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2012年1月

2.新年のご挨拶(消防庁長官 久保氏)

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年頭の辞

消防庁長官 久保 信保

消防庁長官 久保氏
消防庁長官 久保氏
 平成24年の新春を迎えるに当たり、平素から地域の安心・安全を守るため、昼夜を分かたず消防防災活動にご尽力頂いております全国の消防関係者の皆様に謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
 昨年の東日本大震災は、大地震に加え大津波により多くの尊い人命・財産が失われるとともに、今なお収束を見ていない福島第1原子力発電所の事故が発生するなど、未曾有の大災害となりました。
 消防庁といたしましては、地震発生直後から、法制化以来初めてとなる消防庁長官の指示によって緊急消防援助隊を派遣し、岩手・宮城・福島の被災3県を除く、全国44都道府県から総数で3万人を超える隊員による献身的な消防活動を実施して頂きました。
 また、昨年、各地に甚大な被害をもたらした非常に強い台風第12号・第15号等の風水害時にも地元消防機関においては、大変目覚ましい活躍を頂いております。
 さて、近年の社会経済、生活様式等の変化により、災害等の形態も複雑多様化・大規模化の様相を呈しており、消防防災行政を取り巻く環境は大きく変化し、今まで以上に、迅速・的確な対応が求められております。
 消防庁ではこれまでも、緊急消防援助隊の充実強化、消防防災体制の構築等を図って参りましたが、今日の東日本大震災における経験や今後もその発生が懸念される東海、東南海・南海地震あるいは首都直下型地震など大規模地震災害等を踏まえた、更なる消防防災体制の見直し・強化、消防団の活性化、救急・救助の充実・高度化、火災予防・危険物事故防止対策の一層の推進等、各般の施策に積極的に取り組んで参りたいと考えております。
 皆様方におかれましては、ますます我が国の消防防災・危機管理体制の更なる発展と、国民が安心して暮らせる安全な地域づくりのために、より一層のご支援とご協力を頂きますようお願い申し上げます。
 最後になりましたが、被災地の一日も早い復興と皆様方のますますのご健勝とご発展を祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせて頂きます。

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