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2005年9月

7.栄えある内閣総理大臣表彰を受賞して(千葉県婦人防火クラブ連絡協議会 竹内会長)

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千葉県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会
会⻑ ⽵内 久⼦

 去る7⽉1⽇に内閣総理⼤⾂官邸において安全功労者に対し、内閣総理⼤⾂表彰が⾏われましたが、まさか、私がその個⼈表彰の対象になるとは夢にも思っておりませんでした。
 安全功労者内閣総理⼤⾂表彰という名誉ある受賞は、私にとり誠に⾝に余る光栄でございます。
 このたびの受賞は、総務省消防庁をはじめ財団法⼈⽇本防⽕協会など消防関係の皆様のご厚情とご⽀援の賜ものと存じ、⼼から厚く御礼申し上げます。
 顧ますと、私たちのクラブは結成以来、早や26年が過ぎました。この間、時代の変化、災害態様や住⺠意識の変遷のなか、⽕災をはじめ、地震、風⽔害等さまざまな⾃然災害に遭遇してまいりました。
 最近の事例としては、新潟県中越地震の直後、私たちは財団法⼈⽇本防⽕協会から⼈的⽀援の要請を受け、余震が続く⼩千⾕市を訪れました。はじめは、憔悴しきった被災者の⽅々にかける⾔葉にも⼾惑いましたが、炊き出しなどささやかなボランティア活動に対して多くの⽅々に喜んでいただき、また、別れ際の涙を堪えながら笑みは⽣涯忘れ得ないものとなりました。
 わが国の⾼齢化問題はさまざまな分野で深刻化してきています。殊に、ひとたび災害が発⽣しますと要援護者といわれる多くの⾼齢者が犠牲になることです。
 平成15年度統計(消防⽩書)によりますと、全国における⾼齢者の焼死者数が17年ぶりに1,000⼈を超えました。これらの状況を踏まえ、消防法の改正がなされ、平成18年6⽉1⽇から、すべての新築住宅について⽕災警報器の設置が義務付けられ、また既存住宅についても、それぞれの市町村条例によりこれらの設置についての施⾏時期が定められることになりました。⾼齢者を⽕災から守るためには画期的なことだと思います。同時に、わが国における⽕災件数の⼤幅減少につながるものと期待されます。
 私たち婦⼈防⽕クラブといたしましても、防炎品、住宅⽤⽕災消⽕器等の備え付けに併せ、⽕災警報器の設置に微⼒ながらその普及促進についてお⼿伝いができればと考えております。
 「⾃分の⾝は⾃分で守る。」「⾃分たちの街は⾃分たちで守る。」は古くて新しい⾔葉です。
 ⼀⼈ひとりの⼒はいかに⼩さいものであっても、多くの⼈々の⼒が結集したときは、その⼒は⼤きなものとなります。いざというときに備えて、⽇頃から地域あるいは隣⼈同⼠でのコミュニケーションを緊密にし、防災意識の⾼揚を図ることが何より⼤切であるかと思います。
 幸いなことに、私は、健康に恵まれているうえ、広く⼈間関係にも恵まれ感謝の気持ちでいっぱいでございます。また、理解と協⼒を惜しまず応援してくれた家族にも感謝です。
 この度の受賞を励みとして、なお⼀層⾃⼰研鑚に努め、皆様とともに⽕災をなくすことを目指してまいりたいと考えております。
 今後とも、皆様の旧に倍するご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

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