「有田市消防フェスティバル2019」を開催
和歌山県 有田市消防本部
元気よく鼓隊演奏をする幼年消防クラブ
「災害に強いまち、災害に強い市民づくり」をテーマに「みんなでなろう災害に強い有田市民」をスローガンとする「有田市消防フェスティバル2019」を令和元年10月27日(日)有田市立箕島中学校グラウンドにて行いました。
消防フェスティバルの開催を通じて、市民の防災意識の向上を図り、災害のない災害に強いまちづくりを推進することを目的とし、有田市消防本部、有田市消防団、有田市消防友の会、幼年消防クラブ、婦人防火クラブ及び他関係団体を含め約3,000名の方が参加されました。
消防フェスティバルでは、住宅用火災警報器のパネルを用い、様々な火災警報器の紹介をすると共に、設置する事の大切さ、義務であるという事の広報を精力的に行い、一人でも多くの方に理解してもらう目的をもって住宅防火コーナーによる広報活動を行いました。また、幼年消防クラブによる鼓笛演奏、水消火器を使った初期消火体験、レスキュー体験、スモークマシンによる煙体験、ミニSL体験、放水体験、高所放水車試乗体験など多彩なコーナーを設置し、多くの方が参加し、最後に「防火祈願餅まき大会」が行われました。
このフェスティバルを通じ、参加者は防火意識が高揚し、災害のない災害に強いまちづくりの推進に大きな効果が得られました。
高所放水車試乗体験
住宅防火コーナー
「消防フェスタINきりしま2019」を開催
鹿児島県 霧島市消防局
令和元年11月2日(土)「消防フェスタINきりしま2019」を実施しました。
オープニングでは、園児2名ときりしまサンシャインガールズに一日消防局長を委嘱しました。幼少年消防クラブによる「防火の誓い」に始まり、パラバルーン、マーチング、体操、合唱や和太鼓など、多様な演技に会場が盛り上がりました。その他にも、霧島市消防団女性消防隊員による啓発体操、きりしまサンシャインガールズショーや消防職員による演技「消防戦隊キリシマン」なども市民の方から好評を博していました。
幼少年消防クラブによる防火の誓い
幼少年消防クラブによる演技 和太鼓
災害時に役立つ動作を取り入れた種目で競う「防災運動会」を今年も実施し地元事業所の方や消防団のチームワークのよさが際立っていました。
女性防火協力会では住宅用火災警報器のアンケートを実施し、市民からの質問も多く関心を持っていただけたのではないかと感じます。
その他にも体験型ブースや非常食ブース、映像コーナーなどを設置しました。万が一の際には今回の体験が活かされてもらえればと望んでいます。
警察や海上保安庁、陸上自衛隊を始め民間救急、消防設備業者など多くの防災関係機関の御協力をいただきました。
幼少年消防クラブによる演技 マーチング
幼少年消防クラブによる演技 合唱
プログラムの最後には、消防局による訓練披露を実施し、火災想定訓練や救助隊による救助訓練、終盤には米盛病院のDr.ヘリ「レッドウイング」が上空を旋回し大きな歓声があがりました。
消防フェスタINきりしま2019を通し「災害のない明るい安心・安全なまちづくりのため、消防局を開放し、市民に消防の知識・技術を普及するとともに防火・防災の意識の高揚を図る」という本催しの目的を達成できたと感じています。
防災運動会
子供レスキュー体験
「うき消防ふれあいフェア」を開催
熊本県 宇城広域連合消防本部
このフェアは、住民の防火・防災意識の高揚と住宅用火災警報器の普及啓発を図るためのフェアで、宇土シティモールにおいて令和元年11月2日(土)に開催しました。
オープニングでは宇土市のゆるキャラ"うとん行長しゃん"と宇土ありあけ保育園幼年消防クラブの和太鼓で盛り上げてくださいました。
会場では心肺蘇生法、ペーパークラフト・消防キーホルダーコーナー、建築相談コーナー、消火訓練コーナー、煙体験コーナー、ちびっこロープ渡りコーナー、ちびっこ用ボルタリングコーナー、ホースボウリング、消防装備品試着体験コーナー、消防車両の展示などをスタンプラリー方式でたくさんの事を体験いただき、多彩な催しに多数の来場者がありました。又、屋内においてはうき防火ポスターコンクール、うき防火標語、うき防火絵大会の表彰式を行いました。
各コーナーでは消防団員、女性防火クラブ、少年消防クラブ員にコーナーのお手伝いをしていただき、防火・防災の意識を充分に高めることができた有意義な一日となりました。
「名張市消防フェスティバル」を開催
三重県 名張市消防本部
