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2008年2月

3.新春恒例の出初式

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坂戸・鶴ヶ島消防組合

 新春を飾る平成20年坂戸・鶴ヶ島消防組合消防出初式が1月6日(日)、市内の千代田公園を会場に開催しました。当日は澄みきった冬晴れの天候となり、参加した消防関係者も張り切っていました。
 特に今回の出初式で目を引いたのは、明治時代に火災現場で活躍していた「腕用ポンプ」の実演でした。坂戸市消防団坂戸分団と鶴ヶ島市消防団の団員が実演披露し、団員4人一組で掛け声を合わせてそれぞれの取っ手を上下に動かし放水しました。この腕用ポンプは人間の力だけで放水しますので、相当な体力を消耗、数多くの人が交代しながらポンプを操作します。だから人数が多ければ多いほど良かったという、人海戦術が最適です。
 この会場で坂戸地区婦人防火クラブは、冷え切った体を温めてもらうために、甘酒を無料で観覧の皆様に提供、観覧の皆様から感謝の言葉を多く頂きました。観覧の皆様は甘酒を飲み、中にはおかわりする人もいたりして、顔もほころび、会場で顔を合わせた市民の方々が新年を寿いでいました。


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知多中部広域事務組合消防本部

 知多中部広域事務組合消防本部は、愛知県知多半島のほぼ中央に位置する半田市、阿久比町、武豊町、東浦町の1市3町を管轄する消防本部です。
 当消防本部の管轄しております半田市において、平成20年1月6日(日)に半田消防出初式が開催され、その中で毎年幼年・少年消防クラブ員におけるアトラクションを実施し、参加者及び来賓者に対して広く火災予防を訴えています。
 この出初式に参加しました長根幼稚園幼年消防クラブは、クラブ員110名による鼓笛演奏及び華麗なはしご乗りの演技を披露、市内各小学校の少年消防クラブ員代表者69名は、参加人員報告から始まり、市長観閲、分列行進及び初期消火訓練を実施しました。
 初期消火訓練では、半田市立乙川小学校の少年消防クラブ員代表者45名により、各種消火器具を使用して、燃焼皿で焚いた火を消火する訓練を実施しました。
 これらのアトラクションは、幼年・少年消防クラブ員に対して、消防についての関心を深めさせ、実践活動を通して幼少年期から火災予防の知識と技術を培い、防火意識の高揚を図るとともに、参加者及び来賓者に対して火災予防を訴えることを目的として毎年実施しています。


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八女消防本部

 平成20年の新春を飾る消防出初式が当消防本部管内の市町村で盛大に挙行され、少年消防クラブ員が参加しました。
 式典では、消防団員によるポンプ車操法、小型ポンプ操法及び礼式の訓練が披露され、見学するクラブ員は、一糸乱れぬ洗練された動きに「スゴい!!」のひと言、団員の防火に対する熱い心意気を感じていました。式典終了後、街頭パレードに参加、消防音楽隊の演奏に続いて力強い足取りで行進し、沿道の観衆からは地域防災の一端を担うクラブ員に期待を込めた多くの拍手が寄せられました。
 1月13日(日)には、第53回八女市成人式が行われ、アトラクションとして新成人となった男女16名が和太鼓演奏を披露しました。16名は昨年11月から八女消防本部太鼓部(部長:善 英隆)の指導を受け、練習を重ねてきました。

 初めてバチを握る新成人は、手にマメができ血がにじみ、痛みをこらえながら叩き練習し続けました。練習を積み上げた成果は素晴らしい仕上がりで、成人式では16名が息の合った力強いバチさばきを披露すると、客席で見守っていた同級生や父母から溢れんばかりの拍手が沸き起こりました。  太鼓を披露した新成人には、大人としての素晴らしい第一歩を踏み出し、この経験をこの先どこかで役立ててくれるのではないかと期待をしています。
 また、119番にちなんで1月19日~31日まで、八女地区の各少年消防クラブは新春書道展を管内のスーパーや郵便局で開催、買い物客たちも足を止めて熱の入った力作に見入っていました。


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