「第35回全道女性防火クラブ指導者研修会」を開催
公益財団法人北海道消防協会
北海道少年婦人(女性)防火協議会(会長 平井勇光)は、北海道女性防火クラブ連絡協議会(会長 前川典子)と共催して「第35回全道女性防火クラブ指導者研修会」を令和元年9月30日(月)道民活動振興センターにて開催しました。
研修会では北海道少年婦人(女性)防火協議会 平井勇光会長の挨拶、北海道総務部危機対策局 高梨勝則消防担当課長の来賓挨拶がありました。
研修会の記念講演は、日本気象予報士会北海道支部会員の予報士 加藤眞奈美氏が「暮らしに活きる気象情報」と題して災害の定義から始まり大雨災害時の天気図パターン、避難勧告に関するガイドラインなどについてクイズを交えての講話で会場が盛り上がりました。
さらに、災害時のいろいろなものの代用として新聞紙でのスリッパの作り方を実技指導し、クラブ指導者らは自分のサイズにあったスリッパを作り上げて、「災害時には十分活用できる。」と感心し地元クラブに持ち帰り、作り方を伝授すると述べていました。
令和元年度秋田県婦人防火研修会を開催
秋田県婦人防火クラブ連絡協議会
「令和元年度秋田県婦人防火研修会」を令和元年11月1日(金)に秋田市で開催しました。当日は、多数の婦人防火クラブ員が出席したほか、消防本部や市町村の担当者の参加がありました。
開会にあたり、県婦人防火クラブ連絡協議会の小番けい子会長より、「婦人防火クラブ活動の参考となる知識を得る良い機会であり、県内クラブ員の連携を密にし、今後の活発な活動につなげましょう」との挨拶がありました。
次に、秋田県総務部総合防災課消防班の桑原班長より、「住宅用火災警報器の設置率100%の達成に向け、官民一体となって活動を行うことが必要。」「婦人防火クラブの皆様は、県の防火・防災の担い手として欠くことのできない存在であり、活動がより活発化し、その輪が一層広がるよう期待します。」との挨拶がありました。
研修会では、一般社団法人秋田県消防設備協会の職員から「住宅用火災警報器」をテーマとした講演をしていただきました。講演では、住宅用火災警報器の設置の必要性や維持管理等についてお話し頂き、火災による被害を最小限にとどめる住宅用火災警報器の設置のみならず、電池や機器本体の交換の重要性を学ぶことができました。
続いて、秋田市消防本部の職員による救急講習会が行われました。この講習会では、三角巾を用いた応急手当について講習していただき、止血や固定のための三角巾の使用方法を実際に参加者が手を動かしながら学びました。
また、今年度宮城県で開催された「北海道・東北ブロック女性防火クラブ幹部地域研修会」に出席した、県婦人防火クラブ連絡協議会の藤原監事から、会議の内容や参加した感想などの報告がありました。
全国のクラブの活動状況や、身近な県内施設の活用について情報提供を受けることができ、クラブ員にとっては今後の活動に生かすことができる有意義な研修会となりました。
今回の研修会を終え、婦人防火クラブ員一同は、今まで以上に防火・防災活動に取り組んでいきますので、今後とも皆様の御支援、御協力をよろしくお願い申し上げます。
「令和元年度住宅防火防災推進シンポジウム」を開催
栃木県 那須塩原市黒磯婦人防火クラブ連絡協議会
令和元年11月10日(日)に令和元年度住宅防火防災推進シンポジウムが栃木県那須塩原市黒磯文化会館で開催されました。
「地域ぐるみで考えよう!住宅防火と防災対策」をテーマに、住宅防火対策推進協議会主催により毎年全国各地で開催されています。今回は、那須塩原市、那須地区消防本部共催、総務省消防庁、栃木県の後援により約250人の方にご来場いただきました。
近年、火災件数に占める住宅火災の割合は大きく、那須塩原市では、昨年、建物火災の7割が住宅火災でした。こうした現状を踏まえ今回のシンポジウムでは、住宅防火対策のさらなる充実強化を図ることを目的としており、住宅防火の現状や今後の防火への取り組みを再確認することができました。
