「有田市消防フェスティバル2018」を開催
和歌山県 有田市消防本部
元気よく鼓笛演奏をする幼年消防クラブ
「災害に強いまち、災害に強い市民づくり」をテーマに「みんなでなろう災害に強い有田市民」をスローガンとする「有田市消防フェスティバル2018」を平成30年10月21日(日)に行いました。
消防フェスティバルの開催を通じて、市民の防災意識の向上を図り、災害のない災害に強いまちづくりを推進することを目的とし、幼年消防クラブ員、婦人防火クラブ員及び関係団体を含め約3,000名の方が参加されました。
高所放水車試乗体験
レスキュー体験
消防フェスティバルでは、住宅用火災警報器のパネルを用い、様々な火災警報器の紹介をすると共に、
パンフレットを配布し、設置することの大切さ、義務であるということの広報を精力的に行い、一人でも多くの方に理解してもらう目的をもって、
住宅防火コーナーによる広報活動を行いました。また、幼年消防クラブによる鼓笛演奏、水消火器を使った初期消火体験、
レスキュー体験、起震車による地震体験、ミニSL体験、放水体験、高所放水車試乗体験など、多彩なコーナーを設置し多くの方が参加し、最後に「防火祈願餅まき大会」が行われました。
このフェスティバルを通じ、参加者は防火意識が高揚し、災害のない災害に強いまちづくりの推進に大きな効果が得られました。
住宅防火コーナー
防火祈願餅まき大会
「秋季防火セレモニー」を行いました。
大分県 大分市消防局
大分市消防局と大分市少年婦人防火委員会は、(一財)日本防火・防災協会との共催で、平成30年11月9日(金)火災予防運動に伴い、「秋季防火セレモニー」を市内中心部で行いました。
イベントには市内の幼年消防クラブ、婦人・女性防火クラブ連合会、女性消防団と自主防災会等が参加しました。
セレモニーでは大分市観光キャンペーンレディを一日消防局長に任命し、その後、一日消防局長の指揮でパレードを実施。
幼年消防クラブ員は、かわいい法被姿で鼓笛の演奏や拍子木を打ちながら元気良くパレードし、女性消防団員と共に、道行く人々に「火の用心」を呼びかけました。
婦人(女性)防火クラブ員は、住宅用火災警報器維持管理PR動画の広報用ティッシュの配布を行い、住宅用火災警報器の維持管理の必要性と火災予防の啓発を行いました。
また、パレード終了後には、参加者全員で「住宅用火災警報器維持管理促進の歌」を合唱しました。このイベントを通して、広く市民や参加したクラブ員に防火意識の醸成を図ることができました。
「名張市消防フェスティバル」を実施
三重県 名張市消防本部
名張市消防フェスティバルは、名張市消防本部、名張市幼年少年女性防火委員会等が長年実施してきた一大イベントとなっています。
今年度も、秋季火災予防運動の防火啓発事業のひとつとして、市民の防火・防災意識を高揚させるととともに、
消防行政への理解を深めることを目的として、名張市やその他団体が共催する「とれたてなばり2018」の開催日に併せて、平成30年11月10日(土)に実施しました。
当日は大変天気が良く、事務局の予想をはるかに上回る人出となりました。昨年度の反省も踏まえ、啓発物を十分用意したつもりではいましたが、
それでも足りないコーナーもあり、特に新設した防災クイズコーナーでは、大人だけでなく子どもも興味をもって体験するなど、
年齢を問わず消防・防災に関する知識を学ぶことができ、効果のある啓発をすることができました。また、今年は会場レイアウトを変更し、来場者からは良い反応をいただきました。
防災クイズコーナー
ちびっこ救助隊コーナー
また、幼年少年女性防火委員会の各クラブの取り組みとして、幼年消防クラブ員は、防火演技(パーランクとフラッグを使用した演技)をステージ上で披露しました。
ステージには黒山の人だかりができるなど、充分な防火啓発が行えました。
少年消防クラブ員は、今年度も横断幕とのぼりを活用し、来場者、出展者へ火の用心を呼びかけながら、防火せんべい等の啓発物を配布しました。
