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2011年2月

8.【婦防活動】愛知県婦防クラブ員が「防災フェスタ」に参加ほか〔多肥、佐野、倉敷、西和〕

目次 次頁

婦人防火クラブ員が「防災フェスタ」・「消防操法大会」に参加

愛知県婦人消防クラブ連絡協議会

― 「あいち防災フェスタ」
 11月7日(日)「あいち防災フェスタ」が「愛・地球博記念公園」で開催されました。
 この大会は、今年で4回目になり、今後、東海・東南海地震等の大規模地震の発生が危惧されている愛知県では、県民の自主防災会、地域の事業所、防災・災害ボランティア、学校などが連携を深め、防災対策の充実化を図る「防災協働社会」への取組が必要となっており、この「防災協働社会」への取組を推進するために、関連団体が一堂に会して行われたイベントです。
 当日は、天候も良く、たくさんの家族連れなどが会場を訪れ、小さな子供から大人まで150人が参加したAED講習会・防災航空隊の防災ヘリコプターでの救助訓練等が行われました。
 愛知県婦人消防クラブ連絡協議会では、23名のクラブ員が、住警器設置PR・紙芝居による防火PR・三角巾の使用方法の講習と体験等を行うなど、大変多くの方に参加していただくことが出来ました。
 また、紙芝居を見に来てくれた子供たちのお母さん等に婦人消防・女性防火クラブ員の募集チラシを配りクラブ員募集中のPRも行いました。

AED講習会の様子
AED講習会の様子
三角巾使用方法の講習の様子
三角巾使用方法の講習の様子

― 「第22回全国消防操法大会」
紙芝居による防火PRの様子
紙芝居による防火PRの様子
 平成22年11月12日(金)に愛知県蒲郡市(がまごおりし)の蒲郡ボートレース場にて、「第22回全国消防操法大会」が行われました。
 隣接の『防災展・交流物産展』会場では、大会当日の早朝は、とても寒く多くの来場者が見込めるどうか心配しておりましたが、元気な愛知の婦防クラブ員の心意気が天にとどきお天気もよくなり午後からはすっかり晴れてとても暖かく、大会会場はもちろんのこと、防災展・交流物産展会場に沢山の方々にお越しいただきました。

 防災展会場での愛知県婦人消防クラブ連絡協議会ブースでは、クラブ員56名が参加し、「炊き出し訓練の実演・住警器設置のPR・紙芝居による防火PR・三角巾の使用方法の講習と体験」を行ないました。

 会場には、日本防火協会から益本常務理事様、梅次事務局長様と福井県婦人防火クラブ運営協議会 小川会長様と静岡県女性防火クラブ連絡協議会 鈴木会長様が激励にかけつけていただきました。ありがとうございました。
 今回の愛知県内各市町のクラブ員がひとつになっての炊き出し訓練の実演は、初めての体験で、クラブ員も最初戸惑いがありましたが、徐々に慣れ、会場の皆さんから『おにぎりおいしいですよ!』と言っていただけ、クラブ員1人ひとりから「とても良い経験が出来ました!」との喜びの声も多く「いつ災害が起きても愛知の婦防は、団結して災害時を乗りこえることが出来る」ことを実感するとともに充実ある1日でした。

炊き出し訓練実演の様子
炊き出し訓練実演の様子
神田愛知県知事とクラブ員の皆さん
神田愛知県知事とクラブ員の皆さん

〔参加クラブ員一言〕

  • 全国大会と聞いて参加しました。私たちはご飯の炊きだし隊で参加しましたが、沢山のご飯を炊く難しさを知りました。このことが役立つ日が来ないことを願っています。
  • 好天に恵まれ大勢の参加者が来て下さり良かったと思います。私は、炊き出しに参加しましたが、初めてのハソリで炊くご飯、良い経験でした。おにぎりもおいしいと喜ばれました。
  • 三角巾の講習を行ないましたが興味がある子供たちが沢山きてくれて一生懸命やってくれて良かったです。
  • 子供さんが三角巾の体験をして、本結びをなかなか出来なかったが、出来た時のうれしそうな顔がよかったです。
  • おにぎりと愛知県婦人消防クラブ連絡協議会のクラブ員募集のパンフレットを配りながら、大きな声で「婦人消防クラブです」。おにぎりを手にして、にっこりとして下さった人たち。少しでも宣伝に手を貸せたかなと楽しく過ごせました。

