平成24年春季全国火災予防運動
広報ポスター 消防庁では、「消したはず 決めつけないで もう一度」を全国統一防火標語に掲げ、3月1日(木)から7日(水)までの7日間、春季全国火災予防運動が実施されます。
春季全国火災予防運動は、火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図り、もって火災の発生を防止し、高齢者等を中心とする死者の発生を減少させ、財産の損失を防ぐことを目的として、毎年、消防記念日を最終日とする一週間に実施しているものです。
今回の春季全国火災予防運動では、住宅火災による死者の発生防止対策の要点をまとめた「住宅防火 いのちを守る 7つのポイント」を活用し、総合的な住宅防火対策の推進について積極的な広報を行うこととしております。特に平成23年6月に全国で設置が義務化された住宅用火災警報器については、未設置世帯に対する働きかけを強化するほか、この運動期間中に自宅に設置された住宅用火災警報器の作動点検をしていただくなど適切な維持管理に関する周知も行います。
また、この運動の実施にあわせ、「全国山火事予防運動」及び「車両火災予防運動」も実施します。
平成22年中、全国で4万6,620件の火災が発生し、1,738人(うち住宅火災(放火自殺者等を除く。)は1,022人)の方が亡くなっています。一人ひとりが防火の重要性を自覚し、日常生活での防火を実践することにより、火災による死傷者や財産の損失を防ぎましょう。
「住宅防火 いのちを守る7つのポイント」
3つの習慣
- 寝たばこは、絶対やめる。
- ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。
- ガスこんろなどのそばを離れるときは、必ず火を消す。
4つの対策
- 逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。
- 寝具、衣類及びカーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用する。
- 火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置する。
- お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。