ジオラマ見学中 福井県婦人防火クラブ連絡協議会では、(財)日本防火協会と
の共催により、去る10月12日(木)、愛知県婦人消防クラブ連
絡協議会の皆さんを福井市防災センターにお迎えし、約60名に
よる合同研修会を開催しました。
始めに、地震体験や展示の見学をした後、愛知県の永坂幸子
会長、福井県の小川英子会長、それぞれのあいさつで研修会が
スタート、事業計画等各協議会の概要説明に続いて、小川会長
が平成16年7月の福井豪雨災害において、被災を免れたクラブ
員と共に行った福井市(旧美山町)蔵作地区での炊出しと瓦礫
や泥の除去作業について報告しました。
引き続いて行われた意見交換では、災害発生当時、愛知県か
らボランティア活動に参加してくださった方が、被災地の様子を思い出して涙ぐまれる場面もあり、その温か
いお気持ちに深く感激するとともに、改めて、全国から駆け付けてくださった大勢のボランティアの方々による
支援や多くの義援金を寄せていただいたことに、感謝の念を深くいたしました。
愛知県においては、東海・東南海などの大規模地震の発生に備え、地震防災対策を推進しておられること
もあり、現在、福井県において、各地区の婦人防火クラブが自主防災組織やまちづくりへの参画を進めてい
ることに賛同していただいたほか、県境を越えた広域支援活動のあり方、会員の加入促進や組織の運営方
法、住宅用火災警報器の早期設置に向けた共同購入の推進など、多岐に渡り、熱心な意見交換が続きまし
た。
婦人防火クラブの育成強化と防火・防災対策の推進について、今後とも、両県ともに一層の努力をしていき
たいとの気持ちを新たにした研修となりました。
会場
永坂会長
小川会長
記念撮影