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2月1日(水)秋田県庁第二庁舎8階大会議室、3日(金)能代市
文化会館、8日(水)増田ふれあいプラザで、秋田県自主防災組
織育成指導者研修会が開催され、県内からの出席者450名が自
主防災組織リーダーらの体験発表や、一昨年の新潟県中越地
震で被災地支援のため派遣された県職員の活動報告などを通
し、組織の活動、運営の在り方などについて学びました。
この研修会は、災害における地域住民の自主防災体制を確立
するため、自主防災組織の結成促進、育成強化を図る必要か
ら、自主防災組織のリーダーをはじめ、自主防災体制の整備さ
れていない地域の町内会長や市町村の防災担当者等を対象
に、防災に関する知識の啓蒙・普及を図るとともに、自主防災組
織の活動・運営などについて研修を行うもので、全県3ブロックで
開催しました。
自主防災組織は、大規模災害発生時に、公的防災機関の到着
までの初期消火や避難誘導、救護など地域の初動対応の役目
を担っています。
県総合防災課によると、県内には昨年4月現在、2,566の自主
防災組織が結成されていますが、組織率(加入世帯の割合)は
58.5%で、全国平均を6ポイント下回っています。
2月3日は、県北地区では3年ぶりに能代市が会場となり開催さ
れ、能代山本をはじめ県北一円から自治会や市町村担当者、消
防関係者ら約200名が出席しました。
はじめに県総合防災課の豊田五郎防災監が自然災害の現状
と背景や、地域防災の現状と背景や、地域防災について講演を
行い、活断層が全国で2千カ所以上、県内で43カ所確認されて
おり、「地震はどこでも発生する可能性がある。日ごろの備えと
迅速な初動対応が重要」と語りました。
さらに平成7年の阪神淡路大震災で、生き埋めなどによる要救
助者の98%が自力あるいは家族、隣人、通行人に救助されており、「防災機関は被災現場にすぐには行けな
いので、全員が常に当事者意識を持つことが大切」と説明、防災の基本に自助、共助、公助の3要素を挙げ
ました。
続いて、県安全・安心まちづくりチーム班長の今泉伊一主幹が登壇し、今年度、「安全・安心まちづくり活動
支援助成金」が交付された団体は県内で71、県北は能代山本8を含む19団体で、全体の約8割が町内会や
地域安全の会、小学校PTAを母体とし、小中学校の「登下校時の見守り、ロックパトロールなどが主な活動
内容になっていると説明しました。
このほか、能代市上町自治会長の能登祐子さんが「安心して暮らせる」と題して体験発表を行いました。
研修会では、阪神淡路大震災の際に、現地で自衛官として救援・救助活動に当たるなど被災地現場での
豊富な経験を基にした防災監の講演を行い、活動の実践的な知識等を得ることができ、地域防災活動の重
要性や自主防災組織の必要性等についての認識、防災組織の指導者としての知識を深めることができまし
た。
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平成17年度婦人消防等指導者研修会が2月6日(月)、7日
(火)の2日間、花巻温泉「ホテル千秋閣」大ホールにて開催さ
れ、婦人防火クラブ員ら約200名が参加しました。
この研修会は、各市町村の婦人消防協力隊(会)、婦人防火ク
ラブ及び幼少年消防クラブの組織の拡充強化及びその資質向
上を図ることを目的としております。
研修では、岩手県総合防災室防災消防担当課長による講演
や、花巻市博物館副館長 高橋信雄氏による講演、岩手県消防
学校校長 小山雄士氏による講演「婦人消防の活動について」
等が行われました。
また、婦人防火クラブ員による活動事例発表も行われ、研修会
の最後に行われた健康講座では健康づくり実技体操を行い、参
加者達の体を解す姿もみられました。その後、手踊り「消防小
唄」が披露されました。
自主防災組織の中核をなす婦人防火クラブ等の民間防火組
織の拡充強化及びその資質向上を図ることを目的に開催した本
研修会は、その成果を充分に達成できました。
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ふれあい茶屋の様子 豊橋市消防本部では、2月19日(日)、向山梅林園で開催する
「うめまつりイベント」に合わせ、「防火ふれあいキャンペーン」を
開催しました。3分咲きの梅でしたが、当日は園内に約2,500人も
の人が集まりました。
本市女性防火クラブ員16名が参加し、住宅用火災警報器の
設置に関するリーフレットを配布し住警器の普及広報と住宅防
火アンケートを実施しました。
消防本部が出店した「ふれあい茶屋」では、500食分のおしるこ
を作ったところ、あたたかさを求めるお客さんで大盛況でした。そ
