「第35回消防・防災ひろば」を開催
令和6年9月22日(日)に「第35回消防・防災ひろば」を十日町地域消防本部にて開催しました。
今年度は中越大震災から20年目の節目として、(一財)日本防火・防災協会、十日町市役所共催のもと多くの団体の方に参加していただきました。
このイベントは、幼少年期から防火防災に関する体験を親子で行うことにより、家庭での住宅防火意識の高揚を図ることを目的としています。併せて消防活動のPRの場として、地域住民に消防を知ってもらう取組みも行っています。今年も管内の保育園児をはじめ、お子様連れのご家族など地域住民の方から多く来場いただきました。会場では、煙体験、消火器体験、など体験して学べるコーナーのほか、消防車両乗車体験、救急体験、はしご車搭乗など消防活動をPRするコーナーも設けました。
また、十日町市役所、災害救助犬、保健所、良品計画等の方々から防災に関するコーナーを設けていただき、来場者の方には、様々な体験を通して防火防災意識の高揚、消防活動のPRを行うことができました。
今後も、消防・防災ひろばを通して地域住民への防火防災意識の高揚を図るとともに、消防活動の理解とPRを行っていきたいと思います。
「第3回ふれあい消防Kids Day」を開催
山鹿市消防本部
幼少期からの防火防災思想普及を目的として、山鹿市幼少年女性防火委員会と(一財)日本防火・防災協会との共催で、第3回ふれあい消防Kids Dayを令和6年10月7日(月)から16日(水)の間に山鹿市消防本部敷地内で開催しました。
参加希望の市内21園の幼稚園・保育園を7日間に分け、各ブースでの体験を予定していましたが、初日があいにくの雨で中止となり、18園を対象に6日間の開催となってしまいました。また、防火思想の普及啓発に努めている保育園に対し、優良クラブ表彰及び優良クラブ指導者表彰も実施しました。
「煙体験」では、煙が充満しているテント内に入り、濃煙内での安全な避難の仕方を学び、「はしご車試乗」では地上20メートルの高さを体験しました。また、「初期消火体験」では、火災を発見した時の対応の仕方や消火器の取り扱いを学び、実際に訓練用水消火器を使用し消火体験を行いました。「消防車両説明・記念撮影」では、園児全員が職員の説明を真剣に聞き、「番火君とじゃんけん大会」では、元気いっぱいにじゃんけんをして、勝った園児には景品を渡しました。また、参加した園児全員に記念品とジュースを配布しました。
このふれあい消防Kids Dayで楽しく防火防災を学び体験できました。
「初期消火、応急救護研修会」を実施
令和6年10月21日(月)、串本町潮岬地区において、(一財)日本防火・防災協会との共催による初期消火、応急救護研修会を実施しました。
南海トラフ地震による甚大な地震・津波被害が想定されている串本町において、特に到達時間が数分とされている津波対策は深刻な課題です。
ほとんどの地区が沿岸部に近い海抜の低い場所に点在していますが、潮岬地区は、津波の心配のない海抜50mを超える高台にありますが、令和6年能登半島地震の輪島市で発生した大規模火災の状況を踏まえ、今回、地震発災直後の火災初期消火、負傷者の応急手当を体験し、実際の災害時において、適切かつ迅速な行動をとることができるよう、また、防火・防災に関する知識を高めていただくことを目的とした訓練を実施しました。
半島の先端に位置する地理的な特性から、大規模災害に発生すると、道路が寸断されほとんどの集落が孤立するため、人口の2割の住民が暮らす潮岬地域で、地域の防災リーダーの役割を担っていただく各地区長が訓練に参加しました。
見ているだけだと簡単そうにみえる、例えば消火器の操作や三角巾の使い方など、やってみると意外に難しく、実際にさわって、実践してみることの必要性を実感したとの感想が聞かれました。
「防災フェア2024」を開催
下関市消防局
令和6年11月9日(土)に「防災フェア2024」を下関市消防局にて、(一財)日本防火・防災協会、下関市少年婦人防火委員会及び下関市防災協会の共催で開催しました。
防災フェアは、今年で32回目の開催となり、「安全で安心なまちづくり」をスローガンに、防火・防災意識の普及を目的としています。消火競技大会や多くのコーナーを設け、こどもから大人まで防火・防災について学べる体験型の催しとなっており、各消防クラブ員をはじめ一般来場者が多数参加し、楽しく学んでいました。
また、消火競技大会(消火バケツの部)には少年消防クラブ員・女性防火クラブ員も多数参加し、バケツリレーによる消火までの安全性やタイムを競いました。さらに、住宅用火災警報器コーナーでは女性防火クラブ員による普及・啓発活動が行われ、住宅用火災警報器の必要性を広く認識してもらうことができたと考えます。
「令和6年度防火ポスター・防火標語作品展」を実施
東児湯消防組合消防本部
東児湯少年婦人(女性)防火委員会(会長 眞鍋博)は、(一財)日本防火・防災協会との共催で、「令和6年度防火ポスター・防火標語作品展」を令和6年11月2日(土)から15日(金)の間に実施しました。
少年消防クラブ員193名が防火ポスターを作成し、婦人(女性)防火クラブ員521名が防火標語を作成しました。
優秀な作品ばかりでしたが、審査員が厳選して、防火ポスターの部と防火標語の部それぞれ最優秀賞及び優秀賞が決定しました。
作品展は、秋季全国火災予防運動期間中に、木城町民文化祭の会場等で展示し、クラブ員や多くの住民に鑑賞してもらうことができ防火に対する意識の向上の場となりました。
表彰伝達式は、宮崎県東児湯消防組合や都農町立都農南小学校で実施し、宮崎日日新聞社の取材を受けながら行うことができました。
また、防火ポスターの部で最優秀賞作品を公共施設等に掲示するため、広報用ポスターとして業者に作成依頼し掲示したことで、小さな子供から多くの住民の防火に対する意識が高められました。
「2024別府市福祉まつり・市民と消防のつどい」を開催
「2024別府市福祉まつり・市民と消防のつどい」を、令和6年11月17日(日)に(一財)日本防火・防災協会との共催により、大分県別府市の別府公園にて、曇り空の中での開催にもかかわらず約24,000人もの市民の方々が来場しました。
会場入口付近では、別府市防火委員会の女性防火クラブ員及び少年消防クラブ員が防火リーフレットの配布により啓発活動を行いました。
イベント内容は例年どおり消防業務の様々な体験ブースの設置、防災物品や防災食の展示及び販売などを実施し、来場者の方々と防火・防災を通じた交流を深めることができました。
ステージイベントとしては、幼年消防クラブの鼓笛演奏を実施し、防火啓発への思いを来場者に伝えることで、火災予防への意識を持っていただけたと感じました。
この「市民と消防のつどい」を通じ、市民の方々と各クラブ員が身近に接することで、火災予防の普及啓発はもとより、各クラブの活動に対する理解を深めていただくという目標は十分達成できたものと確信しております。