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2007年3月

9.住宅用火災警報器の普及啓発に向けて

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群馬県 前橋市幼年少年女性防火クラブ推進委員会
前橋市消防本部

 第17回女性と子どもの防火のつどいが前橋テルサ2階ホールにおいて、幼年・少年消防クラブ員、 女性防火クラブ員ら431名の参加の上、開催されました。
 このつどいは、幼年消防クラブ員、少年消防クラブ員及び女性防火クラブ員が消防とのふれあいを さらに深め、防火意識の高揚と火災の恐ろしさを再認識するとともに、クラブ員の自覚と決意を新た にし、安全と安心なまちづくりに寄与することを目的に開催されたものです。
 つどいでは、防火ポスターコンクールの実施や表彰及び防火ポスター入賞作品の展示により、火災 予防広報が図られ、また、幼年消防クラブ員、少年消防クラブ員、女性防火クラブ員及び消防音楽隊 員が一堂に集まり、ポスターの表彰式や防火演技・音楽演奏等を披露し、消防とのふれあいを深めま した。
 また、幼年消防クラブ員全員による「火の用心のうた」の合唱と、代表園児8名による「防火のち かい」を行い、参加者全員に防火に対する意識が深まったと思われます。
 そして、「住宅用火災警報器設置推進コーナー」を併設し、参加者に設置の義務化の説明や啓発用 チラシ、ポケットティッシュ等を配布しました。


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愛媛県 新居浜市幼少年婦人防火委員会
新居浜市消防本部

 第28回婦人防火のつどいがイオン新居浜ショッピングセンターにおいて開催され、婦人防火クラ ブ員ら250名が参加しました。
 体験会場では、起震車・煙体験ハウスの他に地震及び煙に関するパネルを設置し、家族連れなど数 多くの来場者が訪れました。子供向けのコーナーとして、防火ビデオ(アニメ等)の上映、ならびに 消防車と救急車の仕組みをパネル展示しました。
 また、新居浜市少年消防クラブ員が作成した防火ポスターの展示では、来場者が足をとめてポスタ ーを眺める姿が多く見られました。
 イベント会場では、住宅用火災警報器に関するアンケートコーナー、風船コーナー、防火衣の試着 コーナーなどを設け、来場者に防火広報を実施しました。
 なお、来場者にご記入いただいた住宅用火災警報器に関するアンケートから、住宅用火災警報器の 設置について、当市のような地方での取り組みは、近所や地域での設置実績を伸ばすことに重点を置 くべきと考えています。
 この取り組みについては、消防関係団体(消防団、婦人防火クラブ、自主防災組織)が公民館・自 治会の会合へ参加し、各地域での共同購入を推進するという手法が効果的と考え、当市ではすでに公 民館単位の文化祭に婦人防火クラブが参加しております。早期設置の広報と販売を実施したクラブも あります。
 今後はこうした消防関係団体との連携を図り、住宅用火災警報器の早期設置に向けて取り組みを強 化していきたいと考えています。


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高知県 高知市少年婦人防火委員会
高知市消防局

 高知市の「わんぱーくこうち」という遊園地において、 「第16回ふれあい防火まつり」が開催されました。
 当日は幼年消防クラブ、少年消防クラブ、婦人消防クラブ やその御家族の皆さんに加え、「わんぱーくこうち」に遊び に来た一般客等大勢の参加者があり、午後1時よりの開会宣 言の後、幼年消防クラブ鼓笛隊の演奏や可愛い演技が行われ ました。
 また、訓練用の水消火器で景品のボールを落とす消火訓練 コーナーや煙道を通過する煙体験コーナー、梯子車への試 乗、起震車による地震体験コーナー、防災ウルトラクイズなど多彩なイベントを用意し、住宅防火コ ーナーでは、本年から住宅への設置が義務付けられる住宅用火災警報器のリーフレット配布、啓発ビ デオを上映するなど、各コーナーを通じて楽しみながら防災に対する意識を高めることができまし た。


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福島県 喜多方地方広域少年婦人防火委員会
喜多方地方広域市町村圏組合消防本部

 一人ひとりが防火防災意識を高め、火災予防の普及と啓発を目的に「火災から命を守ろう」と題し て、防火フェスティバルを喜多方プラザ文化センターにおいて開催しました。今年で2回目の開催と なりました。
 今年は、財団法人日本防火協会共催行事として開催され、幼年・少年消防クラブ員、婦人消防隊 員、消防団員及び外郭団体から多数の参加をいただくことができました。
 大会では、年々増加している住宅火災による死者の抑止と犠牲者の半数が高齢者であることに重点 をおき、住宅用火災警報器や住宅用防災機器等を展示し、設置促進を強力に推進するとともに、この 「防火フェスティバル」を契機に、全国統一防火標語である「あなたです 火のあるくらしの 見は り役」をスローガンに、一人ひとりが見はり役に徹して、安心で安全な地域作りをめざし、火災予防 の普及啓発に取り組むことができました。


