフワフワドームを設置してクラブ員を出迎えました。
特に第2部のちびっこ防火まつりでは、おみこし、和太鼓、よさこい、ダンス、バルーン演技、バト
ンなど、多彩な演技を披露し、最後にクラブ員全員で「防火の誓い」を唱和して火災予防の重要性を
力強くアピールしました。
本大会を通じ、所期の目的でありますクラブ員相互の交流はもとより、幼年消防クラブの育成拡大
及び防火思想の高揚を図ることができました。
第10回消防フェスティバルが10月22日(土)10時から山鹿市熊入町の
山鹿市カルチャースポーツセンターにて、山鹿植木幼少年婦人防火委員
会(竹熊宏光会長、45消防クラブ)の主催で開催されました。
式典では、竹熊会長が岳間小校区少年消防クラブ(山鹿市)など4団
体を優良クラブとして表彰しました。
手押しポンプ体験など7コーナーを巡るスタンプラリーを実施し、菱
形保育園幼年消防クラブ(植木町)など8団体が踊りや鼓笛を披露しま
した。最後に、参加者全員で防火の誓いを唱和し、閉会となりました。
消防フェスティバルを通じて、幼少年婦人防火クラブ員相互の交流を
深めることができ、クラブ員と地域住民の防火意識の高揚と組織の活性
化を図ることができました。
災害のない明るいまちづくりを目指す「さが防火フェスタ
2005」が10月22日(土)9時30分より佐賀市民運動広場にて
開催されました。
秋晴れのもと、幼少年婦人消防クラブ員、子供連れの市民
ら約3,200名が参加し、消火訓練、ちびっこ救助隊などの各
コーナーを廻り、楽しみながら消火器の使用方法や応急手当
などを習っていました。
消火訓練では、消火器を実際に放射することにより有事の
際の対応を学び、避難体験コーナーでは、実際に煙の中を通
過し避難要領を習得させることが出来ました。救急コーナーでは、心肺蘇生法を体験することによ
り、救急車が到着するまでの間の応急処置を習得し、救急率の向上に寄与することができたと思われ
ます。
幼少年消防クラブ員の演技披露は、来場者の関心を集めるとともに、消防クラブの活動を通じて防
火意識の高揚に寄与しました。
大牟田市幼少年婦人防火委員会と大牟田市消防本部は、10月22日(土)、市内中心部の明治第一公
園において、市内の保育園や幼稚園13クラブ350名の幼年消防クラブ員ならびに婦人防火クラブ員
及び保護者など250名が集まり、第14回幼年消防クラブ大会を開催しました。
ダンスによる準備運動の後、パンダの着ぐるみと力の入ったジャンケン大会や玉送り競技をし、そ
の後、鈴割りの中から出た防火標語を囲み、「防火の誓い」を大きな声で合唱し、火の用心と親孝行
を誓いました。
最後は、消防隊のハシゴ車訓練などの見学の後、広報車両が放送する「火の用心のうた」に合わせ
て、会場周辺の商店街を元気に防火パレードをし、火災予防のPRにつとめ、大会は大成功に終わり
ました。
富士宮市芝川町消防組合消防本部主催の2005年度消防フェスティバルが10月23日(日)、外神ス
ポーツ広場で開催されました。
開会式では、斉藤消防長が防火ポスターコンクールの入賞者を表彰し、杉田幼稚園幼年消防クラブ
鼓笛隊、宮っこトランペット鼓隊、リーチェル幼稚園幼年消防クラブ鼓笛がそれぞれ演奏したほか、
リトル・バトントワリングが演技を披露しました。
広場では、子供たちが命綱を腰に付けてロープを渡ったり、斜めブリッジや丸太渡り、煙ハウスを
体験、ミニ消防車に乗ってはしゃぐ姿も見られました。
競技コーナーでは、幼年消防クラブ員が玉入れや水入れの種目で競ったほか、クラブ員の母親たち
がタイヤ取りで二手に分かれて1つのタイヤを奪い合い、消防団員も綱引きで腕っ節を競い合いまし
た。
会場には各種消防車両を展示したほか、ヨーヨーや綿菓子などの模擬店が並んだり、ビンゴゲーム
で盛り上がり、盛況のうちに閉会となりました。
「災害に強い町、災害に強い市民づくり」をテーマとし、「みんなでなろう災害に強い有田市民」を
スローガンとする『有田市消防フェスティバル2005』が、10月23日(日)10時から、有田
川右岸の「多目的グランド」をメインとする会場において、晴天の下盛大に行われました。
消防フェスティバルの開催を通じて、市民の防災意識の向上を図り、災害のない・災害に強い町づく
りを推進することを目的とし、幼年消防クラブ員600名、婦人防火クラブ員169名、他関係団体
を含め約3,000名が参加されました。
フェスティバルでは、幼年消防クラブによる鼓笛演奏、水消火器を使った初期消火訓練、起震車によ
る地震体験、レインジャー体験訓練、スモークマシンによる煙体験、ミニSL乗車など他多彩なコー
ナーを設置し、多くの方々の参加を得て、最後に「防火祈願餅まき大会」が行われました。
このフェスティバル通じ、参加者の防火意識の普及、また災害のない・災害に強い町づくりを推進
することなど、火災予防に大きな効果が得られました。
火災が発生した際の初期消火の技術を競う、合同初期消火
競技大会が関市中濃消防組合消防本部訓練場で盛大に開催さ
れました。
今年で第21回を迎える大会には、武儀地区危険物安全協会
や中濃地区防火協会などに加入する約700の一般事業所や危
険物を扱う事業所、また関市及び美濃市の女性防火クラブな
どから約334名が参加し、日頃の訓練成果を発揮しました。