のおかげで隣に開設した住宅用火災警報器の展示ブースにも
多くの人を集めることができ、身近な話題として関心をもってもら
うことがでました。
女性防火クラブ員による住宅防火アンケート また、当日は本市消防音楽隊の演奏とホワイトシーガルズに
よる演技も会場に花を添え、最後にはアンコールの声も出るほ
どにぎやかで楽しいイベントとなりました。
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住宅用火災警報器展示コーナ
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消防音楽隊とホワイトシーガルズによる
ふれあいコンサート
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3月6日(月)、豊川宝飯女性防火クラブ(新井恵子会長)が防
火広報を兼ねて消防本部管内の老人保健施設へ訪問しました。
これは女性防火クラブ恒例の行事となっていて、毎年、火災予
防運動に合わせ豊川市及び宝飯郡(音羽町、小坂井町、御津
町)内の福祉施設を対象に行っているものです。
当日は、クラブ員14名がクラブの防火ハッピを身にまとい、「銭
太鼓(ぜにたいこ)」と呼ばれる道具を使った踊りや盆踊りなどを
披露し、観覧者とともに楽しいひと時を過ごしました。
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雲南防火委員会では、管内の防火クラブ等相互の連絡・提携
を密にし、防火クラブの健全な発展を図るとともに火災予防思想
の普及に努め、より安全で住みよい地域社会の実現に資するこ
とを目的に、雲南地域女性防火クラブ連絡協議会を14年度に発
足し、毎年視察などの研修会を実施しています。
本年度は、他の消防本部管内の防火クラブ員との意見交換会
を計画し、過日開催しました。この会で、活動の内容や、住宅用
火災警報器の設置推進等について盛んな意見が発表され、大
変有意義なものになりました。
当防火委員会でも、こうした試みは初めてのことで、今後のクラブ活動の活性化につながるものと思いま
す。
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八女消防本部では平成18年3月18日、八女文化会館において
防災講演会を開催しました。
これは、昨年3月20日に発生した福岡県西方沖地震の教訓を
決して風化させないため、住民一人ひとりが常日頃から防災に
対する意識を持ち続け、さらに高めていくために開催したもので
す。
講演会は、講師に福岡県防災アドバイザーの西山洋氏を迎
え、「奥尻島災害派遣の実情と教訓」と題して行い、講師は、「災
害時は普段使えたものが使えず、情報も後から集まってくるもの
であり、そういう中での対応、また、被災者への発言、行動などの細心の気配り、さらに時間を要する復旧、
復興における国や地域、ボランティアなど多くの協力などが重要である」と提言されました。
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上陽町少年消防クラブでは、6年生クラブ員最後の活動となる
春季研修を3月4日(土)上陽町「ふるさとわらべ館」で行いまし
た。
上陽町の歴史を学習した後、「上陽町を自然豊かな彩りの美し
い町へ」を合言葉にわらべ館周辺に100本のつつじの苗木を植
え、まだまだ冷たい風の吹く中で、慣れない手つきでスコップを
使い、100本の植樹を達成しました。
つつじの美しさに、たくさんの人がこの町を訪れることを願っ
て、花が咲くのが待ち遠しいクラブ員達です。
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小雨の降りしきる中、4月23日(日)第38回を迎える「守口市こ
どもまつり」が、守口市淀川河川公園で開催されました。
同まつりのオープニングパレードに消防音楽隊の演奏先導の
もと、そろいのハッピを着た金田幼稚園幼年消防クラブ員約100
名が飾り付けをしたミニ消防車とともに参加し集まった市民に防
火をアピールしました。
また、守口市門真市消防組合では4月1日から職員手作りの消
防ホームページを開設しました。
消防からのお知らせや防災の知識、写真や消防車両を紹介した
コーナーなど職員手作りのホームページです。ご家族の皆さんでお役立てください。
<内容>
防火管理・救命講習会などの案内や休日・夜間の診療機関、応急手当、火災や地震など防災の知識、消
防統計、消防組合の紹介、申請・届出用紙のダウンロードなど
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