 終わりに、今回の開催にあたって、お米の提供をいただいたパールライス及びのりの提供をいただいた浜乙女さん、地元の蒲郡市ご当局及び蒲郡市女性防火クラブ(代表 小林春代会長)の皆さんの格別なるご協力に感謝申し上げます。

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女性防火クラブ救急講習会「防火活動」&「救命活動」

香川県 多肥地区連合女性防火クラブ

クラブ員約100名が参加
クラブ員約100名が参加
 (財)日本防火協会が助成事業として実施していただいております救急講習会は、県下の女性防火クラブでも受講希望が多い中、多肥地区連合女性防火クラブが選定され、平成22年11月5日・6日・7日の3日間、高松市民防災センターにおいて、クラブ員約100名が県下を代表する気持ちで受講しました。
  多肥地区連合女性防火クラブは、34クラブで構成される高松市女性防火クラブ連絡協議会の中では、最もクラブ員数が多く、2,000人から構成されるクラブで、日頃は、「自分たちの地域は、自分たちで守る」を合言葉に、家庭の防火をはじめ、地域の安心安全のため、活動しておりますが、この3日間は、「大切な人の命は、自分たちで守る」を合言葉に救急法を学習しました。
 救急救命士のユーモアを交えた専門的な話に聞き入る態度、また、心肺蘇生用教育人体モデルやAEDトレーナーを使った訓練に真剣に取組む姿勢は、日頃の防火活動を実施する頼もしい姿とは違った「家族に何かあれば守りたい」といった母の愛を感じるものでした。

救急救命士から直接指導を受けるクラブ員
救急救命士から直接指導を受けるクラブ員
人体モデルを使って心肺蘇生
人体モデルを使って心肺蘇生

 講習後、実施したアンケートでは、受講してよかった。機会があれば、また受講したいといった賛辞が多く、非常に有意義な時間を過ごせたと思います。
 改めて受講機会を与えていただいた(財)日本防火協会ならびに丁寧なご指導をしていただいた高松市消防局の皆様方にお礼を申しあげます。

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平成22年度「婦人防火クラブ員救急講習会」開催

栃木県 佐野市女性防火クラブ

3日間で106名が参加
3日間で106名が参加
 佐野市は、日本防火協会の助成事業である平成22年度「婦人防火クラブ員救急講習会」の実施市町村の選定を受け、佐野市女性防火クラブを対象とした普通救命講習会を6月10日、10月13日、20日に開催し、106名が受講しました。
 講習会では、佐野地区広域消防組合消防本部の職員が講師となり、協会から交付された心肺蘇生訓練人形・AEDトレーナー・気道確保指導モデル・応急手当講習テキスト等を活用し、応急手当の重要性、心肺蘇生法、AEDの使用法、止血法、異物除去法を実習を含め3時間にわたり熱心に学習しました。終了後、全員に普通救命講習終了証が手渡されました。
 参加者からは、「救命処置の重要性が分かった」、「救急処置を他人事と思わず、実践できるようになるまで習得に努力したい」、「今後も講習会に参加したい」、「多くの人に知ってもらいたい」といった感想が多く聞かれました。

訓練用人形を使って心肺蘇生
訓練用人形を使って心肺蘇生
消防職員から異物除去法等を学習
消防職員から異物除去法等を学習
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倉敷市女性防火クラブの活動について

