前年同期と比較すると、総出火件数が減少するとともに、建物火災、車両火災、林野火災、船舶火災、その他の火災においても件数は、減少しております。
また、火災による死者数も減少しています。
1.総出火件数は、35,703 件、前年同期より4,044 件の減少
総出火件数は、35,703 件で、前年同期より4,044 件減少(-10.2%)しています。火災種別でみると、建物火災が894 件減少、車両火災が262 件減少、林野火災が684 件減少、船舶火災が17 件減少、その他火災が2,188 件減少しています。
2.総死者数は、1,293 人、前年同期より111 人の減少
火災による総死者数は、1,293 人で、前年同期より111 人減少(-7.9%)しています。負傷者は、5,495 人で、前年同期より365 人減少(-6.2%)しています。
3.住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は、750 人、前年同期より5 人の減少
住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は、750 人で、前年同期より5 人減少(-0.7%)しています。このうち65 歳以上の高齢者は、481 人で、前年同期より29 人増加(6.4%)しており、住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数の64.1%を占めています。
4.出火原因の第1位は、「放火」、第2位は、「こんろ」
総出火件数35,703 件を出火原因別にみると、「放火」3,988 件(11.2%)、「こんろ」3,529 件(9.9%)、「たばこ」3,526 件(9.9%)、「放火の疑い」2,966 件(8.3%)、「たき火」2,085 件(5.8%)の順となっています。
また、「放火」及び「放火の疑い」を合わせると6,954 件(19.5%)となっています。