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2007年6月

4.道府県婦人防火クラブ連絡協議会 会長だより

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栃木県婦人防火クラブ連合会 会長
横野 登代子

 栃木県は大きな災害がない住み良い県であり、近年は首都 圏のベッドタウンとして発展を続けています。
 栃木県婦人防火クラブ連合会は、その傘下に902組織、23 万3,576名の会員を擁し、各種育成事業や研修事業を行って いますが、私たちが特に重点課題として取り組んでいるの は、各種団体や企業などとの連携を推進し、地域内連携を図 るということです。
 防火・防災・防犯は地域における安心・安全なまちづくり の基本であり、安心・安全の確保は地域全体での取組みが必 要であることは、過去の数々の災害等から得た教訓であります。
 従来の婦人防火クラブの活動は、地域単独で行うことが主でありましたが、現在は、まちづくり協 議会などの地域団体に参加したり、地域で行われる体育祭や文化祭などの運営に協力するなど、地域 の他の団体との交流を通じてまちづくりに参加しています。
 現在の市民活動は、急激にその役割が大きくなっている状況にあります。地域社会の急激な変化に 対応するため、私たち婦人防火クラブも、組織のあり方や活動の方向性について、考えを巡らせる時 期にきていると思います。
 今後とも、家庭の安全の担い手である女性が地域の中心となって、安心・安全なまちづくりに取り 組んでいきたいと考えております。

(「消防防災/2007-20・春季号」より転載)


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