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2005年12月

8.住宅用火災警報器の普及啓発に向けて、各地で婦人防火クラブ員研修会を開催

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神奈川県 横須賀市消防局

 横須賀市婦⼈防⽕クラブ運営協議会では、11⽉2⽇(⽔)ヴェ ルクよこすかにおいて「クラブ結成25周年記念⼤会」を、財団法⼈⽇本防⽕協会の共催により開催しました。
 第1部の式典では、横須賀市⻑から家庭防⽕・防災活動に対 し、16のクラブに感謝状を贈呈するとともに、運営協議会会 ⻑が「家庭、地域から⽕災を出さない」などの安全宣⾔を⾏ い、より⼀層の活動について⼼新たに誓いました。
 第2部では、基調講演として「地域との連携による家庭防 ⽕・防災の推進」と題し、㈱防災&情報研究所 代表 ⾼梨成 ⼦⽒を講師に招き、住宅防⽕の推進に関する講演を開催しました。
 また、消防法改正により住宅⽤⽕災警報器等の設置が義務化され、婦⼈防⽕クラブ員を通じた市⺠ 啓発活動を展開するため、(財)⽇本防⽕協会の⽕災警報器PRハンドブック(ダイジェスト版)の 配布、並びに住宅⽤⽕災警報器の展⽰コーナーを設けました。

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福井県 福井県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会

 福井県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会では、(財)⽇本防⽕協会 との共催により、去る11⽉19⽇(⼟)、福井市防災セン ターにおいて「福井県婦⼈防⽕クラブ連絡協議会設⽴20周年 記念⼤会」を開催しました。
 飯島福井県副知事、松崎福井県議会議⻑、梅次(財)⽇本防⽕ 協会総務部⻑、福井県選出国会議員、福井県消防⻑会⻑をはじ めとする県内各消防関係者など多数の⽅々の御臨席をいただ き、会場は約500⼈の揃いの法被姿の婦⼈防⽕クラブ員で満 員となりました。
 はじめに、⼩川英⼦会⻑から、昭和60年の設⽴以来、県内の婦⼈防⽕クラブおよび婦⼈消防隊の 育成強化に尽⼒された3名の歴代会⻑に感謝状を贈呈し、続いて、清⽔町婦⼈防クラブの⼩林会⻑が ⽇頃の活動と第17回全国⼥性消防操法⼤会に出場した経験を、また、河和⽥地区婦⼈防⽕クラブの 杉本前会⻑が平成16年7⽉に発⽣した福井豪⾬での活動を発表しました。
 そして、今後の婦⼈防⽕クラブは、防⽕だけでなく防災⾯に おいても地域での役割を担い、安全で魅⼒ある郷⼟づくりに全 ⼒を傾けていかなければならないとの⼤会宣⾔が、満場⼀致の 拍⼿で承認されました。
 また、引き続いて、京都府⽴⼤学⼈間環境学部⽔野弘之教授 を迎え、「住宅防⽕・地域防災〜⼥性のエネルギーを活かした 地域づくり」と題し、住宅⽤⽕災警報器の有効性や防災まちづ くりにおけるコミュニティや⼥性の役割などについて講演をい ただきました。
 最後に、福井地区消防⾳楽隊、丸岡消防⽕防太⿎の皆さんがそれぞれ演奏を披露し、会場は賑やか なムードに包まれました。
 近年、福井県をはじめ全国、世界で、豪⾬、地震やテロ攻撃などの⼤規模な災害が頻発しており、 ⾃分たちの回りでは、⽕災だけでなくこのような災害がいつ発⽣してもおかしくない状況にあること から、クラブ員たちは、これまでの防⽕活動はもちろん、防災⾯でも⼥性のパワーを発揮して地域活 動に励むよう決意を新たにした⼤会でした。

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住宅⽤防災機器等モニター事業により管内の地区を指定して、⾼齢者世帯に設置

設置機種
住宅⽤⽕災警報器(煙感知式)

設置をした基準
・ ⼀⼈暮らし⾼齢者(65歳以上)世帯
・ ⾼齢者65歳以上のみ世帯
・ ⾼齢者65歳以上と同居世帯の⼀部

平成10年度事業 80世帯(北荷頃地区)地区全世帯数309
平成11年度事業 110世帯(栃堀地区) 地区全世帯数274

・ 以上2地区に消防団の協⼒により設置する。
・ 維持管理(電池交換)については個⼈にお願いする。
※ 現在のところ、設置世帯からの感知事例及び⽕災発⽣事例はありません。
※ 設置後のトラブルは、電池切れによるピー⾳発信程度です。

住宅⽤防災機器等普及促進事業における住宅防⽕地⽅展⽰会⽀援事業
交付物件
・ 住宅⽤⽕災警報器各種
・ 住宅⽤消⽕装置及び消⽕器
・ 安全調理器具、暖房機
・ 防炎製品各種
・ 普及促進⽤説明パネル各種

以上の物件が平成15年度に交付され活⽤している。
・ 毎年⼀回、防⽕防災展を開催し展⽰
・ 防⽕講習時に展⽰し説明
今後の課題として、婦⼈防⽕クラブでの啓発活動をお願いするように検討しています。

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