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2011年2月

4.自主防災組織リーダー研修会〔京都〕

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平成22年度京都府自主防災組織リーダー研修会を開催しました

京都府 府民生活部

 地域における自主防災組織活性化のために活躍できる人材の育成と組織づくりを積極的に推進できる人材の養成を目的に、京都府と財団法人日本防火協会との共催で、「平成22年度京都府自主防災組織リーダー研修会」を開催しました。

日 時:平成22年12月11日(土) ~12日(日)
会 場:ビル葆光(京都市中京区)
参加者:68名

-1日目-
開会あいさつ
 京都府府民生活部危機管理・防災課 今井課長から、開会あいさつと京都府の防災行政の現状説明を行いました。
救急・救命講習
救急・救命講習
気象情報の見方について
 京都地方気象台業務課 奥井予報官を講師に招き、気象状況の見方や情報の入手方法について、地域住民の視点に立って説明いただきました。
洪水・土砂災害から自らの命を守るために「自分たちの地域の特性を知る」
 京都府建設交通部砂防課大井主査から、府内の災害の実例を写真を使って解説したほか、京都府や各防災機関が提供している災害防止に向けた各種情報の入手方法等を紹介しました。
救急・救命講習
 日本赤十字社京都府支部から講師を招き、傷病者の観察・保温の方法、三角巾による包帯法や担架による搬送法など、実演を交えながら、応急手当の知識と技術を紹介いただきました。
「家具固定のイロハ」
「家具固定のイロハ」
地震に備えて自ら守る、簡単にできる対策事業「家具固定のイロハ」
 家具固定の普及・啓発を実践されている団体から講師を招き、家具固定の必要性を「Eディフェンス」等の実験映像を使って説明した後、実際の施工ポイントを、家具や壁の模型、実例写真等を使って説明いただきました。また、ガラス飛散防止フィルムの貼り付け作業を体験しました。

-2日目-
防災教育用教材「チャレンジ防災48」の紹介
 京都府危機管理・防災課 井上主査から、22年3月に消防庁が作成した防災教育用教材「チャレンジ防災48」の内容と使用方法、収録されている映像を紹介しました。
楽しく防災まちづくり 普段の生活に防災を取り入れる「生活防災」
 兵庫県加古川グリーンシティ防災会 大西会長を講師に招き、生活防災の第一歩として、安否確認につながる「あいさつ運動」や、住民の特技や資格などを登録する「町内チャンピオンマップ」の作成など、長年に渡る防災会長としての取組を通して、普段の生活に防災を取り入れる方法を分かりやすく紹介いただきました。
“ニンテンドーDS”を使って防災学習
“ニンテンドーDS”を使って防災学習
DS防災ゲームで-楽しく備える・みんなで守る-
 高知大学総合教育センター社会協働教育部門 大槻准教授を講師に招き、ニンテンドーDSに対応した専用ソフト「地震DS72時間」を使った防災学習や、それを用いたワークショップの手法について説明いただきました。
 また、ゲームを実際に体験することを通して、災害時に住民が直面するであろう課題について意見を出し合い、予防策や対応策をグループごとにまとめました。
修了式
 (財)日本防火協会 冨田課長から、修了証の授与、記念品の贈呈、閉会のあいさつをいただき、2日間の研修を終了しました。

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