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2025年1月

5. 令和5年(1月~12月)における火災の状況(確定値)-総務省消防庁

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総務省消防庁 防災情報室

 令和5年中の火災の状況について、1月から12 月までの確定値を取りまとめましたので、その概要を公表します。
 前年と比較すると、総出火件数、火災による死者数ともに増加しています。


1 総出火件数は38,672 件、前年より2,358 件の増加

 総出火件数は、38,672 件で、前年より2,358 件(6.5%)増加しています。火災種別では、建物火災が807 件増加、林野火災が60 件増加、車両火災が112 件増加、船舶火災が20 件減少、航空機火災が1 件減少、その他火災が1,400 件増加しています。


2 総死者数は1,503 人、前年より51 人の増加

 火災による総死者数は、1,503 人で、前年より51 人(3.5%)増加しています。負傷者数は、5,766 人で、前年より16 人(0.3%)増加しています。


3 住宅火災による死者(放火自殺者等※を除く。)数は1,023 人、前年より51 人の増加

 住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は1,023 人で、前年より51 人(5.2%)増加しています。このうち65 歳以上の高齢者は762 人で、前年より31 人(4.2%)増加し、住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数の74.5%を占めています。
(※ 放火自殺(心中を含む。)者及び放火自殺巻き添え・放火殺人の犠牲者。以下同じ。)


4 出火原因として最も多いのは「たばこ」、次いで「たき火」

 総出火件数38,672 件の出火原因別の内訳は、件数の多い順に、「たばこ」3,498 件(9.0%)、「たき火」3,473 件(9.0%)、「こんろ」2,838 件(7.3%)、「放火」2,495 件(6.5%)、「電気機器」2,205 件(5.7%)となっています。また、「放火」及び「放火の疑い」を合わせると4,111 件(10.6%)となっています。

詳細は消防庁ホームページをご覧ください。(https://www.fdma.go.jp/pressrelease/statistics/

(総務省消防庁HPより)

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