平成24年7月4日(水)学校法人 船橋雙葉学園 若松幼稚園幼年消防クラブでは、園舎が海岸部にほど近いことから、東日本大震災を教訓に大津波から身を守るため、高い場所へと避難することを身につけさせようと地元若松団地自治会の協力のもと避難訓練を実施しました。
最上階へ避難する園児たち 訓練は、大規模地震の発生を知らせる園内放送で訓練が始まり、園児たちは、机の下へ潜り込み、揺れが収まると園庭に避難しました。その後訓練は、大津波の恐れがあるとの想定で、より安全な高い場所まで移動するようにと先生からの指示があり、園児たちは、向かいにある若松団地の各棟の階段を利用し、5階踊り場へと向かい約7分で避難は完了しました。
日頃、わんぱくな子どもたちもこの時だけは、真剣に取り組んでおりました。
総員約1,000人が参加 宇和島地区広域事務組合消防本部では、去る7月13日(金)9時30分から12時まで、南予文化会館大ホールにおいて、(財)日本防火協会との共催で「第10回宇和島地区幼年消防大会」を開催しました。
この大会には、宇和島地区管内の幼年消防クラブ員、婦人防火クラブ員、園関係者、一般参加者たち総員約1,000人が参加しました。当地区では、幼年消防クラブ員相互の連帯協調と幼年期における「火遊びはぜったいにしません!!」の防火安全思想を養うことを目的として3年ごとに幼年消防大会を開催しています。
大会では、幼年消防クラブ員たちが、法被姿などで元気よく、合奏、遊戯、はしご操法などの演技を次々に披露して一生懸命に防火PRしました。また、宇和島観光宣伝隊の「もーに」も応援に駆けつけ、「もーに」と一緒に「火遊びはぜったいにしません!!」などの防火のちかいを行い、最後にクラブ員全員で『防火のうた「かじ」&「火の用心119」』を歌い、本大会を盛会裏に終了しました。
会場ロビーには住宅用火災警報器の設置推進を図るため、住宅防火コーナーを設け、参加者へ住宅用火災警報器の設置に関するパンフレット等を配布し、広く啓発を図りました。