競技は、第1部から第3部までの水消火器消火競技、第4部
の屋内消火栓注水競技が実施され、選手達は冷静に初期消火
を競いました。
また、第5部では関市女性消防隊による軽可搬ポンプ操法が披露されました。
この関市女性消防隊は、去る10月20日(木)神奈川県で行われた女性防火クラブ員による全国大
会に岐阜県代表として出場し、全国第4位の輝かしい成績をおさめられました。
一昨年までの粉末消火競技に替え、環境等に配慮した、水消火器消火競技とな り火災の臨場感が少
し薄れたような気はしますが、それでも選手達は真剣で、環境に配慮しつつ、こうした大会を今後も
続け、各事業所並びに各家庭における初期消火の大切さと消火技術を磨いています。
裡にて終了しました、筑後市幼少年婦人防火委員会では、平成17年10年28日(金)午前10時から
勤労者家庭支援施設において、(財)日本防火協会共催により第18回幼年消防クラブ大会を開催しま
した。
式典の部では、市内12の保育園・年長組354名が女性消防団員に先導され入場、消防団員の言葉
に始まり、来賓多数のご臨席のもと市長、消防長挨拶来賓祝辞を多数賜り、筑後市防災協会長の閉会
の言葉により式典を終了しました。
アトラクションの部では、署員による腹話術「消ちゃんのあるある探検隊の巻」を真剣に聞きまし
た。質問コーナーでは、いろんな質問が飛びかい消ちゃんが困ってしまう場面もあり、大変楽しいも
のになりました。最後に全員で「防火の誓い」を誓い合いました。
屋外行事として、署前で消防自動車見学会、記念撮影会を行った後、市中心部のJR羽犬塚駅まで
地元の園児が法被姿で約1キロに渡り「火の用心、町から火事をなくしましょう」と、元気な声で防
火パレードを実施し、盛会裡にて終了しました。
子供達の健全な育成と、幼年期から防火思想の普及を図るとともに、幼年消防クラブ員と指導にあ
たる園長先生方や父兄並びに消防関係者が一堂に会して、相互の交流を図り、幼年消防に関する理解
をより一層深めることが出来ました。
静岡県幼少年女性防火委員会は、平成17年10月29日(土)浜松市の可美公園総合センターにおい
て、「平成17年度静岡県防火のつどい」を開催しました。
「静岡県防火のつどい」は、毎年、秋の火災予防運動の事前PRの一環として、県民への防火意識
の普及啓発及び幼年・少年消防クラブ並びに女性防火クラブ等の育成を図ることを目的として、静岡
県幼少年女性防火委員会が静岡県とともに主催し、(財)日本防火協会と共催という形をとって実施し
ているものです。
今年は、当日同じ可美公園総合センターで浜松市消防本部主催の「119ふれあいフェア」も開か
れ、両行事タイアップしての集客に努めた結果、あいにくの雨天にもかかわらず延べ約740名の参加
を得て盛況なものとなりました。
「静岡県防火のつどい」では、まず県内の防火・防災活動に功績のあった方々に対する県知事褒
賞・県防災局長賞の表彰と、幼年・少年消防クラブ員たちが描いた防火ポスター入選作品の表彰が行
われ、合わせて44名が受賞の栄に浴しました。
続いて、アトラクションとして、地元浜松市内の少年消防クラブによる地域防災に関する発表や浜
松市消防音楽隊による演奏などが行われました。中でも、浜松市消防職員の岩瀬光伸さんによるパフ
ォーマンスは、会場の観客の笑いを誘い、場を盛り上げていただきました。
また、「119ふれあいフェア」では、幼年消防クラブによる活動発表(鼓笛隊演奏など)や市防火
協会などの展示、交通安全に係る寸劇など盛りだくさんのメニューで、来場者の関心を集めました。
開催地である浜松市には、6月の北陸・中部ブロック婦人防火クラブ連絡協議会幹部地域研修会に
引き続き、負担をお掛けしました。消防職員の方々の有形無形の支援のおかげで、無事終了すること
ができ、感謝しています。
来年の開催地は三島市に なりますが、今年に劣らない内容を目指していきたいと考えています。
10月30日(日)雲南市三刀屋町の三刀屋文化体育館「アスパル」にて、雲南防火委員会創立20周
年記念式典並びに第21回消防展を(財)日本防火協会との共催行事として、開催しました。
記念式典では約700名、消防展には約370数名と1,000名を超える防火クラブ員・一般来場者があ
り、参加者は災害に強いまちづくりを進めていくことを再確認しました。
表彰式では、防火活動に功績のあった雲南地域防火クラブ連絡協議会会長の女鹿田あや子さんら3名
と、地王公民館女性防火クラブなど、3団体が表彰を受けました。
自主防火組織の雲南防火委員会は、幼年消防クラブ、少年消防クラブ、防火クラブの計約370クラ
ブ、約12,000名で組織され、消火、避難訓練などを通して防火、防災についての研修を重ねていま
す。
記念式典では、同委員会会長の小林敏雄雲南消防長が「安全のうえに社会生活が成り立っています。
災害に強いまちづくりに努めていきたい」と式辞を行い、式典後には、キャスター・エッセイストの
福島敦子さんの「私の取材手帳から」と題した記念講演も行われました。館内外では消防展が行わ
れ、救急・救助実演などで理解を深めました。
この記念すべき20周年記念式典を契機に会員相互が更に連携を密にし、災害に強い安全な地域社
会をつくるために、防災体制の確立を目指して尽力していきます。