雲南防火委員会 障子会長による挨拶 雲南防火委員会(会長 障子弘敏消防長)では、6月3日(日)に、(財)日本防火協会共催の「防火クラブ・自主防災組織会長会議」を303人の参加を得て開催しました。
会議に先立ち、防災・危機管理アドバイザー 林 繁幸氏に「災害発生時あなたは自分の身が守れますか?~自分を守り・家族を守り・地域を守る~と題し、土砂災害及び竜巻の発生原因をはじめ、身を守るための対応についてご講演いただきました。折しも、茨城県つくば市で発生した竜巻により、日本全体が多様な災害に不安を抱く中、講演を聴講した各防火クラブ・自主防災組織の皆様には、この講演で知り得たことを、必ず今後地域の防災に活用し、防火・防災の担い手となって、組織の充実強化に努めていただけるものと確信しております。
会議では火災概況の説明、住宅用火災警報器の設置促進広報、普及状況の説明等を行いました。
また、日頃の積極的な活動が認められ、7防火クラブが平成24年度優良防火クラブ表彰を受賞されました。
防災・危機管理アドバイザー 林 繁幸氏
会長表彰受賞クラブ
6月12日、八女郡広川町の区長会において風水害を想定した災害図上訓練が行われました。
訓練には、各行政区長、公民館分館長、衛生班長等77名が参加し11班に分かれて、防災マップの作成と時間雨量60mmの大雨が降ったという想定で自分達が住む町でどういった災害が起こるかを予想し、その時どう対応するかを各班で意見を出し合いました。
広川町では、平成21年に大雨により、土砂災害や浸水被害が発生したこともあり、参加者の防災意識は高く、活発に意見が出されました。
今月8日に福岡県は梅雨入りし、これから大雨が降ることが予想される。八女消防署広川分署の樋口一久分署長は「今回の訓練で得た教訓を町民に広げ、安心・安全なまちづくりに役立ててほしい」と呼び掛けました。