平成19年度の消防功労者総務大臣表彰式において、18名の方々が受賞されました。
そのうち女性防火クラブから、福島県女性防火クラブ連絡協議会会長の遠藤瞳氏、静岡県女性防火クラブ連絡協議会会長の鈴木政子氏、愛知県婦人消防クラブ連絡協議会会長の永坂幸子氏の3名が受賞されました。
この表彰は、共に、婦人防火クラブ連合会等の役員として、郷土愛護の精神に基づき、防火防災に献身的に尽力された永年の功労が認められたものです。
表彰式は、総務省講堂において、11月27日(火)13時30分より行われました。公務によりご欠席の増田総務大臣に代わり、谷口副大臣により表彰状が授与されました。
受賞された3名の経歴は次のとおりです。
遠藤 瞳氏(福島県女性防火クラブ連絡協議会 会長)
昭和57年、東和町(現二本松市)婦人防火クラブ入会時から、率先して地域での防災活動に参加し、昭和63年には同クラブ会長に就任、平成10年には安達地方女性防火クラブ連絡協議会会長に就任し、地域の安全・安心の確保に多大な貢献をされております。
平成16年、福島県女性防火クラブ連絡協議会会長に就任後は、そのリーダーシップを遺憾なく発揮し、県内各団体に対し、普通救命講習にかかる普及活動や住宅用火災警報器設置促進を行い、積極的に県下女性防火クラブの意識向上に貢献するなど、地域防災力向上に努めておられます。
鈴木 政子氏(静岡県女性防火クラブ連絡協議会 会長)
昭和55年、浜松市浅間地区婦人防災クラブの設立に尽力し、初代会長として率先して地域での防火活動に参加し、昭和56年には浜松地区婦人防火クラブ連合会結成に尽力し、平成元年には同連合会会長に、平成2年には静岡県婦人防火クラブ連絡協議会副会長に就任し、地域の安全確保に多大な貢献をしておられます。
平成14年の静岡県女性防火クラブ連絡協議会会長就任後は、そのリーダーシップを遺憾なく発揮し、防火防災思想の普及、啓発に積極的に取り組み、静岡県防火のつどいや消防学校体験入校、女性防火クラブ員を対象とした研修会等の開催に尽力しているほか、防災訓練等に積極的に参加するなど、地域防災力向上に努めておられます。
永坂 幸子氏(愛知県婦人消防クラブ連絡協議会 会長)
昭和59年、碧南市婦人消防クラブ連絡協議会(現 碧南市女性防火クラブ連絡協議会)入会時から、率先して地域での防火活動に参加し、平成11年には同協議会の会長に就任し、地域の安心安全の確保に多大な貢献をしておられます。
平成16年、愛知県婦人消防クラブ連絡協議会会長に就任後は、そのリーダーシップを遺憾なく発揮し、県内各団体への防火防災意識向上のためのPR活動、住宅用火災警報器の設置促進、防災製品の普及啓発などを行い、積極的に県下婦人防火クラブの意識向上に貢献しています。また、他都道府県婦人防火クラブとも災害時の支援活動や幹部研修会を実施するなど連絡調整を図っており、地域防災力向上に努めておられます。