9月5日、「第29回旭川市消防防火パレード」が市中心部の買物公園で開催され、消防音楽隊を先頭に、市内の幼年消防クラブ・婦人防火クラブ・スーパーエイジ防火クラブの各クラブ員ら約1,100人が行進しながら、市民に火災予防を呼びかけました。
当初予定の9月2日は、台風12号の北上に伴う大雨の影響で延期となりましたが、9月5日は晴天に恵まれ、幼年消防クラブ員は鼓笛演奏や音楽に合わせて踊りながら元気いっぱいに「火の用心」を呼びかけ、沿道に詰めかけた市民の方々から大きな拍手が沸き起こっていました。
また、婦人防火クラブ員は小旗を振り、スーパーエイジ防火クラブ員は火の用心の音楽に合わせて拍子木を鳴らしながら市民の防火意識の高揚を図りました。
各クラブ員から約1,100人が参加
幼年消防クラブ員による鼓笛演奏
登米市幼少年婦人防火委員会では、(財)日本防火協会との共催により、9月15日(木)登米市の登米祝祭劇場において「第23回幼年防火まつり」を開催しました。
幼児の頃から「火」に対する正しい知識と、「火の用心」を身につけさせるとともに、幼年消防クラブ相互の情報交換と親睦を図り、災害のない明るい町づくりを目指すことを目的とするもので、今年で23回目となりました。
園児による開会宣言から始まり、防火の誓いでは、「マッチやライターで火遊びしません みんなで火の用心につとめます」などと大きな声で元気いっぱい誓いを述べました。
催しは、災害時にはどのような対応をすればよいかを学ぶために今回は初の試みで「ぼうさいダック」を園児と一緒に行い、災害時の対応を声と身体を動かし楽しみながら覚えました。
また消防署職員によるアトラクション寸劇で、「モヤスゾーをやっつけろ!!」と題し、正義の味方「ウォーターマン」が園児による防火の誓いの声援で悪役「モヤスゾー」を倒す熱演に、幼年消防クラブ員ら約780人は、盛んに拍手を送っていました。
最後は閉会宣言を行い、楽しみながら「火の用心」に対する心構えを学んだ一日となりました。
開会時の様子
防火の誓い