平成18年度住宅防火対策推進シンポジウムが、6月22日(木)
吹田市文化会館中ホールにおいて開催されました。東京会場に
おいては、6月1日に同シンポジウムを開催しており、基調講演、
パネルディスカッション等が行われました。
初めに、竹中平蔵総務大臣による「住宅防火推進宣言」(ビデ
オ出演)、続いて板倉敏和消防庁長官によるあいさつが行われ
ました。
NHK解説員 山崎登氏による基調講演「最近の災害や火災取
材から」が行われ、災害・防災取材を通して、対策の先取りと高
齢者対策の2つの課題を示されました。
高齢者対策では、火災から高齢者を守るため、住宅用火災警
報器について、既存住宅への設置を急ぐことなどを挙げられました。
また、想定外の火災に備えることや増加する放火対策等、地域の防災力の重要性を説きました。
その後、東京理科大学大学院教授菅原進一氏をコーディネーターに「住宅防火の重要性」をテーマにパネ
ルディスカッションが行われ、パネラーとして大阪府婦人防火クラブ連絡協議会の小林会長も招請され、活発
な意見が取りかわされました。