『(一財)救急振興財団 理事長による挨拶、救急講習会実施状況について』
令和6年11月8日(金)ホテルルポール麹町(東京都千代田区)にて「第23回応急手当普及啓発推進会議」を、前日開催した「地域総参加の防災力向上大会」にご参加された女性防火クラブ員 総勢134名迎えて開催しました。
佐々木 救急振興財団理事長
会場の様子
はじめに、(一財)救急振興財団 佐々木 敦朗 理事長よりご挨拶をいただきました。
「全国各地で『普通救命講習会』を実施していただき、ありがとうございます。救命効果が高める必要な一連の行いを「救命の連鎖」といい、救命の連鎖は『心停止の予防』、『早期通報』、『一次救命処置』、『二次救命処置と集中治療』この4つの輪で成り立っています。消防機関が到着する前に、まず応急手当をしていただく。これこそが人命を救う一歩だと考えております。今後とも私どもの事業にご尽力賜りますようお願い申し上げます。」と述べられました。
『救急講習実施状況』
- 大阪府寝屋川市女性防火クラブ 会長 田中 夏美 氏
- 熊本県宇城市婦人(女性)防火クラブ 会長 濵﨑 籌子 氏
2名の方に発表をしていただきました。
大阪府寝屋川市 田中会長
熊本県宇城市 濵﨑会長
『救急業務の現状と課題』
寺村 専門官による講演 総務省消防庁救急企画室 寺村 一成 救急専門官より、救急搬送と応急手当の状況や、近年増加する熱中症の予防について講演を行っていただきました。
救急出動件数が年々増加しているなか、救急車の現場到着時間や病院収容までの時間が最長になっている問題、その中で一般市民が除細動を行った場合の生存率や社会復帰率の調査結果について、また、応急手当の種類や、外国人等と救急活動に係る円滑なコミュニケーション図れるよう、総務省が取り組んでいる施策について説明をしていただきました。
閉会挨拶をする髙尾 理事長『閉会』
最後に、(一財)日本防火・防災協会 髙尾 和彦 理事長が閉会の挨拶で、日頃地域で活躍されている全国の女性防火クラブ員の皆様へ感謝を述べて会議を終了いたしました。