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2007年6月

2.平成19年度住宅防火対策推進シンポジウムの開催(千葉県)

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 このほど総務省消防庁では、「地域と行政の連携による住 宅防火の推進」をテーマとし、住宅防火対策推進シンポジウ ムを開催しました。本年度の幕開けとして、千葉市中央区の 千葉市文化交流プラザで県下の婦人(女性)防火クラブ員を はじめ地域の自治会関係者など会場をうめた多くの方々が熱 心に聞き入っていました。
 第1部では、東京理科大学大学院 菅原進一教授による基 調講演として、近年の火災の傾向から住宅防火の重要性と、 住宅用火災警報器の設置率向上による死者半減を目標とし た、ご講演をいただきました。
 第2部では、パネルディスカッションを通じて、住宅火災の実態と住宅用火災警報器の効果と普及 方法、最新の機器の紹介や、制度に乗じた悪徳商法の対応などについて、各パネラーによる熱い意見 交換がなされ、特に、千葉県婦人防火クラブ連絡協議会竹内久子会長による住宅用火災警報器の普及 方法としての共同購入の報告には、参加者からも高い評価を受けていました。また、会場内からも保 険料率上のメリットがあるのか、罰則を今後考えるのかなどの質問や普及方法での行政に対する要望 の発言もあり、おおいに実効あるシンポジウムとなりました。

詳しくは資料をご覧ください。(PDF)


コーディネーター菅原進一(東京理科大学大学院教授)
パネラー梅原 直(消防庁予防課長)
宮本英機(千葉市消防局予防部長)
安藤正雄(千葉県住宅防火対策推進協議会会長・千葉大学教授)
竹内久子(千葉県婦人防火クラブ連絡協議会会長)
兵頭美代子(主婦連合会会長)
安達満夫(千葉市防火協会会長)

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岩手県 岩手県婦人消防連絡協議会

〔事例1〕
 70歳代の女性が、夜、煮物をしようと鍋に具を入れ火にかけ、沸騰するまで横になっていようと して、ウッカリ寝込んでしまった。警報器の音で目が覚め、驚いて台所に行くと、鍋の具がすっかり 焦げて、煙が台所に充満していた。危機一髪で火災を免れた。

〔事例2〕
 70歳代の女性が、午前10時ごろ、お茶飲み友達にご馳走しようと、煮物を温めるために、鍋を火 に掛けたところに電話がかかって来た。煮物を温めていた事をすっかり忘れて、電話の相手とついつ い長電話になってしまった。
 警報器の音で気が付き、台所に行ってみると、既に鍋が焦げた状態であったが、大事に至らなかっ た。

* お願い*
設置された住宅用火災警報器によって、火災が未然に防ぐことができた事例が有りましたら、日本防 火協会まで情報の提供をお願いいたします。


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