工藤会長 先の青森県婦人防火クラブ連絡協議会役員改選におきま
して、堀川睦子前会長の後任として会長に就任いたしまし
た工藤節と申します。
会長職という重責を全うすることができるのかと不安で
はありますが、財団法人日本防火協会はじめ、関係機関の
皆様のご指導、ご協力をいただきながら精一杯努めて参り
ますので、よろしくお願いいたします。
さて、青森県では、昨年、放火自殺等を除く住宅火災に
より20名の方が犠牲となり、うち高齢者が15名と7割以上
を占めました。全国的にも、犠牲者に占める高齢者の割合
が半数以上と高い割合を占めておりますが、今後の高齢化
社会の一層の進行とともに、さらなる犠牲者の増加が懸念されるところであり、まさに住宅用火災警
報器の早期設置が喫緊の課題であると感じています。
このような状況を踏まえ、住宅用火災警報器の早期設置に向けて、地域の気運を醸成していくため
に、私たち婦人防火クラブの果たす役割は大変重要なものであると考えています。
当協議会におきましても、住宅用火災警報器が早期に普及、設置されるよう、県内の各婦人防火ク
ラブの活動を支援するとともに、防火イベントなどを開催して積極的な広報活動に努めて参りますの
で、皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。