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2006年6月

8. 地方からの便り

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滋賀県 湖南広域行政組合消防本部

 草津、守山、栗東、野洲の4市の子どもたちに、火の用心 をアピールする「幼年消防クラブ防火のつどい」が12月1日 (木)10時より、守山市民ホールにて開催されました。
 幼年消防クラブの園児ら約600名が参加し、ステージで は、同消防本部音楽隊とカラーガード隊「ブルーレイカー ズ」が映画音楽やクリスマスソングなどを防火を訴えながら 披露し、子どもたちは迫力のあるステージを楽しんでいまし た。
 このほか、玉川や速野など5幼稚園の合唱や踊りなどもあ り、かわいらしい姿に、保護者らが目を細めていました。
 この防火のつどいを契機として、クラブ員が防火の演技等を発表する中で防火意識を身に付け、更 に、年少者による火災の予防に大きく貢献できました。

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宮崎県 延岡市消防本部

 BFC加盟校である延岡市内の小学校及び中学校(合計39校)に防火作品の募集を行ったところ36 校から多数の応募がありました。
 ポスター、書写、詩、作文及び標語合わせて約15,000点の応募があり、校内審査を経てそのうち の1,816点が消防本部に出品されました。
 ポスター399点、書写616点、作文143点、詩118点、標語540点をBFCの役員である5校の校長 が審査し、平成18年1月19日(木)から平成18年1月23日(月)までの間、延岡総合文化センター に展示したところです。
 約3,800名の観覧者があり、「みんなすばらしい作品でと ても感激しました。」「自分達の作品が展示されていてとて も嬉しかった。」等大変好評でした。
 また、地元の新聞やケーブルテレビ 等でも報道され、防火 PRを行うとともに、特選作品のうち、標語特選上席3点を 1,500枚印刷して、春季火災予防運動週間前に市内各事業所 に配布し、クラブ員や市民に対して防火啓発を行う予定で す。

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熊本県 宇城広域消防本部

 平成18年1月21日(土)11時より、アスパル富合及び役 場北側駐車場一帯において、「宇城防災フェア’06in富合」 が行われました。
 今回で5回目の「防災フェア」の開催ですが、今年も何と か天気に恵まれ防火委員会会員(幼年・少年・婦人防火クラ ブ)、自主防災組織員、さらには一般参加者も多く参観しま した。
 これまでの消防関係の消火器・通報・煙・救急法などの コーナーに加え、前回から国土交通省が「振動実験車」を 出展し、「震度7の揺れ」や地震のメカニズムのパネル展 示、県職員・建築士らによる「住宅耐震診断・相談」、 NTTグループによる「災害伝言ダイヤル」デモ体験などが 行われました。
 更に今回から、「災害派遣をテーマ」として陸上自衛隊 が初参加し、見学者に災害時の自衛隊活動状況のパネルや 特殊車輌・装備の展示説明がなされました。
 屋内会場では、「住宅防火対策用品」「災害パネル」の 展示、幼年消防クラブ員による演奏、防災映画「マグニチ ュード」の上映など、地震災害について「見て・聞いて・ 体験」できる趣向を凝らした防災フェアでした。
 このフェアをとおして所属防火クラブ員をはじ め一般参観者についても防火・防災の意義が伝わっ たと思われました。
 また、婦人防火ク ラブ及び少年消防クラブ員は、早朝より500名分のカレー炊きだし訓練を行い、 200食分を一般参観者に配布を行いました。これにより、初めて大人数分の炊きだしを行い、富合町 婦人防火クラブ幹部から「大人数分の炊きだしに自信がつきました」と、意見が聞かれました。
 今回、会場の富合町では「自主防災組織」結成立が100%ではなく、今回のフェアに参加した地 域 住民の方々がアンケートで「自主防災組織」は必要であるとの回答が多く寄せられていました。
 今後、役場と「自主防災組織」結成などについて進めていくきっかけができたと思われます。

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千葉県 千葉県少年婦人防火委員会

 平成18年2月1日(水)11時より千葉市消防局において、 平成17年度婦人防火研修会が開催されました。
 近年、大規模な自然災害や予期しがたい事故は、複雑多 様化してきており、火災をはじめ風水害等住民の安全を脅 かす災害が後を絶たないのが現状です。
 このような状況から、地域住民の消防に寄せる期待と住 民の防災意識が一段と高まっていることから、婦人消防等 自主防災組織である各市町村婦人防火クラブ活動のより一 層充実強化を図ることを目的として、防火クラブの指導員 に対して、防災思想の普及啓発活動に加え実践的な研修を 実施しました。
 研修会には、 婦人防火クラブ員ら220名が参加し、応急 手当の重要性とAEDを用いた心肺蘇生法の基本実技や千葉 市消防局防火防災施設見学等を行いました。
 千葉市消防局の指令センター・免震装置等 により指令管 制システムの仕組み、救命講習は応急手当の重要性やAED を用いた一般の方々の心肺蘇生法の基本などにより、意識 の普及高揚が図られました。


