
福井県の南越消防組合中消防署では9⽉21⽇(⽔)に、武
⽣市の⽇野川河川敷公園で「防災ふれあいプラザ」を実施し、
武⽣市内の幼年消防クラブ員約650名がお揃いの法被に⾝を
つつんで参加しました。南越消防⾳楽隊の演奏で元気に「消防
⾃動⾞の歌」を合唱した後、消防⾃動⾞からの放⽔を体験した
り、煙体験をしたりと、普段は遠くから⾒ることしかできない
消防と触れ合い、また、⽕事をはじめとした災害の怖さを体験
しました。
最後は、全員で声を合わせて「⽕遊びは絶対しません」と防
⽕の誓いをして⽕の⽤⼼の約束をしてくれました。
この⾏事を通じて、楽しみながらも、防災について学んでもらうことができ、とても実りあるもの
になったと思います。



管内の⼩学校から依頼を受け、⼥性消防⼠がゲストティー
チャーとして教壇に⽴ちました。
これは、5年⽣の⼈権学習の⼀環で、男⼥共同参画社会の実
体験を話し、⼩学⽣の職業に対する固定概念を取り除こうとい
う目的で⾏われました。
授業には、⼥性消防⼠のほかに⼥性のバスの運転⼠、男性看
護師が参加し、マントを⽻織って児童の前に登場し職業当てク
イズをおこなった後、どういう想いで仕事をしているか、やり
がい、誇りなどを話しました。
授業の最初は、多くの職業を「男性の仕事」「⼥性の仕事」「どちらでも良い仕事」と分けて考え
ていた児童たちも、授業の終わるころには、キラキラした眼で「どんな仕事も性別に関係なく誇りを
持って、⾃分らしく⼀⽣懸命頑張る気持ちが⼤切だと思いました。」と感想を述べました。

9⽉21⽇(⽔)、プールや課外活動で真っ⿊に⽇焼けした児童の顔がそろった⾼岡市⽴能町⼩学校に
おいて、「ファイア・パーク・イン・ノウマチ」が開催され、少年消防クラブ員、保護者、地元消防
団員など約700名が集まりました。
防⽕寸劇 この「ファイア・パーク」は、⽕や煙の怖さ、消⽕⽅法などの⽕災予防に関する知識を少年消防ク
ラブ員と保護者がいっしょになって体験し、学んでもらうために実施しています。
⼥性消防団員が、家庭における「うっかり⽕災」について
ユーモアたっぷりの寸劇を披露。クラブ員だけでなく保護者か
らも笑いがもれていました。
ユーモアながらも、うっかり⽕災の核⼼をつく内容に、真剣
なまなざしの保護者も⼤勢⾒られました。
消防署員がオイルパンに⽕を⼊れ、⼤きな炎が上がると、驚
いて悲鳴をあげる⼦もいましたが、「ホウキで、はくようにし
て、炎の下のほうを狙って消⽕します。」との説明に聞き⼊っ
ていました。
消⽕器体験コーナー 消⽕器を使うような事態は避けなければなりませんが、いざ
というときには、今⽇の体験を⽣かし、落ち着いて⾏動してほ
しいと思います。
各体験を通しクラブ員や保護者からは、「⽕は怖いもの、でも⼤切なもの。正しく⽕を使うことが
⼤切。これからも⽕災のない街を継続していきたい。」との声が聞かれました。
今回学んだ⽕災予防の知識をそれぞれが家庭へ持ち帰り、家族に伝えることによって「住宅防⽕」
の輪がさらに広がることを⼼から願っています。

倉岳分遣所では、9⽉9⽇倉岳保育所幼年消防クラブと苓陽幼稚園幼
年消防クラブ合同で救急チラシの配布を警察、交通安全協会、消防団、
⼥性防⽕クラブ等の協⼒を得て、国道266号線の棚底の上揚交差点で
実施しました。
クラブ員43⼈が、天消タオルとポケットティッシュそれに分遣所職
員⼿づくりの救急チラシを添え、ドライバーに「救急の⽇です。けがや
病気をしないようにしてください。」と声をかけて⼿渡すと、ドライ
バーからは思わぬ贈り物に「ありがとう」と笑顔で⾔葉を返され目的地
に向かわれました。
五和分署では、9⽉9⽇⼿野保育所において、園児及び保護者40⼈が
参加して親⼦救急教室を開催しました。
当園では、8歳の⼥の⼦が喉に何かを詰らせ通報時は意識がなく、チアノーゼ状態であったが保育
⼠の背部叩打法による適切な処置により救急⾞が現場到着時は気道開通して⼀命をとりとめた例があ
りました。
当⽇は、簡単な応急⼿当の⽅法や、乳児・⼤⼈の⼼肺蘇⽣法
を⾏い、「親⼦のふれあい」を深めながら命の⼤切さを知ると
ともにいざという時の対応を知ってもらおうと実施しました。

