11月20日(日)、別府公園を会場として「第36回市民と消防のつどい」を開催いたしました。開会式前の準備段階では、前日からの強風が吹き荒れましたが、時間の経過とともに秋晴れとなり、入場者数は強風と気温が低かった中ではありましたが、約18,000人の市民の方々が来場しました。
オープニング前の会場内では、新別府幼年消防クラブ、火売少年消防クラブ員及び婦人防火クラブ員により防火リーフレットとプログラムの配布や、今年は奥様防災博士の林利恵さんが作成した防災マップを配布しました。
オープニングセレモニーとして、会場内のステージで餅まきが行われた後、明星幼稚園幼年消防クラブの鼓笛演奏を皮切りにフラダンスやバトン演技等が行われた中、昨年に続き2回目の出演となった“ケイ&マーシーwith都留敬比公”という地元バンドによるミニライブが好評でした。
約18,000人の市民が来場
防火リーフレット等を配布した婦人防火クラブ員
ステージ周辺では煙、放水、チビッコレンジャー、はしご車試乗等の体験コーナーと消防車両や防炎製品・防災物品の展示、金魚すくい、うまいものコーナーの店が並び、来場の市民と消防職員が身近に接する場となり、市民消防を大いにPRすることができました。
時間の合間には、「うちのUFO住警器」をバックミュージックとして流したことにより和やかな雰囲気の中、親子が楽しく過ごす姿が印象的で、住宅用火災警報器設置推進のPRもでき、有意義な一日となりました。
放水体験
チビッコレンジャー
授与者の山本理事と賞状を手にする
鈴木政子県連絡協議会会長○受章の電話
事務局にかかってきた1本の電話。「日頃地域の防火活動に取り組んでいる女性防火クラブの皆さんに「小さな親切」実行章を贈らせていただきます。」きっかけは県女性防火クラブ連絡協議会の研修会の様子が新聞記事として掲載されたこと。地域における防火の呼びかけや紙芝居等を使った子どもたちへの普及啓発活動など30年にわたる活動が評価されました。
○「小さな親切」運動とは
「小さな親切」運動静岡県本部は『県内における「小さな親切」運動の普及推進をはかり、明るく住みよい郷土と人間性あふれた地域の建設に寄与する』ことを目的とし、「小さな親切」実行章の贈呈や福祉施設支援活動等の事業を行っています。この運動は昭和38年東京大学の卒業式で当時の総長である茅誠司氏が「やろうとすれば誰でもできる親切を、勇気を持ってやっていただきたい。そしてそれを、やがては日本の社会の隅々まで埋めつくすであろう親切という“雪崩の芽”としていただきたい。」と語ったことがきっかけとなり発足しました。
副賞を受け取る鈴木博子県連絡協議会副会長○表彰式
表彰は消防学校体験入校終了後に行われ、女性防火クラブ員、幼年消防クラブ指導者、消防職員などおよそ130人が見守る中、県女性防火クラブ連絡協議会鈴木政子会長が「小さな親切」運動静岡県本部理事ホテイフーズコーポレーション社長の山本氏から賞状を手渡されました。女性防火クラブの皆さんが地域の中でコツコツと積み上げてきた活動を、このように評価していただけたことをとても嬉しく思います。女性防火クラブの活動は誰もが気軽に参加できる活動ではありますが、それを長年続けていくことは決して簡単なことではありません。女性防火クラブの皆さんに改めて敬意を表すると共に、事務局としてもこのような活動の継続に力を注いでいきたいと考えています。
2クラブが合同で実施 西和消防組合消防本部(消防長 岡嶋名良文)では、平成23年12月26日(月)歳末火災予防運動の啓発行事の一環として、王寺町女性防火クラブ及び斑鳩町女性防火クラブと合同で、管内のJR王寺駅及びJR法隆寺駅周辺において「防火夜回り」を実施しました。
これは、慌しい歳末を迎え火気への警戒心が薄れがちになる時季に、火災予防の重要性を地域住民に訴えることを目的に行ったものです。
クラブ員は、揃いのハッピに防火たすきのいでたちで、それぞれ「まとい」「拍子木」「防火提灯」を持って駅周辺及び住宅密集地域の住民に「火の用心」を呼びかけました。
また、防火夜回りの後、JR王寺駅とJR法隆寺駅で勤め帰りの乗降客を対象に広報物品を配布し、歳末の火災予防とともに住宅用火災警報器の普及啓発にも努めました。
揃いのハッピで「防火夜回り」
駅前で住警器をPR
幼年期の防火・防災意識向上の一環として、平成24年1月8日(日)磐田市加茂西公民館にて、加茂地区の幼児及び小学生約20名が参加した、防災かるた会を実施いたしました。屋外では「どんど焼き」も行いました。
参加してくれた子供の表情は真剣そのもの、楽しく遊びながら防火・防災について学びました。
防火・防災教育に繋がる事を一同願っています。
「防災かるた会」
遊んで学べる防災かるたを作成