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大阪府 大阪府幼年・少年・婦人等防火委員会

 平成18年2月3日(金)、大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)ホールにおいて、大阪 府、大阪府幼年・少年・婦人等防火委員会、財団法人日本防火協会との共催で、ご来賓をはじめ多く の出席者のもと盛大に執り行なうことができました。
 第1部の「大阪府防火クラブ大会」は、婦人防火クラブ等の民間防火組織の相互交流並びに拡充強化を図ることを目的に毎年開催しています。
 主催者あいさつの後、大阪府児童・生徒防火図画応募作品16,351点の中から選ばれた9名の各賞入賞者に対し、大阪府知事、大阪府幼年・少年・婦人等防火委員会会長、財団法 人大阪府消防協会会長から表彰状の授与がありました。
 また、明るく安全な地域社会の実現への願いを込めて、泉南市婦人防火クラブ員の皆さんが防火演技を披露されました。「南京玉すだれ」の軽快なリズムに乗り、色とりどりの 衣装や小道具などを駆使した躍動感あふれる舞台に、終演後も拍手が鳴り止みませんでした。
 この後引き続き、第2部として「大阪府婦人防火クラブ連絡協議会20周年記念式典」を開催しました。同協議会は昭和60年3月の発足以来、府域における火災予防思想の普及と安全な地域社会の実現に向けて、各地域婦人防火クラブ等の連携・指導・クラブ員の資質の向上を図るため、リーダーの育成などに力を注いできました。
 この度、20年の節目にあたってこれまでの活動を振り返るとともに、今後より一層組織の拡充・連携強化を推し進め、災害の多種・多様化にも対応できる体制の確立を決意して、記念行事を開催することとしました。
 当日は、太田 房 江 大阪府知事及び小林 次子 会長のあいさつで開式となり、府内市町婦人防火クラブの各地域における功績に対して、太田知事から感謝状が贈呈されました。
 続いて、定例の優良婦人防火クラブ員表彰が行なわれ、多年にわたり地域の婦人防火クラブ役員として功績のあった方に対し、小林会長から表彰状の授与がありました。
 また、20周年を記念して募集し、多くのクラブ員 から応募があった「婦人防火クラブキャッチフレーズ」で、松原市婦 人防火クラブ連合会の山本 幸子さんの作品が見事最優秀賞に選ばれ、会長から記念品を添えて表彰状が授与されました。
 山本さんの作品「防 災は 一人ひとりの かけ声で」は、婦人防火クラブ員のさらなる士気高揚を目的として、今後、機関紙・広報誌への掲載をはじめ、あらゆる場面で活用されます。
 次に、平成17年10月に横浜市で開催された全国女性消防操法大会に、大阪府代表とし て2回目の出場を果たし、優秀な成績をおさめた松原市女性消防隊の果敢な健闘を称えるため、会長から表彰状が授与されました。
 表彰式に続いて、サンテレビで好評放映中の「西播磨発!サタデー9」のキャスター 松本 久美さんに、「地域コミュニティこそ、最大の自主防災」と題してご講演をいただきました。
 松本さんは、近年、日本の子供たちを取り巻く生活環境に、1人の母親として危機感を抱いておられます。災害や危機事象など、あらゆる危険から子供たちを守るのは私たち大 人の責務であり、安心安全なまちづくりのため、各地域におけるコミュニティづくりが必要不可欠と熱く語られ、お忙しい中、日頃から各地で精力的に講演活動を続けておられます。
 終わりに、協議会役員が揃って「大阪府婦人防火クラブ連絡 協議会の歌」を会場におられる皆様とともに斉唱し、設立20周年を契機として新たな門出を祝しました。
 なお、大会及び式典には多数のご来賓の皆様に御臨席いただきまし たが、代表といたしまして、美坂 房洋 大阪府議会議長並びに、大阪府下消防長会会長のご代理で鰐淵 文雄 大阪市消防局理事からご祝辞を頂戴しました。

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