栃木県那須塩原市黒磯婦人防火クラブ連絡協議会からは会長の木沢トモ子氏がパネリストとして出演、東日本大震災での支援活動や、住宅用火災警報器の普及の向上への取り組みや今後の課題について話し合われました。
地域に根差した地道な活動を続けることが、いざというときに大いに役に立つことを感じることができました。
第1部の日本大学大学院理工学研究科の菅原進一教授による基調講演では、住宅に潜む火災のリスクや、火災は「起こるもの」として捉え、その対応を考える重要性などについて話をされました。
第2部はタレントのダニエルカール氏と那須塩原市消防団長、那須地区消防本部次長との那須塩原市消防団の活動紹介、アメリカの消防の紹介など楽しいトークショーが行われました。
菅原進一教授による講演
トークショー
第3部は菅原教授をコーディネーターとして、消防庁予防課の島村課長補佐、栃木県婦人防火クラブ連合会の木沢会長、ダニエルカール氏、那須地区消防本部予防課の室越参事兼予防課長の4人のパネリストによるパネルディスカッションでは、住宅火災の現状を踏まえて現在の取り組みや今後の課題について話し合われました。
このほか、虹ヶ丘認定幼稚園による演技では、約30人の年長組の園児が、この日のために練習したよさこい踊りを披露し、会場は拍手と歓声に包まれていました。
パネルディスカッション
婦人防火クラブの活動説明
「第55回 女性防火のつどい」を開催
山形県 尾花沢市消防本部
令和元年11月10日(日)尾花沢市文化体育施設において第55回女性防火のつどいが開催されました。このつどいは、毎年秋季火災予防運動の期間に合わせて行っており、女性防火協力班員や市民など約340人が参加し、アトラクションを通じて火災予防思想の一層の普及と住宅火災の防止を図ることを目的に開催しています。
このつどいは2部構成で開催され、第1部では、優良女性防火協力班や防火標語コンクール入選者の表彰、市長をはじめとする来賓の方々からの挨拶を頂きました。
第2部では、母袋地区女性防火協力班の活動紹介から始まり、その後、岩手県陸前高田市認定防災マイスターとして活動されている防災士の武蔵野美和氏による防災講演が行われ、女性の視点から見た防災・減災の捉え方をご講義頂きました。
最後に、会場全員で防火の宣言を行い、地域の団結力を強め、さらなる防火・防災活動に努めることを誓いました。
「第33回 防火研修会」を開催
宮城県 あぶくま消防本部
岩沼市婦人防火クラブ連絡協議会(郷内妙子会長)主催による防火研修会を、令和元年11月17日(日)午前9時30分から、岩沼市民会館大ホールにおいて開催し、市内婦人防火クラブ員415人が参加しました。
会場の様子
防火防災作品優秀者表彰
郷内会長の挨拶で開幕、続いて、市内小学校から募集した優秀防火・防災作品の表彰が行われポスターの部、標語の部、作文の部の入賞者に表彰状及び記念品が贈られました。受賞後、最優秀作文として岩沼西小学校6年生 蒔苗 咲絢さんの題名「生きている奇跡」の発表がありました。受賞した作品は今後、防火意識の高揚に役立てることにしています。
講演では、宮城県消費生活センターから消費者相談専門監 渡邉 俊哉様・指定消費生活相談員 山田 孝子様を招き「消費者トラブルに遭わないために」と題し講演をいただきました。
最優秀作文発表
講演
アトラクションでは婦人防火クラブ音頭や、ダンスを披露していただきました。
最後に全員で、郷内会長の先導により『自分達の地域から火災を出さない、自分達の地域は自分たちが守る』という防火宣言を全員で唱和し、改めて地域の防火・防災の担い手として活動への取り組みを更に推進していくことを誓い、研修会を終了しました。
アトラクション
防火宣言