平成17年9月4日(日)、直島町婦人防火クラブでは、讃岐地
区広域消防本部より野村救命士・長尾救命士の2名を講師にお
迎えして救急講習会を行いました。当日は、防火クラブ員32
名が参加して、心肺蘇生法の流れ・止血・AEDの使い方につ
いて学びました。
受講生は、座学の後、2名1組に分かれて実技を行い講習会
終了後には、全員に修了証が交付されました。広域消防を持た
ない、離島である直島町においてはとても大切講習で有意義な
一日になりました。
沼津市まどか女性防火クラブ会長 鈴木博子
「あなたは大切な人の命を救う事が出来ますか!」
平成17年12月9日(金)今年2回目の救急講習会を全クラブ員
を対象に行いました。
25年前「我が家からは絶対に火を出さないように」をスロ
ーガンに25名で発足した「沼津市まどか女性防火クラブ」
も、現在は87名になり、その中で私を含め5名が応急手当指導
員の資格を取得しており、年間活動事業計画による年2回の心
肺蘇生法の講習を行いました。
一般市民でも講習なしで使えるAED(自動体外式除細動器)の
講習は昨年度から導入され、クラブ員にもいち早く講習を致しましたが、「心肺蘇生法は、何十年も
習っていても自信がない…」と言うクラブ員が多く、またAEDが導入された時、「手渡されたらま
ず、スイッチを入れて、それからガイダンスを良く聞いてね」という呼びかけにも「テレビみたいに
なったらどうしよう。感電するの?前のAED講習忘れちゃった!」など、様々な意見が聞かれまし
た。
講義よりも実践、繰り返しの積み重ねで体で覚えるように教えています。
挙上法にも、頭部後屈あご先挙上・下顎挙上など、その場の状況判断は難しいのですが、勇気を持っ
て大切な家族の命を助けるために、とっさの判断の基になる知識を養っていただくために、微力なが
ら私達の英知や知識を、沼津市民に一生懸命指導致しております。
「まどか女性防火クラブ」の来年の講習は「普通救命講習
2」を行いたいと思っています。講習後には、効果測定や筆記
試験も盛り込み、受講クラブ員は大変ですが、「指導員は、甘
い飴玉を持っているから大丈夫よ、落とす試験ではないので、
精一杯頑張って自分の財産の1つにして下さい」等、飴と鞭を
与えようと思っています。
クラブ員の中にも、3名普 及員の資格を持っており、その方
達が指導員を目指して前進し、私達の後を引き継ぎ、指導員と
いう橋を一つひとつ架けていきたいと思いますが、相手にその
橋が架からなかったり、架けても橋としての機能を果たせなかったりすると思います。
けれども、「人の命を救うために、また、自分の命を救ってもらうために」命の大切 さや重要性を
認識して、女性の火災科学教育に一歩前進の心で普及員が増える事を願ってやみません。
今治市婦人防火クラブ連絡協議会(村上正子会長)では、以前より応急手当講習会に取り組んで来
ましたが、(財)日本防火協会より、平成17年度「婦人防火クラブ員救急講習会」実施市町村の選定
を受け、9月16日(金)桜井地区33名、9月29日(木)別宮地区33名、10月5日(水)朝倉・大西地
区34名により心肺蘇生法・止血法及びAEDの取り扱い講習会を開催しました。
参加者全員が真剣に講習内容に取り組み、「救命率の向上を目指そう」を合い言葉に有意義な講習
会になりました。
別宮地区婦人防火クラブ
応急手当の重要性と必要性をわかりやすく説明する、石川救命
士の講義を、真剣な眼差しで聞いています。
(財)日本防火協会から水村 昇様と(財)救急振興財団か
ら吉田 一宏様のご出席をいただき一段と引き締まった講習会
となりました。
朝倉・大西地区婦人防火クラブ
今治方面隊女性消防団員 (普及 員)による心肺蘇生法の流れ
と展示説明を受けた後 、4班に別れて心肺蘇生法の実技練習
と効果測定を行い全員に修了証が交付されました。
桜井地区婦人防火クラブ
AEDの取り扱い講習のようす。今治市でも公共施設で多数の
人が集まる所や学校関係にAEDを設置する動きがあります。
愛媛県婦人防火クラブ連絡協議会
毛利 美恵子会長のご出席をいただきました。