岡山県 倉敷市女性防火クラブ連絡協議会

「防火フェア」で住警器のアンケートを実施
「防火フェア」で住警器のアンケートを実施
― 防火フェア2010
 倉敷市消防局では倉敷市「いきいきふれあいフェスティバル」に協賛し、10月17日(日)倉敷市水島緑地福田公園にて「防火フェア2010」を実施しました。消防局予防課及び各消防署で6つのブースを設け、幼児から高齢者までたくさんの来場者を迎えました。女性防火クラブは住宅防火コーナーを担当し、住警器の展示説明や消火器、消煙製品の案内や、アンケートの実施にかかわりました。ティッシュやカットバンを添えてパンフレットを人々に手渡し、風船を持って公園内を回り、住警器のアンケートに協力を求めました。揃いのハッピ姿も功を奏し、多くの市民に火災予防の啓発が行えました。

「防火パレード」で観光客に火災予防
「防火パレード」で観光客に火災予防
― 防火パレード
 秋季火災予防運動週間行事の一環として、11月6日(土)倉敷市美観地区~商店街~倉敷駅にて、防火パレードが実施されました。倉敷市消防音楽隊の演奏を先頭に、市内の保育園のマーチングバンド、防火協会、女性防火クラブなどの行列でパレードし、地域の人々や観光客に火災予防を呼びかけました。倉敷市には外国からのツーリストも多く、なんだろう?という表情をされていたので、“Stop the fire!”とか“Fire control!”と声をかけ、防火グッズを差し上げると、“Oh,cute!”と喜ばれ、あわててシャッターを切られる場面もありました。他県の人からは“頑張ってください”と、エールを浴びました。保育園の園児の可愛いユニフォームと見事な演奏に、道行く人々から大きな拍手が送られました。配られた風船とともに防火の心が街中に広がっていきました。

クラブ員等30名が視察研修会に参加
クラブ員等30名が視察研修会に参加
― 女性防火クラブ研修会
 今年度も倉敷市防火協会の協賛をいただいて、11月19日(金)倉敷~高松~高知での視察研修会が実施できました。クラブ員及び事務局メンバー30名、全行程バスによるこの恒例の研修会は年に一回実施され、クラブ員が楽しみにしている研修会です。
 「ひまわりしているか」を全員で唄い、防火思想を高揚し、ビデオ学習、防火講話、各クラブの活動、住警器の設置啓発(共同購入)など、バス車中では研修の山でした。工場見学では高松市内の製麺会社を訪問し、うどんの歴史をたずね、製法を見学し、安全面や防火の取り組みについての話を聞きました。その後、TVで話題であった坂本竜馬で有名な高知市内に向かい、竜馬の歴史の一端にも触れ、楽しく有意義な研修の一日を過ごすことができました。日頃は自分たちの地域で予防活動に努めていますが、こうして市全体で集い、時を共有する研修を通じ、クラブ員相互のコミュニケーションを深めることができました。市防火協会の支援に深く感謝しています。

 私たちは常に明るく楽しくそしてTPOに合わせてしっかりと火災予防を啓発しようと、女性防火クラブの役割を担っています。クラブ員の輪を広げながら「安心して暮らせるまちづくり」のお手伝いができるよう努めていきたいと思います。

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女性防火クラブ員と合同で「防火夜回り」を実施

奈良県 西和消防組合消防本部

 西和消防組合消防本部(消防長 田中輝夫)では、平成22年12月27日(月)に、歳末火災予防運動の啓発行事の一環として王寺町・斑鳩町女性防火クラブ員と合同で、管内のJR王寺駅周辺とJR法隆寺駅周辺において「防火夜回り」を実施しました。
 これは、慌しい歳末を迎え火気への警戒心が薄れがちになる時季に、火災予防の重要性を地域住民に訴えることを目的に行ったものです。
 クラブ員は、揃いのハッピに防火たすきのいでたちで、それぞれ「まとい」「拍子木」「防火提灯」を持って駅周辺及び住宅密集地域の住民に「火の用心」を呼びかけました。
 また、防火夜回りの後、JR王寺駅とJR法隆寺駅で勤め帰りの乗降客を対象に広報物品を配布し、歳末の火災予防とともに住宅用火災警報器の普及啓発にも努めました。

女性防火クラブ員による「防火夜回り」
女性防火クラブ員による「防火夜回り」
駅改札で火災予防を呼びかけ
駅改札で火災予防を呼びかけ
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