防災物品・防災パネル展示コーナー
8月27日(日)、広島市長束西小学校において自主防災会員
800名が参加し、「平成18年度安佐南区防災訓練・防災フェア」
が実施されました。
この行事は、9月1日の「防災の日」にちなみ、安佐南区全域が
大規模地震により壊滅的な被害を受けたと想定し、長束西小学
校を訓練会場に地元自主防災会連合会、区役所、消防署、消防
団及び警察、医師会、学生ボランティア等が一体となり、防災訓
練・防災フェアを開催することにより、地域住民の防災意識の向
上と災害に強い区民づくりを目的として実施されたものです。
第1部訓練では、地域住民を中心として避難参集訓練及び生
活避難場所運営マニュアル検証訓練が行われ、地域住民は、
午前8時「訓練地震」の発生に伴い、非常持ち出し品を背負って近隣の一時避難場所に集まり点呼や被害情
報の収集、負傷者の応急手当などを行った後、生活避難場所である長束西小学校に避難しました。長束西
小学校では、参集した連合会役員を中心に生活避難場所運営本部を立ち上げ、建物の安全点検・情報収
集・伝達・避難所の開設・炊き出しなどの訓練を通して運営マニュアルに定める運営本部の役割を検証しまし
た。
住宅用火災警報器展示コーナー 第2部訓練では、地震災害想定訓練として、自主防災会員、学
生ボランティア及び消防団員等による救出・救護訓練、消火器
やバケツリレーによる消火訓練、一斉放水訓練などが行われま
した。
また、体験・展示・相談コーナーを設置し、防災物品や防災パ
ネルの展示、土石流模型による実験の見学、地震・煙・降雨体
験及び防災相談などが行われ、広島市消防音楽隊のドリル演
奏で花を添えました。
6月から、約3ヶ月間の訓練準備期間では、運営本部の各班
の役割を周知徹底し、具体的な訓練項目や内容を決定し、決定
事項は、役員が各自主防災会に持ち帰り、地域住民に伝達、周
知が図られました。このことから、住民は防災訓練と身構えることなく参加できるとともに自主防災会の位置
付けが明確に理解されました。
そして、参加者が訓練の必要性を認識するとともに、要援護者に対する自主防災会の援助の必要性が新
たに認識され、個人情報保護の観点から要援護者情報を自主防災会で把握することの困難性が住民から
課題として提起されました。
今回の訓練では、学区内の自主防災会や学生ボランティアなどが連携して一体的に訓練に取り組んだ結
果、学区内の連帯感が更に高まったという意見が多数を占め、わが身を災害から守るためには、近隣住民と
の日頃からの付き合いや、地域での連携の必要性が十分認識されるとともに参加住民の防災意識の高揚
が図られました。
車両からの救出
降雨体験
近隣避難所から生活避難所へ
応急手当体験コーナー
バケツリレーによる消火
医師現地派遣
「防災の日」の9月1日、市民に火災予防を呼びかける「第24回旭川市消防防火パレード」が、買物公園で
盛大に行われました。
このパレードは、毎年この時期に開催されるもので、幼年、婦人、スーパーエイジの各防火クラブからおよ
そ3,800人が参加し、そろいの法被姿等で「まとい」や「旗」を持った子供達、クラブ旗を構えさっそうと行進
する女性達、そしてそろいの拍子木で元気に行進する年配の方々が、沿道の市民に「火の用心」を訴えまし
た。
この日は絶好の天候に恵まれ、沿道にはカメラやビデオを手にした大勢の父母や市民が詰め掛け、特に、
鼓笛演奏やポンポン・フラッグを持って独自の振り付けで行進する子供たちが通るたびに大きな拍手を送っ
ていました。
本パレードは、子供たちをはじめ、その家族や地域住民の防火に対する関心を着実に高め、火災の減少に
大きく役立っているものであり、今や、各防火クラブ及び消防本部における重要な事業となっております。
去る9月15日(金)に平成18年度「親子で防火のつどい」が鯖
江市総合体育館で開催され、市内の幼稚園、保育所(園)に通う
4,5歳児約1,400人の幼年防火クラブ員が防火の誓いを約束し
ました。
今年は、オープニングに消防職員がテレビで人気の「ボウケン
ジャー」を真似た衣装で登場し防火をアピール。人気キャラクター
の寸劇をするなど会場を盛り上げました。
また、消防音楽隊とカラーガード隊「シューティングスター」による
ドリル演奏や、幼年防火クラブ員たちが火の用心の歌に合わせて
