「令和6年度 消防・防災フェスタ~市民と消防のつどい~」を開催
この度、(一財)日本防火・防災協会との共催行事として、「令和6年度消防・防災フェスタ~市民と消防のつどい~」を令和6年11月30日(土)に新宮市立総合体育館にて開催いたしました。
このイベントは、発生が危惧されている南海トラフ地震への備えとして、「いのちを守る知識を次の世代へ」をテーマに、小さな子供から大人までが体験しながら防災について学べるイベントで、防災研修のあとスタンプラリー方式でさまざまな体験型ブースを展開しました。
王子ヶ浜少年消防クラブ活動報告
救急救命体験
防災研修では、少年消防クラブによる活動報告や、令和6年1月1日に発生した能登半島地震において緊急消防援助隊として派遣された当消防本部職員による活動報告、予防課による住宅用火災警報器の重要性と購入補助制度の説明、防災対策課による地震対策の研修が行われました。
体験型ブースでは、煙体験、水消火器による消火体験、救急救命体験、津波避難ゲーム、はしご車体験、消防服で腕立て伏せなど、小さな子供も楽しめるブースもあり、たくさんの方にご来場いただきました。
また、婦人防火クラブによる非常食の炊き出し訓練もあり、同クラブ員の手慣れた手つきで非常食300 食を作成し、来場者に提供していただきました。
津波避難ゲーム
婦人防火クラブによる非常食の炊き出し訓練
来場者からは、活気があって良いイベントだった。子供が喜ぶ防災体験がたくさんできました。非常食も久しぶりに食べましたがおいしかった。津波避難ゲームでは、子供達もゲーム感覚で避難準備に必要な物や、避難路を確認しておく重要性を学べ、感心も持てて、防災の知識が深まり、とても良かった。など多数のお声をいただきました。
地震は防ぐことはできなくても、備えることはできます。
住宅火災は、住宅用火災警報器を設置することで、「早期発見・早期避難」で命を守ることができます。
災害から一人の犠牲者を出さないための対策を学び、防火・防災意識の向上につながる大変有意義なイベントとなりました。
「火災予防に関するポスター募集」を実施
岐阜県 危機管理部消防課
岐阜県少年消防クラブ運営指導協議会は、秋季全国火災予防運動に向けて、県民の火災予防思想の高揚を図り、火災を防止し、火災による死傷者等の発生を防止することを目的として、(一財)日本防火・防災協会との共催で県内の小中学校の児童生徒を対象に火災予防に関するポスター募集を実施しました。
県内各地の281校の小中学校から、5,284点の応募があり、そのうちの53点が県知事賞をはじめとした各賞を受賞しました。
受賞作品は令和6年10月11日(金)から21日(月)までカラフルタウン岐阜にて展示しました。
展示スペースには多数の一般の方々が来訪し、火災予防に関する意識を高めることができたとともに、作品を制作した児童生徒も、制作を通じて火災予防について考えるきっかけとなりました。