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2008年1月

1.日本防火協会長挨拶

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 「防火ネットニュース」「メールマガジン」の読者の皆様、また、全国の消防関係者の皆様、明けましておめでとうございます。
 日頃から、当協会事業には格別のご理解ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、昨年は能登半島地震や新潟県中越沖地震、更には、大雨により大きな被害を受けて、被災者の皆様の中には、仮設住宅など避難所で新年を迎えた方も大勢いらっしゃると存じます。心からお見舞い申し上げます。
 また、火災による犠牲者をはじめ事件、事故などで多くの方の尊い人命が失われているニュースが連日のように報じられておりますが、改めて、防火、防災、安心安全な地域づくりの大切さを実感いたしております。
 私ども日本防火協会は、婦人(女性)防火クラブをはじめ幼少年消防クラブなど民間防火防災組織の育成、支援を重要な使命としております。
 ご案内のように、住宅用火災警報器の設置義務付けの法制化を受け、当協会も皆様方ともども普及啓発に全力をあげて取り組んでおりますが、とりわけ婦人(女性)防火クラブの皆様方には「家庭から火を出さない」「自分たちの地域は自分たちで守る」という精神のもと積極的に普及活動に取り組んで頂いておりますことに対して、改めて敬意を表するものであります。
 新年を迎え、さらに住宅用火災警報器の設置促進のための財政支援措置を拡充するなど一層努力してまいりたいと存じます。
 また、当協会では、防火管理者の育成、講習を全国的に行っておりますが、過去4年余の講習により、7万7千人を超える講習修了者を送り出しておりますことは、消防関係者や防火対象物の管理権原者の皆様方が、防火管理体制充実への熱意とご理解によるものであり、ひとえにそのご協力、ご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。
 本年におきましても、これらの事業を積極的に展開して、地域の安心安全が一層図られるよう精進してまいりますので、皆様方の一層のご支援と、ご協力をお願い申し上げます。
 皆様方のご自愛をお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。


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