防⽕意識を⼦どものうちに⾝に付けてもらおうと、「幼年防
⽕まつり」が9⽉16⽇(⾦)10時より、登⽶市の登⽶祝祭劇場
で開催されました。
登⽶市幼少年婦⼈防⽕委員会などの主催で、今年で17回目
をかぞえます。登⽶市幼少年婦⼈防⽕委員会佐々⽊会⻑は開会
⾏事で「怖い⽕事を防ぎ、命を⼤切にする良い⼦に育ってくだ
さい」と述べました。
メインの催しは、消防本部の隊員らによるアクション寸劇
で、正義の味⽅「ウォーターマン」が、園児や消防隊員と協⼒
して悪役「⽕の怪獣メラミューラ」をやっつける熱演に、市内24の幼稚園や保育所・園に通う約900
名の園児らは、⼤喜びで拍⼿を送りました。
このほか、⽕災で逃げ遅れたと想定し、県防災航空隊のヘリコプターによるつり下げ救助の実演も
⾏われ、園児らは感⼼した様⼦で⾒守っていました。
この⾏事を通じて、消防への関⼼を⾼め、⽕の⼤切さ、⽕災など災害の危険性を訴え、防⽕防災へ
の意識付けを⾏い、このことにより、幼児に対する防⽕、防災意識の⾼揚が図られました。





豊橋市⾃衛消防連絡協議会では、職域防⽕体制の強化及び技
術向上を図るため、⾃衛消防隊放⽔競技⼤会を開催し、本年で
第39回を迎えました。
平成17年10⽉8⽇に開催されました今⼤会では、⼩型動
⼒ポンプの部12隊、屋内消⽕栓男⼦の部6隊、⼥⼦の部3
隊、2号消⽕栓の部11隊の合計32隊が参加し、各事業所の
職員が、⾃隊の消防ポンプや会場内に設置された屋内消⽕栓、
2号消⽕栓等を使⽤して実際に放⽔し、標的を落下させ、その
安全性や速さを競いました。
当⽇は⼩⾬の降りしきる中、⼥⼦の部では男⼦の部顔負けの活動を⾒せてくれました。

第22回胆沢地区婦⼈消防のつどい(胆沢地区幼少年婦⼈防
⽕委員会・胆沢地区消防組合主催 財団法⼈⽇本防⽕協会共
催)を9⽉17⽇胆沢町の⽂化創造センターで⾏われました。
「婦⼈消防の防災⾏動⼒を⾼めよう」をテーマに、遠野市の
語り部、細越雅⼦さんの特別講演や住宅⽤⽕災警報器について
の説明をはじめ、幼年消防クラブや婦⼈消防協⼒会委員による
アトラクションなどを⾏った。最後には、参加者全員で防⽕宣
⾔を⾏い、更なる防⽕知識の研鑽に務め、⽕災の撲滅と安全社
会の確⽴に務めることを誓いました。
つどいは、「家庭における⽕災予防の分野で活躍する会員
が、防⽕意識を⾼め、会員相互の親睦を図り、地域社会の安全
確保に役⽴てよう」を趣旨に、5市町村の婦⼈防⽕クラブ員を
始め、幼年消防クラブ員、消防職・団員など約500⼈余りが参
加し、開会に先⽴ち、⽞関ホールでは住宅⽤⽕災警報器を展⽰
し、実際に警報器を作動させるなどして今後の設置義務に向け
ての体験をしてもらいました。
開会式では、胆沢地区幼少年婦⼈防⽕委員会会⻑である、胆
沢地区消防組合の菅原睦夫消防⻑、胆沢⽵婦⼈消防連絡会の岩
⽊カツ⼦会⻑が挨拶したほか、開催地の後藤完胆沢町⻑や⽇本
防⽕協会の渡辺様から祝辞をいただきました。
岩⽊会⻑は「⼤災害は、何時降りかかるか分からないので、
会員皆が地域防災リーダーとなれるようそれぞれが更に気を引
き締め、愛すべき地域を守りましょう」と呼びかけました。
特別講演では、語り部の細越雅⼦さんが「ふるさとことばは
⼼をつなぐ」と題し遠野ふるさと⾔葉による昔話と先⼈の知恵
とユーモアで会場の⼈々の⼼を引き付ける講演でした。
⼀⽅住宅⽤⽕災警報器の説明では、法改正により、⼀般住宅
にも設置義務が図られ、どのようなところに、何時までに設置
しなければならないか等、スクリーンを使って細かく説明され
ました。
参加者⼀同は、知識の共有と、「防⽕防災意識を⾼め、会員
相互の親睦を図ると共に、地域社会の安全確保に役⽴てよう」の趣旨を再認識したつどいでした。