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2006年1月

2.(財)日本防火協会常務理事新春ご挨拶

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財団法人 日本防火協会
常務理事 馬瀬 寛


(財)日本防火協会
馬瀬寛 常務理事
 読者の皆様、明けましておめでとうございます。
 とは申せ、暖冬予想も一転して厳冬とのこと、年末から各地 で記録的な積雪が伝えられ、JR羽越線事故等各地の豪雪被害 が拡大する中で厳しい初春を迎えました。
 また、新潟中越地震災害・豪雨災害など被災地の皆様には、 仮設住宅や避難先で新年を迎えられた方々も多数おられます。  被災者の皆様、対応に当たっておられる消防関係者の皆様 に、心からのお見舞いを申し上げます。
 さて、私は、この1月1日付けを持ちまして当協会常務理事 を拝命いたしました。
 婦人防火クラブを始め幼少年消防クラブなど地域の自発的な防火・防災活動につきましては、かね てより敬意を持って仄聞いたしておりました。
 図らずも各地でご活躍の皆様と共に安心安全な地域づくりのお手伝いが出来ますことは私の大きな 喜びでありますが、何分にも関係者の皆様の現地におきます仔細な取り組み等の状況を知ることが肝 要と存じますので、上京の折には是非お立ち寄り頂き、ご教示願えれば幸甚に存じます。
 どうぞ前任の小林弘明氏同様ご指導・ご協力の程よろしくお 願いいたします。
 当協会といたしましても、改めて企業防火・住宅防火という 当協会設立の理念を肝に銘じ、防火管理講習機関として一層の 講習事業の推進、講習用教材の整備等に力を注ぐと共に住宅防 火の推進の重点として個人住宅への住宅用火災警報器設置に係 る条例の整備が終了する本年6月を見据え、とくに婦人防火ク ラブの皆様にその普及啓発にまい進して頂くよう旧年に増して 様々なツールの提供、財政支援に努力を傾注して参りたいと存 じます。
 そういう意味におきましても、このネットニュース、メール マガジンは、私どもと全国各地でご活躍の皆様とを結ぶ情報交 換の場であり、私どもも充実した、タイムリーな情報提供にさ らに努めて参りますので今後ともご活用頂きたいと存じます。
 末筆ながら、厳しい財政状況の下、日夜地域の防火・防災対 策に携わっておられる皆様に改めて深く敬意を表しますと共に 皆様のご健康、ご多幸をお祈り申し上げ、新年のご挨拶旁々就 任のご報告とさせて頂きます。

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