秋本敏文会長新年明けましておめでとうございます。
「防火ネットニュース」「メールマガジン」を日頃からご愛読頂き有り難うございます。
東日本大震災の被災地では、いまなお多くの被災者の皆様が仮設住宅での生活など困難な状況に置かれておりますことに、改めてお見舞を申し上げますとともに、早期の復興をお祈り申し上げます。
私ども日本防火協会は、婦人防火クラブをはじめ幼少年消防クラブ、自主防災組織など地域の防火防災組織の育成、支援や防火・防災管理講習の実施を重要な使命としており、本年も、積極的に取り組んでまいります。
婦人防火クラブにつきましては発足５０周年を迎えましたので、本年１月３０日記念式典を開催することとしておりますが、これを機会にこれまでの足跡を振り返るとともに婦人防火クラブ活動の一層の推進を図りたいと考えております。
少年消防クラブにつきましては、昨年、モデル少年消防クラブを中心に関東以北の２２クラブにより、少年消防クラブ交流会を岩手県で開催し、大きな成果をおさめましたが、この経験やモデルクラブの成果をふまえ、なお一層育成強化を図りたいと考えております。
また、当協会では、防火・防災管理者の資格講習を全国的に行っておりますが、開催地、開催回数、受講者数が年々増加し、このところの修了者は、１年間に５万人を超えております。今年もこれらの講習を受ける機会を広く提供して防火・防災管理者の育成に努め、防火・防災管理者制度の円滑な運用による災害の未然防止に寄与してまいりたいと思います。
なお、当協会は、いわゆる公益法人改革に伴い「一般財団法人」への移行を目指すと共に、大震災や風水害等の自然災害への対応を推進するため協会の名称を「日本防火・防災協会」と変更することとしております。
本年も、これらの事業を積極的に展開して、地域の安心安全が一層確かなものになりますよう努力してまいります。引き続きご支援ご協力を頂きますようお願い申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