横断幕とのぼりにより、ひときわ目立ち効果的な防火啓発を行うことができ、啓発終了後は、各消防体験コーナーで、消防、防火に関する知識を楽しく学びました。
女性防火クラブ員は、名張市防火協会のコーナー「防火119ショップ」のバザー品の販売支援・防火啓発を行いました。
防火119ショップは毎年長蛇の列ができる人気コーナーであり、クラブ員は開店待ちの市民に防火啓発を実施しました。
桔梗が丘保育園幼年消防クラブによる防火演技
少年消防クラブによる予防啓発活動
さらに、今年は「防火委員会ブース」を設置し、そこに今年新しく作成した「幼年」「少年」「女性」の各クラブののぼりを掲げることにより、
各クラブ員の集合場所等の目印とするとともに、来場者にクラブの存在と活動をアピールすることができました。
総括として、名張市等が共催する「とれたてなばり2018」と同時に開催したことにより、多くの市民に対して防火・防災の啓発を行うことができ、
また幼年少年女性防火委員会としても、「クラブ員の防火意識の高揚を図る」「各クラブ相互の連携の強化を図る」「クラブ員を通じて広く防火思想を普及させる」という目的を達成することができたと考えます。
「平成30年度富士宮市消防フェスティバル」を開催
静岡県 富士宮市消防本部
消防車との綱引き大会
平成30年11月11日(日)、富士宮市幼少年婦人防火委員会は(一財)日本防火・防災協会及び富士宮市消防本部と共催し、
市民と消防が触れ合いの場を持つことにより、防火防災思想の向上を目的として「富士宮市消防フェスティバル2018」を開催しました。
当日は晴天に恵まれ、雪化粧をした世界遺産「富士山」のもと、多数の市民の来場をいただき、式典及び幼年消防クラブの演奏や消防車との綱引き大会、各協力団体並びに消防団によるバザー・出店等が催されました。
式典では防火ポスターの表彰、会場では住宅用火災警報器についてのアンケートを実施、体験コーナーでは、
はしご車乗車体験、救急体験、ちびっこレスキュー、煙体験ハウス、水消火器体験、起震車による地震体験、
ミニ消防車試乗等多数のブースを設置し、子どもだけでなく大人も楽しんでもらえるイベントとなりました。
防火ポスターの表彰
はしご車乗車体験
ちびっこレスキュー
放水体験
「第43回市民と消防のつどい」を開催
大分県 別府市消防本部
「第43回市民と消防のつどい」を、平成30年11月11日(日)大分県別府市の別府公園にて開催しました。今年も、天候にも恵まれ21,000人もの市民の方々が来場しました。
会場入口付近では、別府市少年婦人防火委員会のクラブ員による防火リーフレットや住宅用火災警報器設置促進のティッシュの配布を行いました。
例年人気のはしご車試乗体験では、昨年から整理券に試乗体験の時間の目安を明記しており、市民の方から「前は2時間も立って順番待ちしていたけど、この取組はとても素晴らしい。ありがとう。」という嬉しいお言葉をいただきました。
今年の新しい取組といたしまして、ステージ上にて防炎物品の普及啓発を目的に「防炎劇場」と題し、「住宅用火災警報器の設置と防炎物品を使用していたから火災が大きくならなかった。」というシナリオの劇を消防職員が行いました。
その他にも、消防職員の訓練披露では、ステージ上で防火衣着装の様子や三連はしご伸梯訓練などを行い、三連はしごが全伸梯(8.7m)伸びた時には、客席から「お~。すごいねぇ。」との歓声があがりました。
訓練後には、ラグビーワールドカップの試合会場であり、また、別府市はキャンプ地となったことから、
消防職員もラグビーワールドカップを盛り上げようと思い、防火衣を着装した状態でニュージーランド代表が披露する「ハカ」を別府市消防アレンジバージョンにて披露しました。
また、消防車と綱引きに使う車両に目や口を書いた紙を貼り付けたところ、車両の前で子供達の笑顔や楽しそうに記念撮影する家族がとても多く、大盛況でした。
この「市民と消防のつどい」を通じ、市民の方々と消防職員が身近に接することで、たくさんの方々に火災予防の普及啓発をPRすること。また、消防行政への理解を深めていただくという私達の目標は十分達成できたものと確信しております。