岐阜県少年消防クラブ運営指導協議会は秋季全国火災予防運動に向け、小中学校の児童生徒から火災予防に関するポスターを募集することにより、
県民の火災予防思想の高揚を図り、火災を防止し、火災による死傷者等の発生を防止することを目的として火災予防に関するポスター募集を実施いたしました。
県内各地より応募があり、その総数は9,290点に上り、そのうちの73点が受賞をいたしました。
受賞作品については平成28年9月24日(土)から10月10日(月)まで岐阜県図書館にて展示いたしました。展示スペースには多数の一般の方々が来訪し、火災予防に関する意識を高められました。
金沢市子ども消防クラブ協議会は、平成28年10月8日(土)に「金沢市子ども消防クラブ協議会結成35周年記念大会」を実施しました。
この記念大会は、昭和56年に結成した金沢市子ども消防クラブ協議会が今年で35周年を迎えることから、クラブ員の一層の飛躍と協議会の活性化を図るために実施されたものです。
市内の校区ごとに結成されている子ども消防クラブ55クラブが一堂に集まり、金沢市教育プラザ富樫において式典を開催し、その後金沢市営球技場においてファイヤーマンズパークを行いました。
大会開会宣言
金沢市子ども消防クラブ協議会
会長挨拶
まず、式典は永年指導者として活動している指導者や金沢市が毎年実施している子ども消防クラブ員の防火ポスター入賞者を対象とした表彰式を始め、 金沢子どもはしご登り教室の演技披露のほか子ども消防クラブ音楽隊の演奏が披露されました。
優良指導者表彰
防火ポスター入賞者表彰
ファイヤーマンズパークは消火器取扱い訓練、煙中訓練、火災伝達訓練、ロープ結索訓練、救急搬送訓練の5つの訓練を実施したほか、 地震体験コーナーや救助車両・資機材展示コーナーなどのコーナーを設けました。 参加したクラブ員らは自由に各ブースを体験することで学校や家庭では学ぶことのできない貴重な体験を通して、防火・防災に関する知識や技術をより一層深めることが出来ました。
金沢子どもはしご登り教室演技披露
子ども消防クラブ音楽隊演奏
富山県では、毎年、秋季全国火災予防運動の期間中に、県内の小学生を対象として、火災予防に関する研究、体験等についての発表大会を開催し、
防火思想の普及・啓発と少年消防クラブの発展向上を図り、火災のない安全で住み良い地域づくり・郷土づくりを推進しています。
今回は、平成28年11月12日(土)に富山県教育文化会館(富山市舟橋北町)で開催し、県内の16校100名の小学生が、研究成果について元気よく発表を行いました。
特選 富山市立柳町小学校の
発表様子
金賞 射水市立堀岡小学校の
発表様子
今回の大会で、特選及び北日本新聞社賞を受賞した富山市立柳町小学校は「Let's try 柳町火災0へ」と題して発表しました。アンケート形式で、校区の住民の火災予防意識の実態を調査し、
その結果を基に、住宅用火災警報器の設置の呼びかけや、火災防止チェック表を全校生徒に配布するなど、実践的な活動をした点が評価されました。
また、金賞を受賞した射水市立堀岡小学校は、「自分の命は自分で守る・互いの命を大切に思う」と題して発表しました。
学校での避難訓練を自ら企画し、消防署の職員からのアドバイスを盛り込んで実践したり、
自ら作成した「毎月点検カード」や「消火器ポスター」を地域住民に配布し、防火意識の高揚を図るなど、企画・立案した独自の取組を広く普及させた点が評価されました。
記念写真
入間市消防少年団は、平成28年12月10日(土)に埼玉西部消防局入間消防署(木口 勝巳署長)において、入間市長、教育長を来賓に迎え、
少年団員の保護者及び消防団員の協力のもと毎年恒例の防火祈願餅つき大会を実施しました。
参加した団員49名は、交代で重たい杵を力いっぱい振り上げ、年末年始の防火の願いを込めて、元気いっぱいお餅をつきました。
つきあがったお餅は、保護者が手早く丸め、からみ餅・あんこ餅・きなこ餅・ごま餅の4種類の味で楽しみ、自分達でついたお餅の味は格別な美味しさだったようです。
今年一年、団員は、火災予防イベントに参加し防火PRを行うなど、様々な活動を行ってきました。新しく迎える年は、防火への願いが通じ、火災の少ない穏やかな年となることを祈願しました。