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平成17年11月15日(火)10時より、静岡市駿府公園にお
いて、「あつまれ!ちびっこ消防隊」が開催されました。
これは、市内葵区・駿河区の各幼年消防クラブ員一堂に集
い、互いの親睦を深めるとともに、「消防」に親しむことに
より、幼年消防クラブ員としての自覚と消防に対する理解と
知識を養うことを目的としており、幼年消防クラブ員ら約
1,200名が参加しました。
開会の言葉に続いて、ちびっこ消防隊が入場し、第1部の
競技開始となりました。「がんばれ!消防車と力くらべ」で
は、消防車に綱引き用の綱をつけ、一定の距離を引き時間を競いました。
続いて、患者に見立てた人形を担架に乗せ、4人1組の救急隊がリレー形式で患者を搬送する「急
げ!ちびっこ救急隊」、消防車から延ばしたホースを手に取り放水体験をする「それゆけ!ちびっこ
消火隊」が行われました。最後に、閉会式において、防火の誓いが元気いっぱいに宣誓されました。
第2部では、各種体験コーナーが置かれ、クラブ員たちはレスキュー体験、水消火器体験、ミニ消
防車体験などを行いました。
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平成17年11月16日(水)10時より、館林市立第7小学校校庭において、少年消防クラブ大会が開
催されました。
本大会は管内少年消防クラブの一部(館林市立第7小学校)を参集し消防音楽隊の演奏やはしご車
等を見学してもらい、消防隊との触れ合いをとおして火の大切さや火の怖さを理解してもらい、クラ
ブ員には初期消火や煙の体験をしながら、防火に対する意識づけを目的としました。
開会のあいさつ、防火の誓い、消防音楽隊演奏に続いて、校庭において訓練が行わ れました。
消防機材(はしご車・救急車・照明車・ポンプ車等)の見学の後、応急救護及び消火訓練が行わ
れ、応急手当訓練においては三角巾を用いた手当てを実際に行い、傷の手当て等に関心が向けられま
した。最後に防火ポスター表彰が行われ、閉会となりました。
大会において、消化器、三角バケツ、バケツリレーによる消 火、いろいろな消火方法や煙の体験に
より、火災の恐ろしさと防火に対する意識の高揚に、大変有意義な大会となりました。
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平成17年11月16日(水)10時より、長崎市公会堂にお
いて、平成17年婦人防火クラブ長崎地区大会・第37回「市
民防火のつどい」が開催されました。
火災予防思想の普及と連帯意識の高揚を図るとともに、
地域における隣保協力体制を強固にし、安全ですみよいま
ちづくりに寄与することを目的としています。
開会のことば、あいさつに続いて、長崎市婦人防火クラ
ブ連絡協議会会長より、防火宣言が行われ、また、(財)
日本防火協会秋本理事長による講演「人が大事、地域が大
事、日頃が大事」では、婦人防火クラブ員らが熱心に聞き
いっていました。
午後には、婦人防火クラブ員によるアトラクションが行
われ、最後に長崎市長によるお礼のことばが述べられ、閉
会となりました。
年に一度、婦人 防火クラブ員が一堂に会し、防火意識の
普及啓発と、会員相互の親睦を図ることによって、各クラ
ブ員の自主性と連帯意識が醸成され、ひいてはこれが積極
的な防火防災活動につながり、「自分達の地域は自分達で
守る」という所期の目的達成が図られました。
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青森県防火の集い十和田大会が11月16日(水)10時よ
り、十和田市民文化センターで開かれ、火災のない安全で
住み良い街づくりへの誓いを新たにしました。
集いは、県幼少年婦人防火委員会などが毎年開催してお
り、15回目となる今回は県内の婦人防火クラブ員や幼少年
クラブ員ら関係者約2,500名が参加しました。
2004年の県内の火災発生は728件で、このうち住宅火災
が295件。住宅火災による死者(放火自殺者は除く)は32
人で全体の7割以上を占めているほか、近年は高齢化社会の
進展で高齢者の犠牲者増加が懸念されています。
最初に十和田地区幼少年婦人防火委員会の杉山訓会長
(十和田消防本部消防長)が「安心して暮らせる街づくり