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福岡県 八女地区防火委員会
八女消防本部

 八女地区管内の自主防災組織・婦人防火クラブ・一般住民を対象に、八女文化会館にて、八女地区 安心・安全研修会が開催されました。婦人防火クラブ員ら、約600名が参加して行われました。
 住宅用火災警報器の展示、体験コーナーを設けて必要性と法制化について、また、地震・水害など の自然災害に対して福岡県西方地震で住民の避難誘導・炊き出しなどで活躍された玄界島婦人防火ク ラブ隊長・前隊長による「災害体験談」、福岡市博多区春住校区自治協議会の相談役による「自主防 災組織リーダーによる活動事例」による講演を行い、会場の研修者は熱心に講演を聴講していまし た。
 研修参加者は、「わがまち・わが家は自分たちで守る」と認識し、更なる自主防災組織の育成強化 と住宅用火災警報器の普及啓発を行い、安心して安全で暮らせるまちづくりと防火防災意識の高揚を 図ることができました。


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青森県 黒石地区消防事務組合幼少年婦人防火委員会
黒石地区消防事務組合消防本部

 黒石地区消防事務組合幼少年婦人防火委員会では、「青森県防火の集い黒石大会」を開催しまし た。
 この大会は、県内の幼年・少年消防クラブ員、婦人防火クラブ員が一堂に会して防火を誓い合い、 県民の防火意識の高揚及び民間防火組織の拡大強化を図ることを目的として開催しました。
 第1部では、主催者のあいさつの後、婦人防火クラブを対象とした県知事表彰を行い、優秀な活動 が認められた岩木地区婦人防火クラブ(弘前市)及び左比代婦人消防クラブ(八戸市)が栄えある表 彰を受けました。
 また、婦人防火クラブ員による体験発表や幼年消防クラブ員による防火の誓いなども行い、参加者 に対して防火、防災意識の高揚を図ることができました。
 第2部では、幼年消防クラブ員による元気いっぱいの防火演技や、婦人防火クラブ員による「黒石 よされ踊り」の披露が行われ、大いに盛り上がる内容となりました。
 その他に、会場内に住宅用火災警報器の展示・説明ブースを設け、住宅用火災警報器のPRも積極 的に行いました。
 県内各地から防火クラブ員や住民が集まり、安全・安心な街づくりへ向けて防火を誓うことがで き、大変有意義な大会となりました。


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岩手県 胆江地区幼少年婦人防火委員会
胆江地区消防組合消防本部

 胆江地区幼少年婦人防火委員会では、奥州市江刺体育文化会館において、「第1回胆江地区防火防 災セミナー」を開催しました。
 このセミナーは、消防本部統合後初めての企画であり、市町村合併後の新たな地域の防災事情を知 る上でも有意義なものとなりました。
 セミナーでは、最初に、防災士養成の講師をはじめ防災の幅広い分野で活躍している、ヤルデア研 究所所長の伊東義高氏を講師に招き、「自身で、地震に、自信を」と題し特別講演をいただきまし た。
 講演では、2033年までに99%の確立で発生が予想される宮城県沖地震や胆沢地域に走る活断層の 状況及び地震発生前の家庭における事前対策を学び、地震対策は、防災ではなく減災が重要であると の認識を新たにしました。
 引き続き行われたAED体験学習では、婦人消防協力隊員が中心となり、救急救命士からAEDの使 用方法を学びました。
 この講習は、当管内でも次第にAEDが普及しつつある実情に鑑み、誰もが簡単に使えることを理 解してもらうことがねらいで、既にCPRを学んでいる婦人消防協力隊員にとって、AEDがより身近な ものとなったようです。
 セミナーの最後は、地元で35年間継続して演奏活動を行っている楽団メロディジャックスの紹介 を兼ね特別演奏が行われ、アンコールの拍手が沸きあがるほどの盛況さで、集まった約550名の来場 者も地域の音楽文化に触れることができ、好評な企画となりました。
 このセミナーでは、一貫して市町村合併後の地域防災に目を向けてもらうことを心掛けたもので、 所期の目的が達せられたものと感じております。
 また、住宅用火災警報器の展示コーナーも設けられ、多くの方が足をとめていました。


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長崎県 長崎市少年婦人防火委員会
長崎市消防局

 長崎市婦人防火クラブ連絡協議会は、長崎市公会堂におい て「第38回防火のつどい」・「平成18年婦人防火クラブ長崎 地区大会」を、財団法人日本防火協会、長崎市少年婦人防火 委員会の共催により開催いたしました。
 第1部の式典では、長崎市消防局長から永年にわたり、各 地区の婦人防火クラブの会長及び少年消防クラブ育成協議会 長として活躍され、地域の火災予防の中心となって、ご尽力 された方々10名に表彰状を贈呈するとともに、連絡協議会長 が「防火宣言」を行い、より一層の活動について心新たに誓 いました。
 第2部では、「防災 国民保護の諸問題と婦人防火クラブ」と題し、(財)消防科学総合センター 理事長 木下英敏氏に講演いただきました。
 また、消防法改正により住宅用火災警報器の設置が義務化され、婦人防火クラブ員を通じた市民啓 発活動を展開するため、住宅用火災警報器設置広報や防炎物品の普及パンフレットの配布、並びに住 宅用火災警報器の展示コーナーを設けました。


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