7月16日午前10時13分ごろ、新潟県上中越沖を震源とする強い地震があり、新潟県柏崎市、長岡
市、刈羽村、長野県飯綱町で震度6強、新潟県上越市、小千谷市、出雲崎町で震度6弱を記録し、東
北から関東、東海の広い範囲で震度3以上を観測しました。その後の余震は60回以上続き、震度6弱
もあり、気象庁は今後も最大で6弱の余震の恐れがあるとして警戒を呼び掛けています。
7月18日午前9時現在、新潟県などで住宅1,437棟が損壊し、9人が住宅の下敷きになるなどして死
亡しました。負傷者も1,000人を超え、柏崎市などで約1万人が避難しました。
気象庁は今回の地震を「平成19(2007)年新潟県中越沖地震」と命名しました。震度6強を記録
した地震は今年3月の能登半島地震以来です。
同庁によると、震源の深さは約17キロで、地震の規模はマグニチュード(M)6・8と推定され、柏
崎市で最大20センチの津波を記録しました。
被害状況につきましては、消防庁より資料が公開されておりますので、下記よりご覧ください。
平成19年(2007年)新潟県中越沖地震(第17報)(PDF)
また、7月5日からの梅雨前線及び台風による被害状況につきましても、消防庁より資料が公開さ
れておりますので、下記よりご覧ください。
平成19年7月5日からの梅雨前線及び台風による被害状況(第17報)(PDF)