「令和7年度永平寺町総合演習」を実施
出水期を迎えるに当たり、水害が発生した場合、又は発生の虞が生じたときに、消防職団員・町職員・警察・自衛隊・地域住民・その他関係機関が、迅速かつ的確に対応できるよう訓練により連携を強化し、水防活動の総合的な知識及び技術の向上と意識の高揚を図ることを目的として、 (一財)日本防火・防災協会の共催のもと「永平寺町総合演習」を令和7年6月1日(日)に開催しました。


総合演習では、住民参加の土のう作成訓練や、土砂災害による倒壊建物からの救出を想定したチェーンソー取扱訓練、救出された要救助者への応急手当訓練等を実施しました。
その他にも福祉避難所への搬送訓練や、消防・警察・医療機関が連携し、土砂災害を想定した車両救出訓練を行い、実際の災害時を見据えた本格的な訓練となり、関係機関の連携体制の確認と強化が図られました。
また、会場には災害時に活躍する緊急車両の展示コーナーも設けられ、起震車や給水車、排水ポンプ車、トイレカーなどを普段はなかなか目にする機会が少ない車両が並びました。訪れた住民たちは興味深そうに見学し、災害への関心を深める機会となりました。

