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2007年12月

4.住宅用火災警報器シンポジューム及び研修会について

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愛媛県婦人防火クラブ連絡協議会

 愛媛県婦人防火クラブ連絡協議会住宅用火災警報器関係研修会が、去る10月30日(火)に愛媛県松山市のメルパルク松山において開催されました。
 この研修会は、住宅用火災警報器の設置義務化を受け、警報器の早期設置に向けて、住民に対する普及啓発の中心として活躍が期待される婦人防火クラブ幹部の知識の向上を図ることを目的として、愛媛県婦人防火クラブ連絡協議会の主催で開催され、愛媛県内各地区の婦人防火クラブ員や消防職員ら約80名が参加しました。
 主催者等のあいさつの後、財団法人日本防火協会の梅次事務局長から「すべての住まいに住宅用火災警報器を!」と題して基調講演をしていただき、その後、各地区代表者による住宅用火災警報器普及啓発状況の発表や意見交換を行いました。
 梅次事務局長の御講演では、最近の住宅火災の増加に伴う住宅用火災警報器の早期設置の必要性や警報器の性能についての説明などとともに、今後、婦人防火クラブに期待される設置促進活動等について分かりやすく講演していただきました。
 また、警報器普及啓発状況の発表や意見交換では、自主防災組織等と連携した共同購入の実施、各種助成制度を利用した設置促進活動や警報器を持ち歩いてのPR活動など積極的な活動状況が報告されるとともに、各クラブ間の情報を共有することができました。
 地域住民への普及啓発に当たっては、高齢者や障害者世帯への普及の難しさや、町内会や消防団など地域一体となった取り組みの必要性を感じているなど、各クラブとも悩みを抱えているようですが、梅次事務局長からのアドバイスをいただきながら、他のクラブの取り組みをお互いに参考に出来たことは大変有意義であったと思います。

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