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2019年1月

1.(一財)日本防火・防災協会 秋本会長新春ご挨拶

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秋本敏文会長
 明けましておめでとうございます。
 今年が皆様にとりまして良い年であり、そして災害のない平穏な年でありますようお祈り申しあげます。

 今年は阪神淡路大震災から24年、東日本大震災から8年を迎えます。
 その後も熊本地震、糸魚川市大規模火災、九州北部豪雨など多くの災害があり、特に昨年は西日本豪雨、大型台風の襲来、北海道胆振東部地震など様々な災害が次から次へと発生しました。
 そのようななかで、被害をできる限り小さくするためには、 平成25年に制定された「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」の趣旨に沿い、常備消防や消防団はもとより、 住民の皆さんや自治会、自主防災組織、事業所の自衛消防組織などいわば地域の総力を結集する防災体制づくりをより強化することが求められています。
 当協会では、今年もリーダーの皆様の研修交流会を開催するなど、この法律の趣旨の実現に向けて努力します。
 地域防災に関する国、地方公共団体の政策動向や全国各地の地域防災への取組など、総合的な情報をお伝えする情報誌「地域防災」も平成27年の発刊から4年を迎えます。 お陰様で多くの方々にご覧頂いていますが、今年も、さらに内容の充実を図り、防災の原点は「地域」であるとの考えのもと、地域での具体的な防災活動の発展にお役に立てるよう努力します。
 また、我が国の防火防災体制を支える管理者を養成するため当協会が実施している防火管理講習、防災管理講習の受講者は年々増加していますが、今年もより一層の充実に努めます。
 当協会が実施していますいろいろな事業は、国民の皆様のより安全・安心な生活を確保するうえで、益々重要になっていますので、今年も一層の充実に努力して参ります。どうぞよろしくお願い致します。

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