踊る「リズムでファイヤー!!」などをして、火災予防の大切さを体
験しました。
その後、避難訓練を行い、防災ヘリコプターによる救助訓練を見学し、消防車両の前で記念撮影をしまし
た。
当釜石大槌地区行政事務組合消防本部は、1市1町で構成する岩手県沿岸にあって、陸中海岸国立公園
の中央に位置する海と山に囲まれた風光明媚な自然に恵まれた所にある人口6万2千余人で、消防職員
106名の小規模の消防本部であります。
平成18年9月28日(木)午前10時から12時まで、大槌町港町の「海づくり公園広場」を会場に、恒例の釜
石地区幼少年婦人防火委員会主催、財団法人日本防火協会共催による「第8回消防ふれあいフェスティバ
ル」が華やかに行われました。
451名の幼年消防クラブ員の子供たちと消防関係者との「ふれあい体験」は、父母や地域住民が参観する
中で、第1部の開会式のセレモニーが行われ、可愛いい園児による演技に大きな拍手と喝采が会場にこだ
まし、締めくくりには代表園児の男女2名が「火遊びはしません!」、「火のそばで遊びません!」、「みんなで
火事を出さないように気をつけます!」と3つの防火の誓いを全園児と大声で唱和し、同時にはしご車から吊
るされた「くす玉」が割られ、垂れ幕と紙吹雪が舞い散り華やかな開会セレモニーとなりました。
第2部は、消防職員が演ずる訓練に対して、かけ声や拍手の連続で驚きながらの見学となり、その後は、
「バケツリレー」、「消防車と綱引き」に歓喜の声が上がりました。さらに、「消防車両とのふれあい体験」では、
消防車に乗ったり、触れたり、記念写真の撮影など、笑顔いっぱいの楽しいフェスティバルとなり、幼児期に
おいて取り組んだこの感動が大人への成長期に、必ずや効果が得られるものであり、所期の目的を達成す
ることができました。
一日救急隊長 天草広域連合中央消防署河浦分署では、9月9日、天草市立
河浦病院の看護師山田真由美さんを一日救急隊長に任命し、
辞令交付式及び通常点検を実施、その後、河浦中学校のスクー
ルバスと普通乗用車の模擬交通事故を想定し現場での救助救
出訓練及び応急手当の訓練を実施しました。
訓練には、教職員及び全校生が参加、運転手の事故発生の
通報により、消防車、救急車で出動、救急車には山田看護師も
救急隊長として出動し、スクールバスの非常口から負傷者の救
出、救急隊長の指示による応急処置、衝突時に発生した車両火
災の消火訓練を迅速な対応で実践的に実施しました。
宮田えびす防火クラブ長 田中静子
私が婦人防火クラブに入ったのは、平成15年4月でした。
私は何かと消防には縁があるようで、以前勤めていた職場で屋
内消火栓操法大会に出場し3位に入賞することができ今でもうれ
しい思い出です。
あれから20年が経ち、また消防に関わることになり、あのころが
懐かしく思い出されました。
私たち婦人防火クラブ員は家庭における火災予防思想の普及を
図り、住民の防火思想の向上を目的とする活動をしていこうと思っ
ておりますが、なかなか活動できていないのが現状です。
最近の活動としては、7月に倉岳分遣所で住宅用火災警報器の研修や軽可搬ポンプの取扱い訓練をしま
した。
警報器の映写会では、就寝中の時間帯の火災死亡者が多いということを知りました。
火災を早く察知して逃げ遅れがないようにすることが大事だということが分かりました。
また、新築住宅は今年の6月から、既存の住宅は平成23年6月から住宅用火災警報器等の設置が義務
付けられることになっているそうです。
これからも機会を作って、軽可搬ポンプの取扱い訓練や防火意識の向上になる勉強会等を繰り返しやって
いかなければならないと思います。
豊橋市自衛消防連絡協議会では、職域防火体制の強化及び技術向上を図るため、自衛消防隊放水競技
大会を開催し、本年度で第40回目を迎えました。
平成18年9月30日に開催されました今大会では、小型動力ポンプの部12隊、屋内消火栓の部7隊、同
女子の部3隊、2号消火栓の部10隊の合計32隊が参加し、各事業所の職員が、自隊の消防ポンプや会場
内に設置された屋内消火栓、2号消火栓等を使用して実際に放水し、標的を落下させ、その安全性や速さを
競いました。
今回は屋内消火栓の部に、男女混合で参加する消防隊もあり、女性隊員が男性隊員顔負けの活躍を見せ
てくれました。