を目指すため、皆さまと力を合わせて防火ののろしを上げ
ていきたい」とあいさつし、地域の防火活動に貢献した個
人と団体に表彰状を贈りました。
この後、十和田市の沢田婦人防火クラブの小林るり子委
員長が体験発表を行った後、十和田市と六戸町の幼年消防
クラブ員の園児たちが「絶対に火遊びはしません」と、防
火の誓いを述べました。
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秋季火災予防運動の行事として、11月18日(金)に若狭
防災センターにおいて(財)日本防火協会との共催で、市
内4保育園から園児約400名、保育士20名、保護者約100
名の参加のもと、「親子の防火フェスティバル」を開催し
ました。
職員が企画、構成した寸劇「出現・怪人メラメーラ」で
は、子供が親にないしょで焚き火をしているところに怪人
メラメーラが登場。
子供に「もっと大きな火を燃やせ」と囃したて、そこに
正義の味方、ファイアーレンジャー3人が登場。会場の園児
たちの大きな声援を受け、怪人メラメーラをこてんぱにや
っつけました。
ストーリーは簡単でしたが、子供たちにはおおいにうけ
ました。特に、黄レンジャーの体型が女性には程遠く園児
一同大爆笑でした。
寸劇最後には、登場したファイアーレンジャーのお話
に、真剣に耳をかたむけ、園児全員大きな声で「火遊びは
ぜったいしません」と防火の誓いをしました。
消防音楽隊ミニコンサートでは、アニメソング「サザエ
さん」や「世界でひとつだけの花」などを演奏、フィナー
レの「マツケンサンバ?」では全員で大合唱をしました。
その後、園児がお遊戯や太鼓を披露しました。特に法被
に身を包み披露した「おまつり太鼓」は圧巻でした。
保育園からのPR効果もあり園児の家族はもちろん、一般
の見学者も多数参加され、各家庭においての防火に対する
話題の提供になったのではないかと思います。
「火災予防教育は幼少期から」をスローガンに、継続して
行きたいと考えております。
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松山市消防局など主催の「みんなの消防フェスタ」が11月19日
(土)松山市総合コミュニティセンターにおいて開催され、少年消防
クラブや女性防火クラブなど民間防火組織から約1,400名が参加し、消
防体験や応急手当講習などで防災意識を高めました。
式典あいさつで重見憲司消防局長は「10年前の阪神淡路大震災で
は、救助者の98%が身近な人に救助されました」と、地域住民が協力
して初期救助に当たる重要性を強調しました。その後、防火活動など
に功績のあった2個人・10団体を表彰しました。
会場には防火・防災の各種コーナーを設け、応急手当講習では電気
ショックで心停止状態から蘇生させる自動体外式除細動器(AED)の説
明があり、消防体験コーナーでは、参加者による綱渡りやポンプ車放
水が行われ、消防士の防護服を試着するコーナーや消化器の使い方を
学ぶコーナーも設けられました。綱渡りに挑戦した少年消防クラブ員は「バランスを取るのが難しか
った」と話し、また、防護服を試着したクラブ員は「思ったより消防士の服は重かった」と話し、消
防活動の困難さを実感していました。
大会は盛会のうちに終了となり、大会を契機に民間防火組織が、その自覚と決意を新たにするとと
もに、市民に対し防火・防災思想の啓蒙普及を図ることができました。
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大垣消防組合は、11月26日(土)に管内小・中学校で結
成されている少年消防クラブ代表26校200人に対し、リー
ダー研修会を開催しました。このリーダー研修会は、災害
に対応できる子供の育成を目指し、幼年消防クラブ大会と
隔年で実施しています。
今回は、消防職員による「非常食作り」「応急救護法」
「ロープ結索法」のほか起震車による地震体験を真剣に取
り組んでもらいました。
研修会を行うことにより、少年消防クラブ間の交流が図
られ、少年期における火災予防の重要性を養うことができ
ました。
また、非常食作り、ロープ結索など実技研修をとおし
て、災害時における対応等を学ぶことができました。
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