名張市消防フェスティバルは、名張市消防本部、名張市幼年少年女性防火委員会等が長年実施してきた一大イベントとなっています。
今年度も、消防行政への理解を深めることと秋季火災予防運動の防火啓発事業のひとつとして市民の防火・防災意識を高揚させることを目的に、名張市やその他の団体が共催する「とれたて!なばり2019」の開催日に併せて、令和元年11月9日(土)に実施しました。
当日は大変天気が良く、事務局の予想をはるかに上回る人出となりました。今年は「ちびっこ消防車コーナー」の新設、消防庁舎内に設置している「防災体験学習コーナー」の活用といった工夫で、小さいお子さんから大人までの幅広い年齢層が興味をもって体験することができ、消防、防災に関する啓発を効果的にすることができました。会場レイアウトは昨年同様、隣接の市役所会場や正面道路など多方向からの来場ができるように配置し、来場者からは良い反応をいただけたと思います。啓発物もたくさん用意することもでき、大変よい行事となりました。
会場風景
ちびっこ消防車コーナー
また、名張市幼年少年女性防火委員会の各クラブの取り組みとして、それぞれのクラブで啓発活動を行いました。
幼年消防クラブ員は、市役所会場の特設ステージでの防火演技披露を行い、多くの来場者の目を引き、幅広い年齢層に効果的な防火啓発が行うことができました。
少年消防クラブ員は、横断幕やのぼり、防火せんべいなどの啓発物、また、2019年度全国統一防火標語を来場者、出展者へ呼びかけることにより火災予防アピールを行いました。横断幕とのぼりにより、ひときわ目立ち効果的な防火啓発を行うことができ、啓発終了後は、各消防体験コーナーで、消防、防火に関する知識を楽しく学びました。
ちびっこ救助隊コーナー
応急手当啓発コーナー
女性防火クラブ員は、名張市防火協会のコーナー「防火119ショップ」の前日の値付け作業やバザー品陳列、販売支援等を行いました。また、開店待ちや買い回り中の市民に対し、防火啓発も実施しました。
また、「防火委員会ブース」を設け、「幼年」「少年」「女性」の各クラブののぼりを掲げ、各クラブ員の集合場所等の目印とするとともに、来場者にクラブの存在と活動をアピールすることができました。
総括として、名張市等が共催する「とれたて!なばり2019」と同時に開催したことにより、多くの市民に対して防火・防災の啓発を行うことができ、また、名張市幼年少年女性防火委員会としても、「クラブ員の防火意識の高揚を図る」「各クラブ相互の連携の強化を図る」「クラブ員を通じて広く防火思想を普及させる」という目的を達成することができたと思います。
少年消防クラブ 予防啓発活動
ステージイベント
梅が丘幼稚園幼年消防クラブ
「第44回市民と消防のつどい」を開催
大分県 別府市消防本部
令和元年11月10日(日)「第44回市民と消防のつどい」を、大分県別府市の別府公園にて開催し、天候にも恵まれ約23,000人もの市民の方々が来場しました。
会場入口付近では、別府市少年婦人防火委員会のクラブ員による防火リーフレットや住宅用火災警報器設置促進リーフレットの配布を行いました。
人気のはしご車試乗体験は、例年2台運用100組で行っていましたが、車両整備の関係上、1台50組で実施しました。その代わりとして、災害時に活用してもらえるように、ロープ結索体験コーナーを新設し、多くの来場者に体験していただくことができました。
ステージイベントとして、幼年消防クラブの鼓笛演奏や市内の消防団・防火クラブ員・来場者が参加した防火絶叫大会を実施し、防火啓発への思いを来場者に伝えていただくことで、来場者の方にも火災予防への意識を持っていただけたと感じました。
また、昨年度好評であった「防火劇場」を今年度も実施し、「住宅用火災警報器の設置・定期的な点検、電池交換・10年経過した住宅用火災警報器の交換」を啓発するためのシナリオで消防職員が劇を行いました。劇の途中には、現場活動さながらの訓練披露も行いました。劇中に登場する、住警器マンが子供たちに人気があり、会場内でリーフレットを配布する際に、子供たちが多く集まってくれていました。
車両展示場所に、今年から記念パネルを設置し、写真撮影に使用していただきました。
この「市民と消防のつどい」を通じ、市民の方々と消防職員のみならず防火クラブ員もが身近に接することで、たくさんの方々に火災予防の普及啓発をPRすること、また、火災予防の理解を深めていただくという目標は十分達成できたものと確信しております。